AQUOS R9との比較でみるとSoCは据え置きのSnapdragon 7+ Gen 3 です。現時点ではミドルハイクラスになるのかな。AQUOS シリーズだと過剰なスペックを求めるユーザーはほとんどいないと思いますがキャリアでは一般ユーザーに人気のある機種だと思われます。想定価格はROM 256GB版で10万前後と言われてます。この価格帯ですと購入を検討されているスマホユーザーさんの商品知識は豊富だと思われますので気になるポイントだけに絞っていきます。
カメラで上位機種になるAQUOS R9 Pro に採用されている室内照明下による色合い調整をするスペクトラムセンサーを搭載しています。他の機能面での向上について。
液晶が明るくなった。
ROM 512GB版がある。
フルメタルステレオスピーカーを搭載。
があります。また、前機種になるAQUOS R9 販売価格も気になるところで性能の違いは事前に確認しておくことをお勧めします。
スマホユーザーのアンケートなどではスマホを4~5年は使い続けたいという回答が多いらしいです。重いゲーム用途などではタイトル側で必要仕様要件が変更されることもあるので、そこはなんとも言えませんが耐久性とあわせてOSアップデートや保証状況などを含めての利用環境となります。スペックでは近い将来も見すえてスペックのマージンを確保しておきたいところですが、こればかりはハッキリとしたことは言えないかもしれませんね。
Snapdragon 7+ Gen 3 はAnTuTu V10 ベンチマークスコアだと、Snapdragon 8s Gen 3 よりCPUとGPUで10000~15000ぐらい下回るスコアになっています。価格的にどれぐらいの差があるかはわかりませんが、ミドルハイクラスになれば発熱問題もでてくるかもしれないので用途にもよりますが使い勝手がいいのかどうかは使用してみないとわからないところです。
価格対性能比でみると物価が高くなっていますので、Snapdragon 7+ Gen 3 の据え置きはAQUOS R9への注目度があがることになると思いますが、目的にあった性能なのかどうかで決定するところなので3年後もスペック的に不満がでなければクリアしたとみていいのかもしれません。必要最小限のスペックに絞り込みすぎると高級感もなく総合的に不満のでやすい機種を手にすることになりますので注意は必要です。