2016年11月11日金曜日

SIMフリーZenFone2 Laser(ZE500KL)を1年以上使ってみての評価

 2015年9月にIIJmioサプライで、ZenFone2 Laser(ZE500KL)を導入しました。最近のFOTAアップデートで、Android 6.0にななるとともに、au VoLTEとドコモのマルチキャリア対応にもなって製品寿命が伸びました。価格では、2度の値下がりがあって、19,224円(税込、ASUS ZenFone Shop価格)になっています。

 筆者は導入してから1年以上になりますが、IIJmioみおふぉんでの運用なので、ほとんど待ち受けにしか使っていない状況です。ZenFone2 Laserは、前機種ZenFone5のカメラを強化したマイナーチェンジ版といったところでしょうか。ボディーが頑丈そうではないので、ケースを使いたいのですがキャリアスマホとは違い格安スマホにありがちなアクセサリ不足がたたって、クリアケースぐらいしか選択肢がありません。背面がラウンド形状なので、汎用型手帳型ケースが使えるのかどうか試していません。先月、強化ガラスフィルムを貼って以前よりも手にする機会が増えました。
 タッチパネルの操作性には、問題はないのですが音質は、あまり良くないと言えます。音声通話には問題ないと思いますが、動画再生や音楽などイヤホンでも、ややシャカシャカした音質になります。音質こだわり派にはどうなのかと思ってしまいますが、一般的には気にならない程度ですかね。
 ASUSの新スマホ ZenFone3シリーズが発売されていますので、ZenFone 2 Laserは流通在庫のみの状況なのかもしれませんが、価格からみると富士通のSIMフリーマルチキャリア対応のarrows M03の前機種M02がmineoで、24,000円に値下げされたこともあって、おサイフケータイや防水などの機能を優先させるとなると、M02を選ぶことになります。それらが必要なく価格を優先したいと言うことであれば、数千円のコストカットをZenFone2 Laserですることができますが、メイン機が欲しいということであれば、筆者ならM02を選びます。サブ機であれば、同じASUSで、5.5インチのZenFone Goも1万円台後半でありますね。こちらも、マルチキャリア対応ですが、Android 6.0へのアップデートが配信されているかは未確認状態です。
 Laserは、おサイフケータイや防水・防じん機能はありませんが、カメラ性能も1300万画素で、バッテリー持ちも待ち受けのみであれば、1日以上は持ってくれますので通話用としても充分使える端末だと筆者は思っています。