2016年11月21日月曜日

Windows 10 Mobile端末事情

 Windows 10 Mobileを使ってみたいのもあって、Windows 10 Mobile端末をDiginnos Mobile DG-W10Mと続けて、MADOSMA Q501を導入しましたが結論からいうと必要なかったかもしれないと言えます。アプリの種類が少なく、Googleサービスのアプリがないということもあって、いままで、Googleが提供しているサービスを利用してきたユーザーにとっては、EdgeというWebブラウザで対応しなくてはならなくなります。また、Amazonユーザーの筆者は、Kindle(海外仕様のみ有り)が欲しいところです。
 今回導入したWindows 10 MobileのSIMフリー端末は、どちらもPCショップの製品で、価格も1万円前後になっており、5インチ液晶のものです。

 SoCは、Diginnos Mobile DG-W10Gがクアルコム社のSnapdragon 210で、MADOSMA Q501は、同社のSnapdarogon 410です。DG-W10Mをはじめに導入したのですが、SoCがクアッドコア 1.1GHzで、RAMが1GBだったので動作に不安を感じていました。しかし、ストレスになるほどのものではなかったです。動作については、たまにフォトが更新できなかったり、キーボードが表示されなかったりします。液晶は、格安スマホにありがちな色合いに難もなかったので気に入って使っていますが、バッテリー持ちがいいとは言えず、バッテリー持ちがいいと言われているMADOSMA Q501を導入しました。手持ちのAndroidの格安スマホでは、テザリング機能でPCとの相性があるのか、なかなか接続ができなかったので、価格が1万円前後でSnapdragonを搭載しているWindows 10 Mobile端末に目をつけていました。消費電力の大きいテザリング機能を使うと、すぐにバッテリー切れになってしまうものは使いたくなかったので、渋々Q501を導入したわけです。
 Windows 10 Mobile端末を検討する場合、ドコモの法人向けとして販売しているVAIO Phone Bizから考えるのが、ドコモの通信試験の検証をパスしているわけですから妥当だと言えます。しかし、IP電話アプリがないので、一般ユーザーにとってメインのスマホとしては使いたくない端末と思われても仕方がない面があります。Q501のバッテリー持ちのことを忘れていましたが、メインで使えると思います。テザリング機能を使用すると消費電力が大きくなるので、あまりバッテリー持ちがいいとは思えませんでしたが、Wi-Fiだけにしてのスリープ状態でしたら数日は持つのではないかと思います。
 いろいろWindows 10 Mobile端末事情について言いましたが、Android端末を使っている環境での話であって、Windows 10 Mobileからスマホをはじめるというのは、Android端末を使い込んでいるだけに正直かなりきついと思えます。筆者は、Andorid端末を試してみた上で、個人的に必要なものがWindows 10 Mobileでも済みそうなのでシンプルな使い方ならいけるのかも的な話なだけです。やはり、アプリの少なさがかなり使い勝手に影響してきます。通話メインでシンプルな使い方なら、ガラケーでいいわけで、スマホを使うメリットはほとんどないのかもしれないですね。