2016年11月26日土曜日

IIJmioふおふぉんをMCJ SIMフリーMADOSMA Q501(Win 10 Mobile)で試験運用をはじめました

 IIJmioみおふぉんをMADOSMA Q501に試験運用することにしたので、それまで運用していたASUS SIMフリーZenFone2 Laser ZE500KLからSIMカード抜いて、Q501に入れました。ちなみに、この2機種のSoCはどちらもクアルコム社のSnapdragon 410と同じものが採用されています。
左がZenFone2 Laser、右がMADOSMA Q501

  端末の電源を切り、背面カバーを外して、SIMカードを丁寧に移しました。MADOSMA Q501の電源を入れると次のような画面が開きます。
携帯ネットワーク接続プロファイルの選択

 ここで、IIJmioを選択しますが、なかなかLTE接続できないで時間がかかるようでしたら、1度電源を切り再び電源を入れると、すぐにLTE接続してくれます。たぶん、そのままでも時間をおけばLTE接続になるのかもしれませんが、試したことはありません。
 IIJmioみおふぉんをWindows 10 Mobile端末で試験運用することにした理由は、「Dialer for みおふぉんダイヤル」アプリがあったからで、このアプリからみふぉんダイヤルができるので手間をかけずにプレフィックスの電話番号がかけられます。このアプリは不思議なことに、たまたまなのかもしれませんが、同じWindows 10 Mobile端末のDiginnos Mobile DG-W10Mでは、ストアでみつけられませんでした。
MADOSMA Q501にインストールしたDialer for みおふぉんダイヤル
 このアプリで、IIJmioふおふぉんから発信を確認して設定を完了しました。MADOSMA Q501はバッテリー持ちが良いという評判だったので導入しましたが、テザリング機能など消費電力が大きい使い方をすれば、1日は持ちません。待ち受けメインですと、1日以上(数日かな)は持つと思います。バッテリーの持ちについては、先のZenFone2 Laserとほぼ同じ印象ですね。同じ5インチ液晶搭載で、SoCも同じですから、バッテリー容量に若干の差があるものの感覚的には、ほとんど同じです。機内モードで、Wi-Fi接続のままスリープさせていれば数日後でもバッテリー切れにはなっていないと思います。しかし、期待するほど持つという感じではないです。
 去年、発売されたMJC MADOSMA Q501は、Windows Phoneとして国内では4年ぶりに発売されたSIMフリー端末です。現在、Q501の上位機種ともいえるQ601が今年発売され、Q501も値下がりがあり、価格が1万円台になっています。Windows 10 Mobileはアプリが少なくIP電話が使えない状況ですが、待ち受けメインでシンプルに使う分にはSNSのアプリはありますし、手ごろな端末にも思えます。
 格安スマホとしてみると、1万円台前半の価格でバッテリー持ちがQ501ぐらいあれば、バッテリー持ちについて実用域の性能で及第点だと言えます。この価格帯の格安スマホのほとんどがバッテリー持ちで苦労することが多いです。
 Windows 10 Mobleは、アプリの少なさもあって発展途上ともいえるものなので、様々なアプリやゲームを楽しみたいというユーザーには現時点では、まったく不向きな端末だと言えます。


 ちなみにMCJ MADOSMA Q501のボディーカラーは、ホワイトのみですが、別売りでブルーとオレンジのカラーカバー(バックカバー)があります。