2014年10月30日木曜日

Amazonタブレット Kindle Fire HD 7 のUIは使いづらい

 Amazonは、新しいタブレット「Fire HD 6」を低価格でカメラ(200万画素)とマイクをつけて競合する低価格タブレットをけん制できうるデバイスになったと言える。しかし、ハード面では優秀なのだが、UIなどは、まだ行き届いているとはいえず使いづらいところがある。
 Fire HD のUI(スライダー表示)はとても使いづらい、並びは使った順に、電子書籍やアプリのアイコンが時系列で並び混在している。電子書籍とアプリは別々に表示してもいいところだろう。これはAmazonタブレットが多機能を意識した設計になっておらず操作性が低い要因になっている。見た目も時代遅れとのものだと言わざるおえない。まず、ここを改善しないことには使いづらくて仕方がないのだ。
 それと筆者には、標準ブラウザの「Silk」の読み込みの遅さに、かなり辟易としている。これは、高速にする為に、OSを含めて改良できるところなので早急にしてもらいたいところだ。最後に、Amazonアプリは、もっとアプリ提供側に働きかけて、Android タブレットに近い使い方にできるようにしないと、電子書籍だけでは先細りになる。いまは、この価格帯にライバルになるほどの競合するタブレット製品が少ないことで、注目されているというところだと思える。今回の「Fire HD 6」は、7インチディスプレイを離れて、ポケットサイズにする英断をみせたが、機能面での充実度が現在のままだと、かなりマズイと思える。
 Amazonタブレットは、Amazonの電子書籍を利用する上で、大変便利。必需品ともいえる機能があるし、標準ブラウザ以外は、速度も速い方だと思える。いまの「Kindle Fire HD 7」が使えなくなっても、「Fire HD 6」を用意すればいいという状況は、Amazonユーザにとって好ましいと思える。ここは評価したいところだ。