2015年2月27日金曜日

大手キャリアから格安SIMに乗り換え 格安スマホとdocomo 3G端末との比較

 大手キャリアから格安スマホを導入して、月々の通信費をおさえたい諸兄が多くいらっしゃるということで、シミュレーション形式で気になることをまとめています。
 今回、docomo 3G端末 富士通のF-11Dをもとに考えてみます。これを格安スマホと比較してみると、まず気になるのが「防水・防塵」機能の有無です。日常シーンで、わかりやすくいうと、飲み物とスマホを持っていて、話に夢中になりスマホを持ちかえようとしたら、飲み物をスマホにかけてしまうということは考えてみれば、ありそうなことですし、水仕事中に近くにきた子どもがスマホに触れて、シンクの中にスマホが落ちてしまったということを考えれば、「防水・防塵」機能が必要なものだということがわかります。
 F-11Dは、2012年に発売された3G端末スマホです。LTEに対応していないエントリーモデルにあたるものですが、「防水・防塵」機能を備えています。防水であることで日常使う上でトラブルになりにくいと言えるでしょう。安心して使えます。
 また、通信機能について同じdocomo端末で海外製のものと、コンビニのWi-Fiで試したところ、コンビニから離れて通信できる距離を比べてみたところ富士通のF-11Dの方が優れていることがわかりました。LTEが使える端末だとしても、通信機能が低いのでは使い物にならないということを踏まえると、富士通のF-11Dで格安SIMを試してみていいのではないかと思えたわけです。
 ここで、docomo端末でLTE対応の「白ロム」を思いつく方もいらっしゃるかと思いますが、スマホには製造番号が1台づつあり、大手キャリアでは識別可能だと思われます。白ロムというのは、言ってしまえば他人名義のスマホですから、大手キャリアでネットワーク利用制限をかけられてしまっては、事情を説明してネットワーク利用制限を解除してもらうことは理屈上不可能に近いのが現実です。他人名義のスマホは使わないようにした方がいいので、スマホ購入の際には正規の販売を利用するようにして安全を確保する必要があります。
 話がそれましたが、大手キャリアで使っていたスマホをそのまま格安SIMで使うというやり方が格安スマホを吟味する手間もかからず、格安SIMとdocomo端末の組み合わせでは使えないテザリング機能を必要としないのならdocomoの端末を使っていた方がいいだろうという結論にたどり着く方々が多いのではないかと思います。