2015年2月28日土曜日

大手キャリアから格安SIMに乗り換え LTE対応端末

 大手キャリアから格安SIMに乗り換えて、月々の通信費を削減しようと考えるまではいいのですが、格安スマホとセット販売以外で揃えてるとなると、かなり骨の折れる仕事になります。
 筆者は、Android端末に興味を持って3G端末に格安SIMを導入したのですが、LTEへの関心が高まり、テザリングができないdocomo端末はあきらめて、USB通信データカードでLTE接続させて利用したという経緯があります。大手キャリアでスマホを使っていたとなるとLTE回線が高速であることを肌で感じているので、格安SIMに乗り換えるしても3G回線のみで利用することは考えていないと思います。
 格安SIMになってもLTE対応端末を使いたいということになると、SIMフリーのLTE端末の機種は限られてきますので、好きなものを選べないという状況だと思います。去年、国内で発売されたASUS(台湾メーカー) ZenFone5は、RAM 2GBで注目を集めましたが、もともとはPCユーザから注目されているパソコンメーカーです。海外製格安スマホが途上国を中心に市場を席巻している現状をみるにSIMフリーLTE対応スマホを国内メーカーが積極的発売するというのは期待できないのかもしれません。
 しかし、今年の5月にSIMロックの解除の義務化というのが行われます。実際に、大手キャリアからSIMフリーLTEスマホが販売されるのか注目されてます。なにかしらの変化は期待できますが、スマホの本体価格が実質値上がるのではかという憶測が飛び交っている状況です。
 大手キャリアから格安SIMに乗り換える際に、やはりLTE対応スマホの供給ができていないと安心して乗り換えられないというのが大方の考えではないでしょうか。
 筆者は、docomo 3G端末で格安SIMに乗り換えるというシミュレーションやってみようと考えていましたが、それは少々ズレた考えであって、LTE対応スマホを使うことを前提にしたシミュレーションをしないとあまり意味がないのかもしれないと今になって思います。個人的な事情からみれば、格安SIM(MVNO)のOCNモバイルONEを使っている3G端末タブレットFonepad 7(ME372CG)をLTE対応タブレットに替える方が優先順位が高いと思えてきました。なぜ、スマホではないのかといえば、タブレットのバッテリー容量の方が比較的大きいからということになります。価格からみてもスマホよりタブレットの方がいいかなっと思っています。
 いまのところ国産SIMフリースマホは、ほとんどが格安SIMとのセット販売なので、SIMフリーのスマホだけを自由に選んで購入するようにはなっていません。そうなるには、まだまだ時間がかかりそうだと思えます。今年の秋口までには、今よりも良くなっていて欲しいと思っています。