2015年6月24日水曜日

10,681円のSIMフリー クアッドコア 1.2GHz SoC搭載の格安スマホ covia FLEAZ F4s+(3G端末)

 4インチIPS液晶(WVGA)搭載のcovia FLEAZ F4s+は、2015年に発売されたFLEAZ F4sの後継機にあたります。この価格ながらSoCがクアッドコア 1.2GHz、RAM 1GB、ROM 8GBという標準的なスペックになっており、一般ユーザでも気軽に使える仕様になっています。OSは、Android 4.4 KitKat。
2014年に発売されたFLEAZ F4sの後継機 FLEAZ F4s+
 
covia SIMフリー スマートフォン FLEAZ F4s+ ( Android4.4 / 4inch WVGA / 標準SIM / microSIM / デュアルSIMスロット / 1GB / 8GB ) CP-F40S/8G 
  
 この格安スマホは、Amazonではベストセラー1位になったりしています。コストパフォーマンスからみて、ほぼ1万円でSoC クアッドコア 1.2GHzであるということが大きなポイントになるかと思います。3G端末で、LTEには対応していませんが、3Mbpsぐらいのデータ通信速度が確保できれば、動画再生にも使えます。
 しかし、この価格ですからカメラが固定焦点式の200万画素で、インカメラも30万画素です。鮮明な画像を撮影するには、別にデジタルカメラを使うかカメラ性能の良いスマホが必要になります。バッテリーは、1,350mAhです。外出時(充電できない環境)での使い方には工夫が必要です。
 クアッドコア 1.2GHzは、Qualcomm製でもMediatek製でもありません。(メーカーサイトにもどこ製かは表記がないので、ここでも伏せておきます)しかし、FLEAZ F4s+がクアッドコア SoCであることでの存在感は大きなもので、この価格帯で注目されているデュアルコア格安スマホは、国内市場ではPolaroid pigu(いまのところRAM 512MB版しかない)ぐらいです。それもNTTコムストアのセールで、5,000円になったりすることで注目されているわけです。
 セット販売になりますが、2015年4月に発売された価格10,800円(格安SIM含)の5インチフルワイド液晶(854×480)搭載のgooのスマホ g01(グーマルイチ)ZET製「Blade L3」を参考までにあげておきます。g01のスペックは、SoC MediaTek MT6582M クアッドコア 1.3GHz、アウトカメラ 500万画素(インカメラ200万画素)で、Covia F4s+よりも優れています。液晶タイプはTFTで、F4s+のIPS液晶とは異なります。いずれにせよg01(Blade L3)は、セット販売のみなので、すでに格安SIMを使っている筆者のようなユーザにとっては、残念ですね。