2015年6月19日金曜日

【格安SIM】(MVNO)2015年3月末実績(MM総研)326万回線

 2015年3月末実績(MM総研)では、1位 OCNモバイルONE(NTTコミュニケーションズ)、2位 IIJmio、3位 BIGLOBE LTE/3G(ビッグローブ)、4位 b-mobile(日本通信)で、4位まででシェアの過半数を占めています。
 BIGLOBE LTE/3G(ビッグローブ)が3位に浮上する躍進をみせたところに目がいきました。総務省があげていた数字が確か310万だと思いましたが、この時点ですでに達成しているということになります。[訂正]総務省があげている数字は、1500万契約でした。ただし、契約内容については確認していないので、MM総研の統計と同じものかは、わかりません。
 今後、格安SIMは一般ユーザを獲得するために、サポートや端末保証などのサービスを充実させていくのではないかと思います。また、音声品質が高いVoLTEへの対応や音声通話料金を安くしたサービスで、さらなる新規ユーザの獲得が見込めるのではないかと思われます。そうなってくると、10円/30秒と通話料金の安い「みおふぉんダイヤル」のあるIIJmioにアドバンテージがあるのかもしれません。


IIJ IIJmio SIM 音声通話 パック みおふぉん IM-B043

 1位から4位までの格安SIMは、NTTドコモの回線を借り受けて通信サービスを提供しています。無線(ワイヤレス)なので、わかりにくいですが、帯域という回線の規模があり、大きい規模で回線を借り受けていないと、契約しているユーザがこぞって使用するとデータ通信速度が落ちるという現象が発生します。こうしたことを避けるには、余裕をもって回線を借りている必要があります。格安SIMを導入したいということであれば、格安SIMのシェアが大きく資金的にも大きい規模で回線を借りているシェア上位の4社であれば、大きく速度が落ちるなどのトラブルを回避できるのではと考えているので、この4社の中から格安SIMを選ぶというのもひとつの選択理由になるかと思われますね。