2016年1月14日木曜日

【格安SIM】IIJmio音声通話機能付みおふぉん用のスマホを考えてみる

 去年9月にIIJmioの音声通話機能付みおふぉんをASUSのSIMフリースマホZenFone2 Laserの端末セットで導入しました。みおふぉんは、プレフィックスといわれる通話料金(10円/30秒)の安い通話サービスで、申し込み手続き無しで利用できます。(専用アプリが必要)3G回線での通話なので今までと同じ様に通話ができます。

 さて、IIJmioを使っているZenFone2 Laserなんですが筆者はいまのところ使いこなしてはいません。いろいろ便利な機能があり使いやすいと思いますが、ボディーが弱いようなのでラフに扱わないように気を使っています。ZenFoneも競合するSIMフリースマホが登場する中で、以前のような独壇場とまではいかないくなってきたと思います。マルチキャリア対応の富士通SIMフリーarrows M02も登場して、普段使いするならおサイフケータイもあってタフネス仕様のこちらをユーザーは選ぶと思います。スペックでは、メインカメラが約810万画素で、ZenFone2 Laserの1300万画素には劣りますが、総合的にみると使い勝手が良そうなarrows M02に分があります。
ASUS ZenFone2 Laser

 IIJmioみおふぉんを使うのにドコモスマホの中古(白ロム)を利用するという手もありますが、ドコモのスマホは独自仕様なので、SIMロックを解除しても格安SIMではテザリング機能が使えないので、筆者の用途には適さないわけです。テザリング機能が必要ないなら筆者は間違いなくドコモスマホを利用している思います。同じドコモの電波を利用する格安SIMですから、ドコモの検証を受けている端末というのは信頼できると思います。
 SIMフリーarrows M02も良い端末なんですが、Andoroid 5.1というところで最新OS Android 6.0がすでに登場している状況でもありますし、筆者としてはM02の変貌振りをみるとM02の後継機はさらに凄いことになるじゃないかという期待もあって、ここは踏みとどまって考えた方がいいかもしれないというのが筆者の大勢になってきています。

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 MOTOROLAのSIMフリースマホ Moto G (第3世代)が、去年12月21日にNTTレゾナントから発売されました。こちらは防水対応で、おサイフケータイはないもののAndroid 6.0にシステムアップデートする予定(1月)です。最新OSに対応するという点には魅力を感じますし、MOTOROLAの端末ということで通信機能などには信頼性が他の中国製SIMフリースマホよりかは高いです。ただし、国内の周波数帯800MHzには対応していません。800MHzは山間部をピンポイントでカバーしているもので、そういう人里離れた場所では、つながりにくくなると思います。(詳しくはドコモサイトで、ご確認ください)
 Moto G (第3世代)のSoCは、Spandragon 410 クアッドコアでミドルレンジクラスのものになりますが、クロック周波数が1.2GHzではなく、1.4GHzでアプリの起動などの競合製品と比べて概ね速いらしいです。RAM 2GB、ROM 16GBです。しかし、ミドルレンジには変わりないところなので過剰な期待はできませんね。あとは、使い勝手にかかってくるところだと思います。筆者の事情からみても、今ひとつ決定的な何かが足りないような気がします。もともと、無線電話機としてMOTOROLA端末をかっているところがあるので、それとわせてZenFone2 Laserのようなサブ的な存在で同じようなスペックのデータ端末が2台あるのはいかがなものかと考えてしまうわけです。arrows M02と比較してもコストを数千円おさえることができるぐらいなので、経済的なメリットも感じられないところもブレーキになっていますね。
 ここはユーザーの考え方しだいなので、好きなものを使ったらということで話は済んでしまいますが、端末の良さというのが利用内容にも大きく影響してくる部類のものなので慎重にいきたいと思います。