2016年1月13日水曜日

6,800円のSIMフリー 3GスマホAuBee smartphone 「elm.」は選択肢としてはありかなと思えます

 NTTレゾナントが販売する6,800円のSIMフリー 3GスマホAuBee smartphone 「elm.」をみていきましょう。これはもともと去年の春ぐらいに5000円以下のSIMフリースマホPolaroid piguを取り扱っていたクロスリンクマーケティングの新ブランドが「AuBee」ということで同社が取り扱っているスマホになります。coviaのSIMフリー3GスマホNEOと外観はほぼ同じなので、中国メーカーのOEMだと思います。

NTTレゾナント(NTTコムストア by goo SimSeller Yahoo!ショッピング内)

送料無料!バックパネル2枚(レッド/ブラック)付! SIMフリースマホ AuBee smartphone 「elm.」 + OCNモバイルONE音声通話対応SIMパッケージセット

 中国製の格安スマホは、「安かろう悪かろう」という商品になるかと思いますが、最近はこなれてきて、我慢して使える程度にはなってきました。もともとが、発展国向けの製品ですから国内ユーザーには支持はされないものになっています。
 AuBee 「elm.」はSoCは、比較的安価なMediaTekのものを採用していて6,800円でしたら優れたパフォーマンスといえますが、1万円近くになりますとキャリアの中古(白ロム)にしたほうが品質や機能面でのメリットがあると思います。ただ、中古は個々の状態ですとか在庫も少なく中古なりのリスクがあります。
 中古が苦手でコストをおさえたいユーザーやAndroid スマホをメインで使うわけじゃないけど試してみたい、まさかの為の予備機として持っておきたいなどのニーズがあると思います。AuBee 「elm.」がそれらのニーズをカバーするというわけではないですが、とにかく費用をかけたくはないというところのニーズに応えるものだと思います。簡単な電話機能、メールチェックなど、ブラウジングでしたら問題なさそうです。ただし、タッチパネルは期待できないので文字(テキスト)入力には手間がかかるかもしれません。アプリの起動などは、RAMが1GBしかないので数秒待つこともありそうです。実際、筆者はRAM 1GBのキャリアスマホを使っていて、アプリの切り換えなど数秒どころか十秒近く待たされる時もあって、さすがにRAM 2GBの格安スマホといわれるZenFone2 Laserにしたほどです。
 通信機能についても、特に優れているというわけではないので、そこそこ使えれば不満はないというユーザー向けです。キャリアのスマホを利用したことがあるユーザーなら、おサイフケータイはないですし、ワンセグもない、防水・防じん対応でもないので、明らかに中級者以上のユーザーが使いこなすといったものだと思います。つまり、使いこなすのには努力が必要というわけです。
 ほか注意したいところはバッテリー容量が1,700mAhと少ないことと卓上ホルダはなくmicroUSBケーブルを直に挿して充電するところが面倒です。