2016年7月24日日曜日

マルチキャリア対応SIMフリー富士通 arrows M03とM02の新旧機種の比較

 8月下旬ごろに発売されるされるだろう富士通 arrows M03と現行モデルのarrows M02を比較してみたいと思います。比較するのは、SoCが同じMSM8916 クアッドコア 1.2GHzをどちらもも採用しているからです。単純にみると、機能面ではM02にワンセグを加えて、カメラを1310万画素に強化したマイナーチェンジ版に見えますが、デザインはまったく違うものになっています。
富士通 arrows M02

 M02とM03は、デザインがまったく違います。新製品のM03は、アルミフレーム枠を採用した老若男女問わず使える明るい雰囲気のものになっています。基本スペックでは、ほぼ同じなのですが、ワンセグを搭載し、カメラを強化、Android OSバージョンも6.0となっています。細かいところでは対応周波数帯(Band)も少し増えています。Wi-Fiでは新製品のM03は従来の2.4GHzに加えて、5GHzにも対応しています。
 SoCが同じことから、M02を考えるユーザーも多いかと思いますが、M02ではディスプレイの有機ELが割れるという故障が報告されるようで、特に落下などの衝撃によるものではなく、普通に使っていて割れるということです。内部で割れてしまい表示が見えなくなるので、ディスプレイの表面ガラスが割れるのとは症状が異なるものですね。いまのところ情報をキャッチしただけなので、筆者にとっては噂レベルなんですが、M02を使うのなら予備知識として知っておきたいところです。
 この富士通のSIMフリーarrowsシリーズは、格安SIMでメインとして運用できる数少ない国内メーカー製の端末です。ほかにハイスペック寄りの性能を持つシャープのAQUOS mini SH-M03が発売されています。arrowsシリーズに話を戻しますと、コストをおさえた端末なので、用途に合っているかを確認しておく必要がありますね。

リンク先≫富士通サイト arrows M03のページ