2014年10月4日土曜日

通信費をおさえる 格安SIM での節約術

 今年の5月からOCNモバイルONE(MVNO通信サービス)を自宅で使い始めて、通信費をおさえるのに活用できないかというテーマを抱きつつ数ヶ月が過ぎた。データ通信のみの格安SIMカードで、IP電話に加入して使えば、概ね使えるものになるという印象を持っている。
 主に自宅で使いモバイルをも想定している。ドコモのMVNO通信サービスだと、スマホのドコモ端末では仕様により、テザリング、つまりWi-FiでPCやほかのWi-Fi端末につなぐことができない。これはテザリングにドコモのSPモードを使用する為に、ドコモ端末は自動でSPモード(APN)に切り替わってしまうために発生する。これを解決するにはSIMフリーのドコモ端末以外のスマホや通信SIMが使えるタブレットを使うことで回避できる。この点で、いままで使っていたドコモのスマホを使うのか、新しく端末を求めるのかという問題がでてくる。スマホや通信SIMが使えるタブレットは安いものでもないので冷静に考える必要があるのだ。テザリングにおいては、au回線を借り受けるケイ・オプティコムのmineoでは、そのままで使える。
 また格安SIMにある高速通信量は、今年10月から1GB/月から2GB/月に増やしたIIJmioとOCNモバイルONEがあって、従来からある1GBへの商品価値は、ざっくりいって半減してしまった感じだ。できれば高速通信ですべてを賄いたいのが本音ではある。正直に言うと、月に1GBでは少ない。ユーザは割り切って高速通信量の消費をおさえた使い方を強いられているのが現状であって、2GBでやっと使えるレベルになったと思える。
 最近よく話題なる低速通信で、容量制限無しとうたっている格安SIMがあるが、3日で366MBを超過してしまうと、規制対象になってしまう。低速度からの規制なので、ほとんど使い物にならないようだ。しかも、1日以上は規制をくらうので、とてもメインでは使えない仕様だ。