2014年10月4日土曜日

スマホ プリインストールアプリの重要性

 スマホを使い慣れてくると、いろんなアプリを使ってみたいという欲求にかれれることがあるが、なかなかどうして、このアプリが曲者なのである。去年、TVニュースで報道された日本語入力アプリで、個人情報を勝手に送信するアプリがあったように安全性については問題があるようだ。
 通信キャリアが販売するスマホには、工場出荷時にプリインストールアプリという削除できないアプリが入っている。数年前までには、このアプリが多すぎてメモリ不足を発生させ、パフォーマンスが著しく低下させてしまうというケースもあったとか。Android 4.xぐらいだとメモリ管理もしっかりしてそうなので、以前のような惨状の報告がネットでも少ないように思う。
 先にあげた個人情報を抜いてしまうアプリというのは、一般ユーザでは判別できないこともあって、安全性の高いプリインストールアプリが求められている。しかも、実質あまりユーザのベネフィットにならない顧客囲い込みの為のアプリばかりではなく、よりユーザ寄りのものを集めたアプリたちが必要なのだが、そういう市場動向には疎い技術至上的な発想で製品開発が行われているところが頭の痛いところなのだ。邪魔者扱いされてきたプリインストールアプリがユーザに愛される人気者になるのは、いつのことなのだろうか。