2015年7月25日土曜日

中古スマホ(白ロム)とネットワーク利用制限

 白ロムと言われる中古スマホが知られるようになってきました。国内メーカーのSIMフリースマホが登場する以前は、キャリアの国内メーカー製スマホの中古を白ロムとして販売しているものが、わりと盛り上がっていました。
 ユーザが注意しなければならないのは、キャリアのネットワーク利用制限です。これは、割賦販売の支払いが滞ったり、盗難されたりした端末をキャリアで通信不能にすることができます。このことを「ネットワーク利用制限」といいます。通信不能になった端末を「赤ロム」といいます。
 こうした中古スマホで、ネットワーク利用制限がかかった場合、国民生活センターでの話では、キャリアでは中古スマホを購入者とは契約したわけでもないので、まったく取り合ってくれないということです。ネットワーク利用制限は、キャリアのサイトで製造番号IMEIから確認できるようになっています。
 白ロムは、どこで購入すればいいのかとお考えの方もいらっしゃることでしゅう。筆者も、白ロム機を数台所有しています。現在では、PC中古大手「じゃんぱら」(ネットワーク利用制限永久保証付)やAmazonのマーケットプレイスで販売者を厳選しています。それ以前は、ヤフオクを利用していましたが、中国人の出品者からキズだらけの起動できない処分するしかないスマホが送られてきたのでネットオークションがらは撤退しました。(ヤフオクは知らん顔です)スマホの以前は、PCパーツなどをやっていたのですが、どうもスマホは、その商品性格が複雑で、グレーな人たちが販売している場合が多いようです。ちなみにAmazonのマーケットプレイスでの中古スマホも高価なものは避けるようにしています。ここでも、中国系販売者にあたってしまい注文以外のスマホで連絡すると、こちらが諦めるように仕向けてきて大変不快でした。基本的には中国人は、お客様を大切にするというマインドはありません。そもそも人権のない国なので、国内と同じ感覚で考えることができない相手です。どうやら、中国人は、スマホはヒット商品で人気があるんだという勘違いがもとで、中古スマホ市場に群がっているといった状況のようです。ちょっと考えれば、iPhoneより安いから売れているだけのことであることは誰でもわかることです。
 また、白ロムは万が一ネットワーク利用制限がかかる場合があるので、ビジネスなど重要な連絡には使えないというデメリットがあります。つまり、メインのスマホとしては使うのにはデメリットが大きすぎるというわけです。ネットワーク利用制限の点からみると、白ロムとSIMフリースマホ(国内メーカー製)とでは、歴然とした差が目には見えませんが存在しているのです。