2015年7月7日火曜日

SONY Xperia + 格安SIM(MVNO)

 Xperia SIMロックフリー版 Xperia J1 Compact D5788 が今年(2015年春)発売されました。イオンモバイルだけでなく、ソニーストア、So-netからもセット販売されています。

ソニーストア

 キャリアのスマホを持っていなくても、Xperia端末を購入できるというのは、格安SIM(MVNO)市場がだいぶ健全化しのではないかと思います。ただし、格安SIM は、So-netのPLAY SIMとのセット販売のみになります。

 ソニーモバイルコミュニケーションズは、グローバル展開している企業なので、SIMフリーのXperiaを販売したりサポートすることには問題なく対応できるところです。
 docomo Xperia は、docomo専用端末なので、格安SIMで使うとdocomo仕様の為にテザリング機能が使えませんが、その他は問題ないようです。これはdocomo側では保証外の使い方にはなりますので、致し方ないところです。Xperia Z3 に海外版のロムを使うという裏業もありますが、Android 5.0へのアップデート対象機種がdocomoから発表されて、この話題も落ち着きそうな気配です。
au Xperia Z3 SOL26

 au 4G LTE網の格安SIM mineoなどでは、au XperiaのLTE対応端末を使えば、基本動作には問題ないようです。au サービス関連のアプリは当然使えず、アプリを削除もできないので余分なメモリ消費はあるかと思います。
 どちらにしても、もとはキャリア専用端末なので、ユーザにとってデメリットな部分というのはでてきますね。テザリング機能が使いたいとなれば、au版 Xperia(LTE対応機種)を使うことになります。
 Xperia Z3 以降は、ハイレゾ再生などクオリティの高いものになっています。格安SIMで、月額利用料金をおさえて通信費を節約するのはいいのですが、スマホそのもののクオリティまで下げる必要はないわけで、格安スマホにしても5インチ以上の大画面とスペックもゲームが楽しめるところまで引き上げたものが主流となってきています。正直に言えば、自宅だけで使うもので、主にゲーム専用端末に近いものになっています。通話の音声品質とか期待できません。スマホを普通(カメラを含め)に使う一般ユーザであれば、Xperia J1 Compact から考えておいた方がよいかと思われます。
 最後にデータ通信料金が安い格安SIMについてですが、通話料も安くしたいということであれば、10円/30秒の「みおふぉんダイヤル」がつかえるIIJmioがお勧めです。
Amazon販売のものもありますので、そちらをご利用ください。音声通話機能付ですと月額1,600(データ量3GB)からになります。