2016年5月31日火曜日

最近の格安スマホのまとめ ライトユーザー向け

 少し前までFREETELのコストパフォーマンスが高いと評判の格安スマホ群が登場して、それに他社が追いついてきた2016年5月ですが、ここにきてNTTコムストアがさらに11,800円のRAM 3GB搭載の5インチSIMフリースマホarp AS01Mと同じく11,800円(期間限定セール特価)のHUAWEI Y6を投入してきて激しく競合を展開しています。とはいうもののスペック面では、コストをおさえた端末なので特長がなく、情報通にとっては飽きがきている部類のスマホだと言ってもいいでしょう。スペックだけではなく、耐久性もコストパフォーマンスの中に当然含まれますので、総合的にみるとあまり変わり映えがしないのが格安スマホの特徴でもあるかのように見えます。ここのところは国内メーカーでもヒット商品の開発が難しいので、中国メーカーに期待するのは酷と言うものかもしれません。
 最近の格安スマホの傾向としてバッテリー強化がありますが、限られた予算の中では順当な取り組みだと言えます。ZenFone Maxは、5,000mAhのバッテリーを積んでいます。結局のところ、ロースペックのSoC開発がパッとしないこともあって、いまのところ目先のスペックを底上げするぐらいしか差別化が図れず、価格的には限界に近いところではないかと思います。筆者でも、さすがに格安スマホに3万円以上は出す気はありませんから、2万円前後での展開がしばらく続くと予測できます。
 国内メーカーは携帯から開発をしているので、通話技術についてはノウハウの蓄積があるのですが、中国メーカーはそれもなく電話機能ついては電波通信を含めてさほど期待できるところではないので、キャリアスマホの中古販売が整備されてくると駆逐される運命なのかとも思えるところがあります。もう少しボディーの仕上がりに完成度を持たせて、チープな感じを払拭してもらわにことには、スペックだけあげても国内ユーザーには満足度の低い製品という評価しか得られないことに気づいてもらいところです。


スマホ用手帳型ケース(汎用タイプ)を注文した

 SIMフリースマホ arp AS01M(NTTコムストア販売のもの)の導入に伴い手帳型ケースを注文することにしました。筆者は、ZenFone2 Laserを使っていますが、これは背面中央にあるカメラレンズの下にボリュームキーがある特殊なデザインなので、手帳型ケースなどは専用ケースでないと厳しいかなっと思っていました。たまたま、arp AS01Mという5インチ液晶搭載の格安スマホがセール特価でしたので導入することにしました。こちらは側面にボリュームキーと電源ボタンがあるタイプです。この手帳型ケースは汎用タイプなので、サイズがあえば使えるものです。

 こちらが今回選んだ手帳型ケースです。ICカードポケット付(計4つ)、スタンド機能やストラップホール付です。マルチタイプなので、スマホのカメラレンズが背面の端でも中央でも撮影ができる構造になっています。本体の固体は下から2/3ぐらいで可動式になっているので、スマホ背面にあるカメラレンズ部分を解放できるというものです。
手帳型ケースを取り付けたarp AS01M

 この手帳型ケースの導入を決めたのは、AS01Mの背面のプラスチックが、ペラペラでパコパコなので、とてもじゃないけどそのままで使うのは無理だと思ったからです。ケースで耐久性を持たせると言う格安スマホならではの導入理由ですね。



AmazonのFREETELアウトレットで中古のpriori2(3G端末ブラック)が5,980円になっていた

 FREETELのpriori3 LTE(4,5インチ)などの情報をおっていたところ、Amazonに中古ですが状態が非常にいいというFREETEL priori2 (ブラックのみ)がFREETELアウトレットの販売で20台ぐらいありました。

SIMフリースマホ(3G端末)FREETEL priori2 (ブラック)中古 5,980円送料無料
FREETEL priori2 SIMフリー 4.5インチ
priori2は、Android 5.0にアップデートできるということもあってか、priori3 LTEやpriori3S LTEの発売以前に、在庫処分で少し安くなかった時に、かなり人気となりました。人気になった背景には、SoCがMT6582 クアッドコア 1.3GHzだったこともあったと思いますが、RAM 1GB、ROM 8GBですのでライトな使い方しかできないことには変わりありません。

 priori3 LTE(4,5インチ)の中古も同じFREETELアウトレットで、8,980円からありますが、ユーザー心理としては数千円プラスして新品のものか上位機種を考えた方がお得に思うところです。
 価格からみるとNTTコムストアに、3GのSIMフリースマホ(4インチ)が、7,344円であり、SoCは、クアッドコア 1.3GHzとなっています。バッテリー容量は、1,700mAhですが、Android 5.1なので、中古のpriori2が5,980円とはいえ価格差以上のアドバンテージはあるように思えます。ただ、安ければ安いほどいいというのであれば、pripri2(3G端末)の中古もないことはないと思います。
7,344円のSIMフリースマホ NTTコムストア(Yahoo!ショッピング内)
価格的には大差がなく、スペックも似たりよったりなので、大きな違いは本体サイズぐらいでしょうか。LTE対応の格安スマホが1万円ちょっとで販売されている現在では、さすがに1万円以下といっても3G端末には分がないと言えます。ちなみに、priori3 LTEのカメラのシャッター音がバカデカイという評価があったので覚悟が必要かもしれません。まぁこのクラスのカメラを使うユーザーはほとんどいないというか、カメラ性能を重視するユーザーはそもそも格安スマホをチョイスすることがないです。
 しかし、格安スマホの3G端末でも数ヶ月前までは、1万円から8千円ぐらいの価格帯で競争していことを考えると、ジリジリと相場は下がっていると思えますね。
 


2016年5月30日月曜日

arp AS01M(NTTコムストア販売) VS FREETEL priori3S LTE

 NTTコムストアで、arp AS01Mが11,800円(税抜)で発売されました。筆者もRAM 3GBと価格に心を奪われてしまい導入することにしたのですが、もとは2万円前後のarp AS01Mをここまで値引きした理由がベンチャー企業のFREETEL prioriシリーズの躍進ではないのかと思えてきました。FREETELのデバイスは2万円前後を中心にコストパフォーマンスがいいとされていましたが、いまでは競合製品も多くなり、特に子sつおパフォーマンスが高いとも言えなくなってきました。それと、SAMURAI MIYABIというSIMフリースマホに勝手に通信するアプリが入っていたことがわかり信頼が失墜し、事情通はもうFREETELのデバイスは眼中にない状況になっています。たぶん、チャイナリスクを織り込んでなく、製造を丸投げしていたところと事後にユーザーへの誠意のないアナウンスをしているということで、ベンチャー企業といえ資質の問題にまで発展しているかと思います。それは、さておきFREETELのデバイスはヨドバシカメラにコーナーがあったり市場に大きな影響を与える存在になっています。




3GB RAM搭載エントリーモデル! SIMフリースマホ arp AS01M(ホワイト)+選べるOCNモバイルONEセット(Yahoo!ショッピング内NTTコムストア)

 NTTコムストアのセール特価として、11,800円(税抜)で販売しているAS01Mです。スペックでは、RAM 3GBが目を引きますが、逆にSoCがMT6735P クアッドコア 1.0GHz、バッテリー容量が2,150mAh(電池パック式で交換可)、アウトカメラが800万画素など、RAM 3GB以外のスペックは格安スマホとしては1万円台前半のクラスのもので、通知ランプも搭載されていません。市場価格は、2万円前後なので、arpの知名度のなさやキャセイ・トライテック社では、初代Android端末の製品らしいので、中国メーカー製のものとして考えた場合に、11,800円(税抜)でも安くはないと思います。半年もせずに電源が入らなくなったとか故障のリスクがあっても、手厚いサポートは期待できない製品ですので、まずユーザーからは敬遠される類の製品だと言えます。


FREETEL priori3S LTE
 はじめpriori3 LTEを取り上げようと思ったのですが、priori3S LTEにしました。arp AS01Mと同じMT6735PというSoCを採用しています。液晶も同じ5インチサイズです。違いは、4,000mAhのバッテリー(固定式)とWi-Fiでは5GHzにも対応し、RAM 2GBでROM 16GBです。1万円台ではスペックだけみればライトユーザーには十分なものだと言えます。これも通知ランプがついていなそうだけど、前々モデルpriori2の処分売りが盛況だったので人気があるように思っているユーザーも多いですが他社の製品も多くなってきているので、以前ほどは人気がないです。1万円台なら中古(白ロム)キャリアスマホを導入するのがベターだと思っているユーザーが大半だと思います。
 さて、今回はなぜarp AS01Mがこんなに値引きされているのかという副題がありまして、筆者の考えではFREETELの格安スマホに対抗したものではないかという憶測にたどり着きました。ヨドバシにコーナーを持つFREETELは、一般ユーザーへの訴求力がネットだけの展開の製品と比べるとアドバンテージがあり、それに対抗するにはスペックで上回らないことには話にならないというところがあります。これは、格安スマホレベルの製品の仕上がりだとスペック重視になるという現状がありますので、必然的にスペック競争というところになってきます。これまでは、価格競争だったのですが、スペック面でどれも同じようなものばかりで、さすがに飽きられてきたというところがあると思われます。


2016年5月29日日曜日

予算の都合で、格安スマホを選択肢として考えた場合に知っておきたいこと

 スマホをちょこっとしか使わないユーザーにとって、いくらのスマホならいいのかというのは割りとシビアな問題です。最近のスマホは、バッテリーが固定式のものになっていて、バッテリー交換をメーカーに依頼しなくてはなりません。毎日、少しでも使っていれば、数年で半日も持たない状態になります。AppleのiPhoneでは、バッテリーが劣化して日常シーンで使えなくなるのが3年と公言しているとか。こうしたバッテリー寿命やOSのアップグレードのことも考えると、数年したらバッテリーを交換するよりも機種変更する(買い替え)という選択肢がより現実味のある話に聞えてきます。
 限られた予算で、ユーザーの用途にあったスマホを選び出すのは、格安スマホでも機種が多くなってきていますので、大変な作業になります。スマートフォンがもともと多機能であることからチェック項目が多く見落としがあると、用途にあわないものを導入してしまい、ほとんど活躍せずに終わってしまうケースも十分考えられることだと言えます。
 用途から海外製格安スマホをみてみると、防水でない、おサイフケータイがない、ワンセグがない、赤外線通信がないということを考えておかないといけません。しかし、2015年から国内メーカーのSIMフリースマホは、防水+おサイフケータイ仕様になりました。それまでは、おサイフケータイががない防水仕様のものだけでした。価格帯は、だいたい3万円前後になります。イオンモバイルの初代VAIO PHONEは、ちょっと違うだろうという異色な存在で割高です。
 格安スマホで気になるのはスペックもそうなんですが、耐久性や品質、故障しやすいのではないかというところになります。噂レベルですが、中国製には当たり外れがあるとか、その品質への不信感を煽るような情報も多くあります。
SIMフリースマホ VAIO PHONE VA-10J(日本通信)
 VAIO PHONE VA-10Jなどは、台湾製のもので典型的な海外製のSIMフリースマホのスペックなんですが、発売までの経緯にいろいろありまして、性能よりも割高な価格設定になっています。もとはビジネス向け端末として話が進んでいたそうなんですが。
 選ぶ側からすれば、必要な機能や性能があればいいわけですから不要なものは削ぎ落とし余分なコストのかからない端末でいいわけです。たとえば、音声通話のみでしたら、3G回線を使いますので、LTE対応端末でなくてもいいわけです。これですと、NTTコムストア(NTTレゾナント運営)で、1万円以下からSIMフリースマホがあります。それも極端な気はしますが、SIMフリー以外だと中古(白ロム)キャリアスマホがありますが、新品ではないので、バッテリーが劣化していたり、使用による消耗があったりと、一般ユーザーには実際には敷居が高いところがあります。
 一般的に言って、格安スマホは2台目スマホとか予備機などと言われ、データ端末として使われていたり、自宅Wi-Fiで運用されていたり、メイン機が故障した時に備えてストックされていたりしています。そうした役目の格安スマホも、2万円台後半だったメインとしても使える格安スマホの価格がじりじりと下がっており、予備としてもニーズがあった1万円台の格安スマホと同じ価格帯に混在するようになっています。もちろん、安ければ安いほどスペックが下がりますが、ここは価格競争の影響なので、スペックやボディーの仕上がりなどを注意力を持ってチェックしていかないと資金を無駄にする可能性が高いです。筆者も格安スマホといわれる海外製のSIMフリースマホを導入しましたが、気に入らないのでほとんど使っていません。まさに無駄だったと言えます。
 格安スマホ(海外製)の価格動向は、ミドルレンジクラス言われる中間的な(いまではやや下回りますが)性能のものが2万円台前半になっていて、やや古いものですと1万円前後(中古も含む)になっています。これは、中古(白ロム)のキャリアスマホの価格が強く影響していると考えられます。Android OSは、筆者の経験上4.4以降のものから視野に入れています。OSバージョンについては、中古キャリアスマホよりも、格安スマホにアドバンテージがあると言えます。
初夏の格安スマホまつり対象商品 ASUS ZenFone Go (ZB551KL)(全3色)+ 選べるOCNモバイルONEセット 【送料無料】

 人気のあるASUS ZenFoneシリーズの新しいSIMフリースマホ ZenFone GOです。価格がおさえられていますが、バッテリーが3,010mAhに強化されています。 逆にアウトカメラは800万画素ものにスペックダウンしていますが、ディスプレイが5.5インチHD液晶なので、5インチのものより見やすく老眼対策にもなりますね。
ASUSは台湾のPCメーカーで、国内メーカーのPCの中身はASUSだったということが多々あるぐらい技術的には信頼されているメーカーです。スマホに進出して、GoogleのNexusシリーズタブレットを製造したこともあり、前々モデルのZenFone5が人気になったという実績があります。PCに詳しいユーザーならASUS ZenFoneシリーズは気になるところだと思います。
 そのASUSが、5.5インチHD液晶を搭載しバッテリーを強化したZenFone GOを投入してきました。市場価格は、2万円前後だと言えます。タブレットの実績もあって、タッチパネルは使いやすいと思います。この機種は、実機を手にしていませんが、筆者はZenFone2 Laserユーザーで、ASUSタブレットやNexus 7 (2013)を使った経験もあるので、タッチパネルの操作性については問題ないと言えます。価格では、ZenFone2 Laserで2万円台後半だったので、これはもう戦略機と言ってもいい内容だと思います。これよりも安い1万円台の格安スマホのスペックは、メモリのRAM 1GBだったり、ROM 8GBで、わかりやすくいうとメモリ不足でアプリもわずかしかインストールできず、動作もモッサリしてしまい調整するのには、ある程度の知識が必要で、基本ライトユーザーと言われるアプリをあまりインストールしない使い方向きのスペックのものになりがちです。それと、さすがに1万円前半の価格帯のものですと、品質面で日ごろ使っていて大丈夫なのかという不安になるところもあるので、積極的にはなれないところです。
 中古(白ロム)のキャリアスマホをあわせて、格安スマホを考えるとコストはおさえられるが機能は限定的で、特に中国製となると品質面で怪しい無名メーカーのものもあって、シェア拡大どころか、知られたメーカーは別にしても、縮小すると筆者予測しています。先にあげたZenFone GOは、生き残りの布石という意味合いでも、かなりの意欲作だと評価しています。5.5インチ液晶でしたら、電子書籍とか書類ファイルを閲覧するのも、なんとかいけるものだと思いますし、格安スマホはデータ端末やゲーム用の端末として発展していく道を歩むのではないかと思います。
 最後に、某国内ベンチャー企業が販売する中国製格安スマホについてです。コストパフォーマンスがよい端末を続けざまに発売していたのですが、工場出荷時のアプリの中に勝手に中国サーバーと通信をするものが存在し、そのアプリはあらゆる権限を与えられておりスパイウェア(マルウェア)ではないかとユーザー間では囁かれています。結局、中身のアプリまでは目が届かないほどの丸投げで中国メーカーに開発を委託していたことが発覚し、信用は地についたと言える状況になっています。こうした端末が存在するということも忘れてはならないところ。チャイナリスクは半端ないですからね。



格安スマホってナニ?という素朴な疑問の回答を考える

 格安SIMサイトでは、海外製を含めた格安スマホが端末として用意されています。いまでは、高速データ通信のLTE対応モデルが1万円台からあって、2万円前後に多くの格安スマホがひしめき合っている状態です。2万円前後の格安スマホについて、まとめてみようと思っていたのですが、その前に格安スマホってナニ?というところを考えることにしました。
 格安SIMが2年前に話題になり誰でも知るところとなりましたが、それまでの多くのユーザーはキャリアの端末を使っていたと思います。SIMフリースマホをキャリアにも端末を供給しているLG電子(韓国メーカー)が数年前に発売しました。その頃は、国内メーカーでは台数限定でSIMフリースマホを提供するぐらいで、なかなか使えるSIMフリー端末が手に入らない状況でした。G2 miniは、ほとんどの格安SIMで採用されたと思います。
LG G2 mini LG-D620J
 SIMフリースマホというと、キャリアのものと違い防水仕様、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信がないものがほとんどです。機能を最低限必要なものに絞り込んで、価格をおさえたものと考えていいかと思います。よく、格安スマホがコストパフォーマンスに優れているとする記事がありますが、機能を絞り込んでいるので安いのは当たり前ですし、ボディーの仕上がりをみても価格相応なものです。
 さて、格安スマホユーザーはどんな使い方をしているのかということなんですが、筆者の場合でいえば、メインのキャリアスマホが故障した時の予備機として、日ごろはデータ端末として少し使う程度なので、たいていはそんな使い方をしているのではないかと思います。あとは、子どもに持たせるものとかですか。格安スマホでも、ある程度スペックを押し上げたものはゲームとかに使われていると思います。いろいろと遊ぶにはいいデバイスだと言えます。
 しかし、最近では格安スマホも生き残りをかけて頑張っているようです。格安SIMでもMNPに対応するなど、通話メインの使い方をするユーザーの取り込みに躍起になっています。そうしたニーズを満たす携帯型スマホも登場しています。正直いって、なにがなんでもスマホでなくてはいけないということでもないですし、ユーザーとしては選択肢があった方がないよりかはいいと言えます。
 まとめてみますと、海外製の格安スマホは価格で勝負していたところがあるのですが、キャリアの中古(白ロム)スマホが数年前のモデルで1万円台になっていて、ライトユーザーなら現在でも充分使える性能のものを求めることができます。こうした状況の中、少し前はカメラ性能を強化したり、いまはバッテリーを強化した格安スマホが登場し、なんとかニーズにこたえようという動きが見受けられます。また、通話がメインで、あとはメールチェックぐらいしかなしないユーザーにとっては、1万円以下の3Gのみ対応のSIMフリースマホでもいいわけです。この価格帯でも、キャリアの3Gのみの中古(白ロム)スマホが場合によってはありますので、中古ですとバッテリー劣化の問題がありますが、そこをクリアできるなら、品質の良いキャリアのスマホを使った方がいいのではないかと考えるのが自然だと言えます。そもそも、詳しくない一般ユーザーがはじめから格安スマホを使おうと考えることは、まずありえないと言えます。むしろ、格安スマホを使いこなせるのは中級者以上でないと難しい面もありますね。
 余談ですが、筆者は先日RAM 3GB搭載で、価格が11,800円(税抜)のarp AS01MをNTTコムストアで注文しました。注文後に知ったのですが、これには通知ランプがないとか。先にあげたSIMフリースマホG2 miniにもないんですよね。まぁデータ専用端末を想定しているので、それでもいいですが。しかし、よく考えてみるとRAM 3GBとSoCのMT6735Pへの関心で、予算もないのでやっちゃた感じですね。


2016年5月28日土曜日

セカンドスマホにあった格安SIM選び

 セカンドスマホで格安SIMを使いたいと思っているユーザーさんは多いと思います。キャリアとはガラケーで音声通話を契約し、データ通信は格安SIMと契約して運用するのは今のところ合理的な考え方の一つではあると思います。とにかく、データ通信のみを想定した格安SIMを考えていきましょう。
 筆者は、mineoユーザーです。auプランとドコモプラン(データ通信のみのシングルタイプ)を利用しているのですが、au VoLTE対応の端末が増えてきて、これはSIMロックを解除しないと格安SIMが使えないという厄介な仕様になっているようです。いまのところarrows M02がau VoLTE対応のSIMフリー端末になりますが、このままの環境で数年後もauプランを利用しているとは考えづらいので、ドコモ網格安SIMをメインにした運用も想定して格安SIMを考える必要ができてきました。
 それはともかく、格安SIMに参入したイオンモバイルもデータ通信のみでしたら、480円(1GB/月)からはじめられるなど見逃せない料金体系です。しかし、MVNEがIIJではということで、低速時の通信制限があるということを考えると、正直に言って使いづらい格安SIMだと言えます。こうした低速時の通信規制がないOCNモバイルONEとmineoが第一候補になるかと思います。

 第一候補にあげたOCNモバイルONEですが、110MB/日という仕様や音声通話対応SIMだと、1,600円からというところがややネックになります。筆者も110MB/日の日次コースを1年近く使っていましたが再び使うのは少し遠慮したい気持ちがあります。

 一方のmineoは、500MB/月の700円からはじめられ、これに音声通話をつけても1,400円からになります。1,600円にすると、3GB/月になりますね。どちらにしても、この2つの格安SIMは、低速時での通信規制がないので、通信規制があるものと比べると大変使いやすい仕様だと言えます。
 ほかでは、先にあげたイオンモバイルの480円(1GB/月)ですとか、ソネットの0SIMなどがあります。料金予算を月1,000年前後として4GB/月の格安SIMを利用するという考え方もありかと思います。ちなみに、イオンモバイルの音声プランは、1,180円(500MB/月)からなんですが、音声通話料金が20円/30秒であることから待ち受け専用としての使い方ではないかと思います。それと、先にもあげた低速時(200Kbps)の通信規制があるのではないかと思われますので注意が必要です。
 低速時の通信規制はだいたい3日間の通信規制が続きますので、いざという時に使えないということがあるので仕事では、まず使えない仕様だと言えます。通信規制を受けないように使い方を紺トールしないといけないので、筆者のようにコントロールしてまで使いこなすメリットが見出せないユーザーであれば導入は控えた方がいいかと思います。


2016年5月27日金曜日

SIMフリースマホ arp AS01M情報を追ってみました

 すでに、筆者はNTTコムストア by gooSimseller(NTTレゾナント)の11,800円(税抜)の注文をし代金も支払っているのですが、実機がどんなものか気になるのでAS01M情報を追ってみました。発売は、2月15日で価格は、22,800円(税抜)です。NTTコムストア by gooSimsellerでの販売が開始されたのは5月に入ってからです。

3GB RAM搭載エントリーモデル! SIMフリースマホ arp AS01M(ホワイト)+選べるOCNモバイルONEセット(Yahoo!ショッピング内NTTコムストア)

 arp AS01Mについての商品レビューはNTTコムストアの数件のみで、実機を実際に試したという記事はほとんどなく、筆者はYouTubeにアップされているもので現物をチェックしました。しかし、注文後に、Twitterでは案の定というか「クソ端末」の汚名をかけられていたりしています。なんでもタッチパネルの反応がよろしくないようです。AS01Mは工場出荷時に保護フィルムが画面に貼られているので、そのせいかもしくは個体差でタッチパネルの不良か、もともとダメなのかということが考えられます。格安スマホの場合、タッチパネルの反応がよくないのはコストの関係もあるだろうし気をつけたいところです。しかし、タッチパネルが使えないものとなると話は深刻ですね。
 発売から数ヶ月たちますが、arpのキャセイ・トライテック社は一般ユーザーには初めてきくメーカーで、いわゆる中華スマホなので実機レビューなどもなく売り手発信情報しかないという状態が続いていたようです。わかりやすく言えば、中華スマホの中でもマイナーな存在ということになりますね。また、Androidスマホに参入したはじめての機種ということもあってか、電気街では山積みなっているという情報もあり、いままでにあった売り手が話題にしては消えていった格安スマホを想起させ、いささか不安にさせてくれる状況ではあります。状況からみても、価格が2万円前後では多分そんなには売れていないと思います。
 スペック面では、SoCがMediaTekのMT6735P クアッドコア 1.0GHzで、バッテリーも2,150mAhということから、ライトユーザー向けの仕様であることがわかります。RAM 3GBを有効に活用したいという、これまた極めて稀なユーザーにアピールするスペックです。
 通信機能についても、3G回線のFOMAプラスエリアには対応しておらず、山間部などでの音声通話は不安定なものになります。そもそも通信機能のレベルがどのくらいかも不明なところです。筆者は通信機能が不安定なら、最悪自宅Wi-Fiでもいいかっという想定をしての導入ですので、これを音声通話を含めての初めてのスマホとして導入することは、ちょっとリスクが高すぎると思います。AS01Mについての情報がもう少しあればいいのですが、業界でも実機レビューをやっていません。NTTコムストア by gooSimsellerで販売されたので、goo発信の情報がいづれでるとは思いますが。
 結局のところ、格安スマホ(特に中華スマホ)は、メインで使うスマホではなく、セカンドスマホとしてのデータ端末やゲーム需要に支えられている面が大きいですし、無名のメーカー製だと尚のことそういうことにになります。キャリアのスマホのように防水もおサイフケータイもワンセグもなく、1万円前後のキャリアの中古(白ロム)端末がネットワーク利用制限の永久保証付で販売されている現状で、評判の伴わない中国製格安スマホは、その存在感が薄らいでいます。筆者もキャリアのスマホを格安SIM運用ですが使っているので、AS01Mの注文をだしたという事情があります。




NTTコムストアの3GB RAM搭載エントリーモデルarp AS01Mを注文して考えたこと

 5月27日に前日注文したarp AS01Mの商品代金を振り込み、その日の夕方に入金確認メールが届いた。 土日をはさんだこともあり、05/30(月)に発送するとのこと。そこで、ユーザーが一般的に考えるであろうことをまとめてみました。

3GB RAM搭載エントリーモデル! SIMフリースマホ arp AS01M(ホワイト)+選べるOCNモバイルONEセット(Yahoo!ショッピング内NTTコムストア)

 arp AS01のスペックのおさらは後回しにして、中国製のスマートフォンにありがちな気になることをあげていこうと思います。
 中国製スマホでは、セキュリティ面での不安をあげるユーザーがほとんどだと思います。これは某ベンチャー企業が販売した格安スマホに個人情報にあたるデータを勝手に某国サイトに送信するアプリが紛れ込んでいて、ユーザー側で騒動に近い動きがありました。しかし、今回は、NTTコムストア by gooSimseller(NTTレゾナント)が販売するものなので、goo関連のアプリは入っているかもしれませんが、怪しいものはないのではないかと思います。だからこそ、NTTコムストア by gooSimsellerで注文したわけです。
 次に品質面でいうと、部品の品質などの耐久性や安全性ですね。特にバッテリーの品質は気になります。バッテリーには、いくつもの技術が投入されていて、品質が低いと安全性だったり、急速劣化して使い物にならないものが中国製では多々あります。部品については、破損しやすかったり、すぐに錆びたりというものも中にはありますので、こういうところにも気を配らないといけないのが現状です。某100均の中国製オリジナル電池では、長期間いれておくと激しい液漏れが発生し金属部分が腐食してしまい使えなくなってしまったことが多々ありました。品質管理のレベルが低いのが一般的な評価だと思いますので、ここのところは忘れてはならないところです。
 さて、arp AS01Mについて考えていきましょう。AS01M PHONEの特筆するところは、RAM 3GBとmicroSDが128GBに対応しているということで、用途がグッと広がるというところです。RAMメモリのコントロールがしっかりできていれば、かなり使い勝手が良い端末だと言えます。ほか、バッテリーが交換可能なので、大事に使えば2年以降もバッテリーを交換して使えるのではないかというところがポイントになりますね。
 NTTコムストア by gooSimseller販売のものは、価格が11,800円(税抜)です。最近では、キャリアスマホの中古(白ロム)販売に大手が参入するなどして、それまでのいい加減な泡沫販売店とは異なった充実したものになりつつあります。1万円前後の数年前の機種でも、ブラウジングやSNSアプリなどは問題なく動作しますので、ほとんどが格安スマホではなく中古のキャリアスマホへユーザーが流れているのが現状かと思います。つまり、今回は価格的にはギリギリの選択だったと言えます。筆者は、どちらかと言えばラフに使えるデータ端末が欲しいタイプのユーザーなので、音声通話はキャリアのスマホで、データ端末はスペックがある程度ある格安スマホでという使い分けをしています。arp AS01Mは、実機をいろいろ試してみて何に使えるかを見きわめて使いこなすということになりますので、1ヶ月ぐらいは手探り状態が続くのではないかと思っています。音質が良ければいいんですが。音声通話や動画再生などに影響してきますからね。



NTTコムストア by gooSimsellerで、3GB RAM搭載エントリーモデル arp AS01M PHONEを注文したので運用を考えてみました

 NTTコムストア by gooSimsellerで、RAM 3GBのSIMフリー5インチスマホが11,800円(税抜)で販売されていたので、数時間考えて注文しました。arp ブランドはキャセイ・トライテック社のブランドで、ほぼ無名メーカーですが、RAM 3GBでこのお値段ですので、やっぱ欲しいかなっということになりました。

 このarp AS01Mの実機レビューはいま現在はほとんどないのですが、YouTubeにあったものを観てデザインに問題を感じなかったので導入すれば使うかなっと思ったしだいです。アルミフレームを採用した薄型デザインですが、背面カバーのプラスチックはペコペコしていました。手帳型ケースに入れて使うことになると思いますが、耐久性がどうなのか。一応、バッテリーは電池パック式で交換ができるものなので、あとは製品寿命しだいですね。

3GB RAM搭載エントリーモデル! SIMフリースマホ arp AS01M(ホワイト)+選べるOCNモバイルONEセット(Yahoo!ショッピング内NTTコムストア)

 Arp AS01Mを注文した理由として、先にもあげたバッテリーの交換ができることとデザインがすっきりしているところ。前面のディスプレイとベゼル部分はフラットっぽいので、液晶割れ対策が必要なではないかということろが気になります。
 性能では、やはり電波のつかみですね。ここが弱いとRAM 3GBであっても話になりません。他の店では、2万円ちょっとなので手がでませんが、NTTコムストアの11,800円(税抜)ならということでのでの導入です。
 動画をみる限り、液晶画面は某中国メーカーのP8 liteと似ているような気がします。アウトカメラは800万画素で、インカメラは200万画素で、ここらへんは期待してはいないところです。SoCは、MT6735Pというローエンドモデルなので、価格性能比からRAM 3GBというところだけが特筆しているところだと思います。筆者は、RAM 2GBのスマホを使っていますが、ブラウジングでタブの数が100以上は使いますので、RAM 3GBのものを採用したということになります。
 実機を手にしないと、わからないこともあるので、どの格安SIMを使うかまだ決められません。音声通話の音質に問題がなければ、IIJmioの音声通話SIMのものでも入れようかなっと考えています。どこまでできる端末かわからないので、データ通信のみを第一候補にしてはいますが。

格安SIM IIJmioとmineoの試験運用が終わって

 2015年に、ドコモ網格安SIMに参入したmineoのキャンペーン適用期間がおわりまして、格安SIMの試験運用が終わろうとしています。OCNモバイルONEからはじめた格安SIMですが、ぷららモバイルの定額無制限(最大3Mbps)など紆余曲折し、mineoのauプランとドコモプランとIIJmioを現在利用しています。
みおぽんアプリより
IIJmioでは、mineoと併用しているので、バンドルクーポンを3GBから動かせず、毎月末には通信規制を受けること度々です。音声通話は、プレフィックスを見込んでの導入だったのですが、端末がZenFone2 Laserという格安スマホということもあって、なかなかメインとして使うことがありません。ドコモ網格安SIMが利用できるarrows M02とかを導入しないことには埒があかない様子となっています。
 mineo auプランでは、auスマホを導入していますが、将来的には au VoLTE対応の端末となるとSIMロック解除の手間が必要になるので、決して楽観できない状況になっています。au Xperia Z4 SOV31の導入を検討しましたが、もう少しURBANO L01で時間を稼ぐことにしました。
 SIMフリーにしても、いまはauプランで、おサイフケータイが使えるauスマホがあるので、さほど問題にしていませんが、ドコモプランで音声通話付にしスマホを用意するとなると、筆者が使うテザリングの問題もあって、暗雲立ちこめるといった感じですね。
 格安SIMに話を戻しますと、IIJmioは最低利用期間がきたら端末の問題もあって解約しようかなっと思っています。arrows M02を導入するという解決策もありますが、ZenFone2 Laserを手放す気にもなれないので、mineo一本にしようかと考えています。




2016年5月26日木曜日

SIMフリースマホ RAM 3GB搭載で、11,800円(税抜)は、買いなのか?

 NTTレゾナントが格安スマホの象徴のようなRAM 3GB搭載 5インチスマホ arp AS01Mを販売した。実機レビューがほとんどない状況でも、筆者は検討してみようと思っている。格安スマホといえば、確かに安く思えるが使えない端末と言うイメージや不安があって、一般ユーザーには敷居が高いと思える。正直に言うと、格安スマホは上級者向けデバイスだと思えるところがある。

3GB RAM搭載エントリーモデル! SIMフリースマホ arp AS01M(ホワイト)+選べるOCNモバイルONEセット(Yahoo!ショッピング内NTTコムストア)

 まず、目を引く本体価格はNTTコムストアで業界最安値の11,800円になっているが、ほかでは2万円ちょっとぐらい。なぜ、目を引くのかと言えば、RAM 3GB搭載というスペックに他ならない。
 AS01MのSoCは、MediaTekのMT6735P クアッドコア 1.0GHzというMT6735のクロックダウン版で、不安にはなるが、RAM 3GBなので一般的な使い方では処理速度が極端に遅くなることはなさそう。MT6735Pということでビデオ処理に負荷がかかるゲームなどは向かいないが、書類ファイル閲覧にも、ある程度のメモリを割り当てることができるので安定した動作を持続しやすいというメリットがある。Android 5.1という多少前バージョン 5.0よりも軽くなり、RAM 2GBでも充分で、RAM 3GBは必要ないというような記事を見かけたが、発想が素人で呆れてしまった。RAM 2GBと比べてRAM 3GBのアドバンテージは、かなりなものなのである。
 それはさておき、格安スマホで注意しなくてはならないのは通信機能になる。スペックが良くても電波をつかめない端末では、お話にならないからだ。AS01Mの対応周波数では、FOMAプラスエリア(3G)には対応していないので、山間部などでの音声通話は苦手と考えていい。ほか、バッテリーが2,150mAhなので、どちらかといえば待ち受け専用機的役割になると言える。
 AS01Mの製造メーカーのキャセイ・トライテック社は、一般ユーザーにとって無名であって導入するのに腰がひけるところまのだが、1万円ちょっとなら失敗してもいいというユーザーも少数派ながら存在する。AS01Mそのもののスペックは、バッテリーも交換可能な電池パックであったり、5インチディスプレイであったり、RAM 3GB以外は最低必要条件をギリギリクリアしているような仕様なので、使い方も限定的だと言える。あとは、耐久性とか液晶割れ対策をどうしようかという具体的な話にはなってくると思う。
 筆者が考えるに、データ端末としてのRAM 3GB搭載というのに魅力を感じるが、ブラウジングや軽めの書類をみるなど、電子書籍用みたいな使い方を想定していて、カメラは使えないだろうと思えるし、音声品質などもほぼ期待できない。そうなると、ディスプレイも5インチよりは、5.5インチが欲しくなるわけで、そこらへんが微妙な端末だと思える。



2016年5月24日火曜日

SIMフリー格安スマホZenFone2 Laserのカメラ性能について

 海外メーカーのSIMフリー端末では、あまりカメラの画像に期待が持てないと思っているユーザーが多いだろうと思われますが、ASUS ZenFone2以降の1300万画素アウトカメラの評判がよいので、外出時に撮影をしてみました。カメラの評判がよいと言っても、以前からの格安スマホに比べればということだと思います。
ZenFone2 Laser

 筆者が使っているのは、以前人気のあったZenFone5のカメラを強化した後継機とも言えるZenFone2 Laserで、名前にLaser(レーザー)とあるように、暗いところでもレーザーによるピントあわせができるという強みがあります。

最大ズームで撮影したものを切り抜きした画像 オートかHDR
  ZenFone2 Laserは、スリープ時のタッチパネル(画面)にアルファベットの「C」文字をなぞると、カメラ起動で復帰します。駅のホームから線路を最大ズームで撮影しました。本体を片手で持って、普段使い的な感覚で、さっと撮っています。オートかHDRかは忘れましたが、どちらにしてもややのっぺりした印象の画像だと思います。レールの質感が思った以上に表現されていないところが気になります。
 この画像をみると、For Mobileの限界を感じさせます。本体の狭いスペースにカメラ機能を搭載しているスマホの限界ということなんですが、モードをうまく選んで使いこなせば画像の改善ができるところだと思います。

たぶん標準でオートでの撮影したものを切り抜いた画像
こちらは色合いをみるのに撮影したものです。肉眼では、もう少し鮮やかな感じがあるのですが、色合いの表現もいまひとつな気がします。また、ZenFone2 Laserのディスプレイはドギツイ系なので、さらに違和感のある画像になりますが、格安スマホにありがちなノイズについては、気にならないレベルだと言えるかもしれません。
 スマホのカメラ性能は、SoCに依存しているところもあります。キャリアスマホの国内メーカー製のいいものだと、それに独自の映像エンジンを積んでいたりするので安定感が違ってきます。筆者はカメラにうるさいので、ZenFone2 Laserのカメラ機能を積極的に使っていこうとは思いません。個人で利用するのであれば、好みにもよりますが問題ないところですが、総合的にみるとLaser搭載以外での特長というものもなく、また使えないほどでもない。簡単に言ってしまえば、まだ調整不足なところがあって、これで良しとするかどうかというところだと思います。
 ZenFone 2 Laserのカメラ性能をみてきましたが、画像そのものは数年前ぐらいの仕上がりだと思います。1300万画素で、鮮明さがあっても細かいところをみると調整不足なんですが、格安スマホで、ここまで撮れるという視点からみると、なかなかなものだと思います。ユーザーには、もともと格安スマホのカメラは使わない方も多いと思いますし、カメラ性能にウェイトをおくなら必然的に選ぶスマホの機種も変わってくるところなので、同じ価格帯でのスマホのカメラ性能比較的な評価になりますね。



2016年5月23日月曜日

IIJがMVNEの格安SIMとは?

 MVNEとは、MVNO事業者が異業種のMVNO参入の際に、格安SIMの運営ノウハウを異業種企業に提供するMVNO事業者のことをさしています。新規参入したイオンモバイル格安SIMのMVNEがIIJだと言われています。
 IIJは、MVNEとして数社に格安SIMを提供していて、ビックカメラのBIC SIMやDMM mobileなどがそうです。基本的な仕様は、ほとんどIIJmioと同等ですが料金体系や仕様などが異なる場合があります。運営そのものはIIJのサポートを受けているので、そう間違ったことにはならないと思えます。
 IIJがMVNEとして、格安SIMを他社に提供しているのは、BIC SIMであれば、ビックカメラグループの店舗展開での集客が期待できること、イオンモバイルであれば店舗+業界最安値の多用な料金設定によるユーザー獲得で、手薄な部分を補うことで、総合的に経営を安定させることができると目的があると思います。



2016年5月20日金曜日

新規参入した格安SIM イオンモバイルの弱点とは?

 2016年2月に格安SIMに新規参入したイオンモバイル。いままでは、格安SIMとスマホなどの端末セットを販売していたが、MVNO事情者としてイオンモバイルとして格安SIMの提供を開始した。業界最安値だろう480円(500MB/月)と8GB以上50GBまでというプラン設定に特長があるといえるだろうか。また、解約金がなく、いわゆる縛りがないということをアピールしている記事が多い。
 さて、イオンモバイルの弱点というほどでもないのだが、音声通話の通話料金が20円/30秒のままで、通話料をおさえる通信サービスが提供されていないのが弱い。ここは今後に期待したいところなのだが、イオンモバイルがデータプランをメインにした格安SIMを想定しているような気もするので期待はできないのかもしれない。イオンモバイルは異業種からの参入であって、独自にIP電話アプリやプレフィックスを用意したりすることができなかったのかもしれない。
 イオンモバイルは店舗でも申し込みができるし、いままでの客層は中高年であったが、それまでの格安スマホは他社の格安SIMだった。今回のイオンモバイルの格安SIMは、仕様からデータプランがメインの構成であって、通話料金をおさえたいユーザーのニーズにはこたえていない。これは、業界最安値という売り文句で、データ通信のみのユーザーにアピールしていくという運営方針なので意外だと思った。


2016年5月18日水曜日

docomo 8インチタブレット dtab d-01Gが安い

 docomoの8インチタブレットd-01Gの白ロム(中古)が1万円前後まで値が下がってきました。HUAWEI製の8インチタブレットですが、docomo製品と言うことで一部に注目されているようです。また、d-01Gは通信機能付ですので、Wi-Fiがなくても使えます。(通話機能はナシ)
 筆者は以前から気にはなっていましたが、MVNOの格安SIMでは、3G通信しかできなかったとか、docomo製品なのでSPモード契約をしていないとテザリングもできないので、白ロムで導入するにもWi-Fi運用前提としていた方がいいように思えて見送りましたが、価格が下がり少しはその気になってきました。ただ、必要性からいうと特に必要だということではないので、通話機能をそなえたタブレットに目が向きやすいですね。
 d-01GとMVNOの組み合わせでは、利用できないドコモサービスのアプリにメモリを消費してしまい、空きメモリが不足しやすいのではないかということも気になるところです。RAM 1GBという仕様は、手をださないに様にしているデバイス仕様のひとつになっています。ただ、この価格での8インチタブレットは他には見当たらないこともあって価格から絞った場合に、d-01Gがクローズアップされるということで、性能的には特長があるわけではありません。500万画素のアウトカメラは、ほとんど期待できないと言えるものだと思います。8インチのディスプレイサイズにこだわるユーザーには受けがいいと思われますが、そうでない場合これを白ロムで選択する理由というのがかなり弱いと言えます。とにかく、8インチタブレットを安く導入したいというなら話は別ですが、中古市場の動向をみると、思ったより捌けなくて安く出回っているといった印象です。肝心のOSバージョンも4.4.4ですので腰が引けるところがありますね。
 MVNOで運用するなら予算を調整して、SIMフリーのタブレットにした方がいいような気がしますが、Wi-Fi運用メインで通話機能もいらないユーザーにとっては、軽いアプリをちょいちょい使う程度でしたらいいのかもしれません。1万円前後の価格が最大の魅力だと言えますね。



2016年5月17日火曜日

デバイス選びの落としどころのポイントになるものは?

 タブレットのZenPad 7(Z370KL)がセールだったので、他の機種と比較していました。Z370KLのポイントだったところは、7インチタブレットで音声通話もできそうなので、最近通話することが多くなった筆者には気になったわけです。あとRAM 2GB搭載なので、実用性が高いと思えます。
 タブレット選びでは、ディスプレイサイズに気を配ることが多いです。利用するシーンをいろいろ想定してみるものの、実際では勝手が違ってくることもまります。外出時にも使うのかで、本体サイズも気になってきます。用途にあわせて、複数台を使いこなすというユーザーもいて、1台だけなのか複数台で使いこなしていくのかで、選ぶ機種も多少かわってくるところです。
 OSからみると、Android OSなら製品独自のアプリもありますが基本的にはどれも同じなので、価格で選ぶというケースも多いと思います。何に使うかで、求められる性能や品質もことなってくるので、どのように考えて選んでいくかということが割と導入した後に影響するかなと思うことが多いですね。
 ユーザーの要望を100%満たしたものというのは、ほとんどないと思えますのでデバイス選びというのは妥協するところをどこに求めるかとか、とりあえず導入してみて考えるとか、やり方は個々にあると思います。筆者は。スマホやタブレットのAndroid端末を使うようになったのは数年前からで用途よりも、メーカーで選ぶことが多かったです。ノートPCを使っていますので、補助的な役割をさせるものという考えでいましたが、結果的には有効に使いこなしているとは言いがたい状況なので、考え方を変えないといけないのかと思うようになっています。



8インチタブレット NEC LAVIE Tab E PC-TE508BAW(Wi-Fi)

 低価格タブレッ ト情報をおっていたら、NEC 8インチタブレット LaVie Tab E TE508の情報がありましたので、取り上げたいと思います。ディスプレイサイズは、7インチと8インチどちらがいいのかというのは、個人の好みや用途によって選ぶところですが、表示がしっかりしたものであれば、8インチの方が大きくなるので見やすいなります。
  LAVIE Tab Eのスペックをみると、SoCは、MT8161 クアッドコア 1.3GHzです。RAM 1GB、ROM 16GBで、バッテリー容量は4,290mAhです。OSは、Android 5.0です。Wi-Fiは、2.4GHz帯のみ対応。
 1万円台のタブレットでは、SoCがひと世代前のデュアルコアのものも見かけますが、これはMedieTekのクアッドコア 1.3GHzなのでローエンドモデルとしては、重いゲームでもないかぎりストレスをあまり感じないのではないかと思われます。RAM 1GBなので、いくつものアプリを同時に使うことには向きませんので、メモリの使用をセーブしながら使っていくことにはなりそうです。
 1万円台のタブレットですと、海外メーカー製のものが多い中、NEC製ということで求められるユーザーの方も多いと思われます。大手国内メーカー製ということなので、数千円ぐらい高いのかなっと思えますが、メーカーサポートや製品のスペックなどではわからない部分での品質に期待して選ぶケースが考えられますね。Wi-Fiタブレットの入門機として良さそうだと思えました。
 



通信通話機能付 7インチタブレット ZenPad 7(Z379KL)が欲しくなった理由とは?

 NTTコムストアで期間限定セールになっていたASUS 7インチタブレット ZenPad 7(Z379KL)の情報を追っていたら、通信機能と音声通話もできるようなので、最近検索してから通話することが多くなってきているので欲しいかなと思うようになってきました。
 5インチディスプレイ搭載のスマホを使っているのですが、ブラウジングしていると画面の情報量が少ないので、欲しい情報にたどり着くのにスクロールやタップを頻繁にしないといけないので、情報量が多い7インチか8インチのタブレットが欲しいと思うことがあります。
 タブレットというと自宅Wi-Fiで使うだけなら、Wi-Fiのみのものでいいと思え実際に使っているユーザーも多いと思います。筆者は、タブレットの大容量バッテリーをあてにテザリング機能を活用したいので、通信機能もあるものをチェックすることが多いのですが、このZenPad 7はデザインもシンプルで使いやすそうだと思いました。欲を言うなら8インチの方がいいのですが、通話をするシーンを想定すると7インチサイズのものも捨てがたいと思えます。
 以前は、Bluetoothのヘッドセットなどを試してみましたが、耳に装着する手間もあって試しただけでに終わりました。7インチタブレットでしたら短い通話なら大丈夫そうな気にはなります。実際に人前でタブレットで通話するのには抵抗があるかもしれませんが。想定では通話もしようと思っていても、実際には全然しないということも考えられますので、試用期間が欲しいところです。
 タブレットのディスプレイは、7インチなのか8インチなのかと迷うことが多い筆者ですが、自宅でスタンドに立てて使うのなら断然8インチで、7インチですと画面の情報量に不満がでてきますが外出中での取り回しの良さからは、こちらのサイズになりますね。ここは個人差が大きくでるところだと思います。
 最後にZenPad 7のスペックで気になったところをあげますと、RAM 2GB、音声通話ができること、ディスプレイがゴリラガラス、Android 5.1搭載といったところです。物足りないところは、Wi-Fiが2.4GHzのみ、SoCがSnapdoragon 210というローエンドモデル、ディスプレイが7インチぐらいです。



2016年5月12日木曜日

auスマホを使い倒す

 格安SIM mineo auプランユーザーの筆者は、先日au Xperia Z4 SOV31の導入を検討していましたが、au VoLTE対応端末は、契約から180日以後でないとSIMロック解除ができないのと、白ロム(中古)だと、わざわざau ショップに端末を持ち込んでSIMロック解除(au ショップ持込は有料)をしないといけないので、いまある au URBANO L01を使い倒そうということにしました。なぜ、au網の格安SIMを使っているかというとdocomo端末のように他社のSIMカードではテザリング機能が使えないということがなく、データ通信の速度も筆者の利用環境では、docomoのものよりも速いと思えるからです。
au URBANO L01の左側ホワイトをよく使っています

 au URBANO L01は、音声通話用とデータ端末用と2台を使い分けています。これは格安SIMユーザーだからというわけではありませんが、どちらかが故障しても対応できますし、1台はテザリング用として考えていました。この機種は、電池パック式なのでバッテリー劣化をあまり気にする必要がないので、気軽に使い倒せます。
au Xperia Z4 SOV31とiPhone SEを考えていましたが、使用頻度を考えると全然なので、しばらくは現状で頑張ってみることにしました。格安スマホなども、以前はミドルレンジクラスといわれたスペックのものが、じりじりと値をさげているようなので、もうしばらく待てばややスペックの高い機種にも値ごろ感が持てる価格になるのではないかとも考えると時期尚早な気もしてきます。


イオンスマホから格安SIM事情を考える

 イオンスマホがMVNO事業者としてリニューアル(?)した。業界最安値とも言える部分がある料金体系をプッシュする記事がネットにもチラホラとあるのだけど、メインターゲットは店舗で申し込む中高年層だろう。こうした中高年齢層をターゲットとしたものに、日本郵便のMVNO参入というニュースもある。しかし、客層を考えると小売業と金融機関という違いがあって、安さを求める小売業のお客と信頼重視の日本郵政のお客とは自ずと対応も変わってきそうな気もするが、どうだろうか。
 イオンはいままでに格安スマホを販売してきたというノウハウもあるので、今回のMVNO化も販売側のことであって、新しい料金設定以外では、一般ユーザーからするとさほどインパクトもない出来事だと言える。通信費がおさえられるのならスマホでもいいよといった感覚のお客さんも多いことでしょう。
 いまのところ格安SIMの最大の魅力は安さであることは間違いないのだが、格安SIMを選ぶ際に通信のみならず総合的なサービスとして、どこまでユーザーに評価されるものを用意できるかということが選択要因になりそうと思える。
 国内メーカーのSIMフリースマホがこぞって、おサイフケータイ機能を搭載したのも利便性からユーザーに選ばれやすいと踏んだところがあるし、実際に便利な端末としてのアピール度は高いと言える。しかし、先にあげたように中高年層ユーザーともなると、スマホを便利なものとして活用するにも、その内容が年齢層にあったものというところに持っていくものもあり、そういうところはまだ成長してはいないような気もする。実際に、おサイフケータイは使う場面では便利だが、事前に登録やチャージをしたりする準備が必要で管理が面倒なところがある。
 格安SIMのスマホやタブレットなどの供給不足を話題にすることが多かったのだけども、用途は個々に異なるが、便利なサービスを受けることができることでスマホの価値評価が決まることは言うまでもないことだと実感するようになった。ネット検索で必要な情報を、その場で引き出せるということだけでも大変便利だといえるのだが、サービス面でキャリアに劣る格安SIMのユーザーは、そこらへんを自力でなんとしないといけないという課題があるのではないだろうか。



ZenPad 7+OCNモバイルONEのセール情報

 Yahoo!ショッピング内NTTコムストアで、タブレットとOCNモバイルONEの期間限定セールがあったとので取り上げました。ZenPad 7はタブレット入門機としてどうなのかをスペックからみていきたいと思います。


6日間限定セール!期間限定特価! ASUS ZenPad 7 (Z370KL) + OCNモバイルONE(データ通信専用/マイクロSIM)セット 【送料無料】

 ZenPad 7はタブレットでは定評のあるASUS製だけに手がだしやすい機種だといえます。価格的にも2万円ちょっとで通信機能があるタブレットしては最安あたりだと思えます。
 ZenPad 7のSoCは、Snapdragon 210のクアッドコアです。RAM 2GB、ROM 16GBというスペックです。ディスプレイは、1280*800の7インチとなっていて特殊コーディングのゴリラガラスを採用している。バッテリー容量は、3,450mAh。アウトカメラは、800万画素になります。重いゲームには向いていませんが、電子書籍やブラウジング、動画再生ならさほど問題ないところだと思います。通話機能もあると表示されていますので、やろうと思えば通話もできるのではないかと思います。
 SoCのSnapdragon 210を搭載した端末を最近よく見かけますが、ビデオ性能などは期待できないものなのではないかと思います。

新生イオンモバイルに何が起きたのか?ネット販売は停止状態が続く

 2016年2月26日に、イオンモバイルそのものが格安SIMの提供を開始した。その業界最安値の料料金設定が注目を集める中、申し込み初日から登録業務のトラブルでネット販売は停止状態になっている。どうも登録システムのトラブルが発生したようで、初日当日での店舗受付でも時間がかなりかかったという苦い門出だった模様。
 イオンはいままでに格安SIMとの端末セットを販売してきたが、MVNO事業者としては異業種新規参入になる。登録業務などをオペレートするのは初めてなので、こうしたトラブルが発生したのではないかと思われる。ちなみに、MVNEはIIJらしい。
 筆者は、イオンと格安SIMとの組み合わせがピンと来ないというか、MVNEがIIJならさほど気にかける必要はないかもしれないが、異業種から参入した格安SIMは対応内容がいまひとつになるので、さほど関心もないのだが、こうしたトラブルでニュースになっているので取り上げてみました。



2016年5月11日水曜日

格安スマホには、ストラップホールがないですね

 格安スマホというと機能を最低限のものしかないというイメージなのだが、携帯するツールとしてもストラップホールがなく、国内ユーザーにとっては不完全な印象を抱く要因になっていると思える。
 実際に、手でバックから出すときにボディーをわし掴みにするか、ディスプレイと背面の端を指で挟んで取り出すことになる。スマホそのものは重いので、むしろストラップホールはガラケーからの名残とも言えるところがあるのだが、落下という危険を回避するのには、ストラップはかなり有効なのも事実だ。

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 ストラップだけではなく、バンカーリングのような指にかけるリングをスマホの背面に取り付けるといったことも落下防止に役に立つと思える。筆者は、ストラップ派なのでバンカーリングのような指にかけるものは使わないのだけど、こちらに慣れているユーザーだとストラップよりはるかに便利そうだ。
 筆者が使っている格安スマホもストラップホールがなく、屋外での使用はなるべくしないようにしている。バックから取り出そうとして落とすということは、少し考えただけでもありえそうだという説得力があるもので、用心の為にストラップは付けたい。ストラップのない格安スマホだと手帳型ケースだったり、先にあげたバンカーリングだったりで対応はできそうだ。一時期、ケースにストラップの紐を付けようかと思ったが、外れやすくなってしまい本体だけ抜け落ちるのではないかと思うと、そうそうケースにストラップを付けるこもできずに、そのまま使っている。
 お洒落なユーザーなら、自分なりのストラップを付けて楽しむといった遊び心を満たしてくれるものでもあるので、格安スマホにもストラップホールぐらいは欲しいところなのだが、コストや加工技術の面でクリアしなければならない課題があるかと思うと期待できることではないかなっと思ってしまう。