2016年5月28日土曜日

セカンドスマホにあった格安SIM選び

 セカンドスマホで格安SIMを使いたいと思っているユーザーさんは多いと思います。キャリアとはガラケーで音声通話を契約し、データ通信は格安SIMと契約して運用するのは今のところ合理的な考え方の一つではあると思います。とにかく、データ通信のみを想定した格安SIMを考えていきましょう。
 筆者は、mineoユーザーです。auプランとドコモプラン(データ通信のみのシングルタイプ)を利用しているのですが、au VoLTE対応の端末が増えてきて、これはSIMロックを解除しないと格安SIMが使えないという厄介な仕様になっているようです。いまのところarrows M02がau VoLTE対応のSIMフリー端末になりますが、このままの環境で数年後もauプランを利用しているとは考えづらいので、ドコモ網格安SIMをメインにした運用も想定して格安SIMを考える必要ができてきました。
 それはともかく、格安SIMに参入したイオンモバイルもデータ通信のみでしたら、480円(1GB/月)からはじめられるなど見逃せない料金体系です。しかし、MVNEがIIJではということで、低速時の通信制限があるということを考えると、正直に言って使いづらい格安SIMだと言えます。こうした低速時の通信規制がないOCNモバイルONEとmineoが第一候補になるかと思います。

 第一候補にあげたOCNモバイルONEですが、110MB/日という仕様や音声通話対応SIMだと、1,600円からというところがややネックになります。筆者も110MB/日の日次コースを1年近く使っていましたが再び使うのは少し遠慮したい気持ちがあります。

 一方のmineoは、500MB/月の700円からはじめられ、これに音声通話をつけても1,400円からになります。1,600円にすると、3GB/月になりますね。どちらにしても、この2つの格安SIMは、低速時での通信規制がないので、通信規制があるものと比べると大変使いやすい仕様だと言えます。
 ほかでは、先にあげたイオンモバイルの480円(1GB/月)ですとか、ソネットの0SIMなどがあります。料金予算を月1,000年前後として4GB/月の格安SIMを利用するという考え方もありかと思います。ちなみに、イオンモバイルの音声プランは、1,180円(500MB/月)からなんですが、音声通話料金が20円/30秒であることから待ち受け専用としての使い方ではないかと思います。それと、先にもあげた低速時(200Kbps)の通信規制があるのではないかと思われますので注意が必要です。
 低速時の通信規制はだいたい3日間の通信規制が続きますので、いざという時に使えないということがあるので仕事では、まず使えない仕様だと言えます。通信規制を受けないように使い方を紺トールしないといけないので、筆者のようにコントロールしてまで使いこなすメリットが見出せないユーザーであれば導入は控えた方がいいかと思います。