2016年5月10日火曜日

ドコモ端末 AQUOS PHONE ZETA SH-06E は格安SIMにおススメなのかどうか?

 格安SIMユーザーなら、ご存知の方が多いと思いますが、ドコモ端末に格安SIMを入れるだけで利用できて重宝しますが、ドコモ端末の仕様からテザリングは利用できません。筆者は、格安SIMで主にテザリングを利用していますので、ドコモ端末はあまりみない様にしています。いま現在、格安SIM運用で、SH-06Eが白ロム(中古)で値ごろ感があるということで、ちょっとみてみようと思います。
docomo AQUOS PHONE ZETA SH-06E

 SH-06Eはシャープ製で、約4.8インチのIGZO液晶(フルHD)を搭載しています。SoCは、クアッドコア 1.7GHz、RAM 2GB、ROM 32GB、バッテリー容量は、2,600mAhとライトユーザーには申し分ないスペックなのですが、Android OSは、4.2.2で、4.4へのアップデートはできないようです。
 いままで数台のAndroid 4.2を使ってきましたが、パケ詰まりと言われる読み込みが途中でとまってしまうことが頻発するようです。いま使用しているスマホもOSが4.2.2なんですが、パケ詰まりや安定性に少しかけるような気がします。4.4はパケ詰まりもほとんどなく、4.2より安定性と言うかパフォーマンスがいいようです。2013年の夏モデルなので、OSバージョンが4.2.2なのは致し方ないところ。しかし、Qiのワイヤレス充電に対応しているので、市販のQi充電器を用意すれば、置くだけ充電ができるという利便性も装備していて使い勝手は良さそう。
 格安SIMとの組み合わせでは、テザリングはもちろんできないが、Wi-Fiは5GHz対応で、アウトカメラは約1310万画素なので、普段使いにもできる仕様になっている。なんとも魅力的に思えるのだが、筆者にはテザリング機能が必要なので、SH-06Eを導入することはほぼないと思う。国内仕様ともいえるおサイフケータイ、ワンセグ、防水、あと赤外線通信などがあり、テザリング機能を必要としないライトユーザーであれば、シャープ独自の高精細なIGZO液晶なので、OSバージョンに目をつぶれば、そこそこ満足できる端末なんだろうと思える。しかし、個々に実機を手にしてみないことには、好みもあるので何とも言えないのも、また確かだと言える。