2014年10月6日月曜日

Android 端末がうけた理由を考える

 Android 2.2や2.3が登場した時に、コアなユーザを中心に今までにない盛り上がりがあったように思う。テザリングができたり、CPUのクロックアップができたりと、いろいろと改造が出来る点に注目が集まったように思う。それは、拡張性の可能性を意味していたし、次世代AndroidOSへの期待をも意味していた。しかし、国内ではスマホ端末の完成度の低さから一般ユーザから関心を得ることができないままだったようにも思える。
 Android 4.0以降は、セキュリティ強化により改造がしづらくなったのか、ネットでもあまり記事を見なくなった。ルート化も、詳しくないと出来ないほど難しくなっている。可能性というものを失ったかのようにAndroid OS の話題がコアなユーザからネットにあがる機会が減ってしまったようだ。
 Googleは、Androidを買収してのスマホであって、PCメーカーがスマホを出しているのとは少し背景が異なるように思う。また、Android は、もともとデジタルカメラの画像データを携帯電話回線で送信する為のOSだったということで、筆者はAndroid そのものより何が出来るのか、どんなサービスが可能になったのかというにとのみに関心があるというレベルになってしまっている。