2017年2月3日金曜日

補助電源が必要ないグラボ GTX750Ti VS RX460

 数年ぶりに軽めのオンラインゲームができるスペックの自作PCを組もうと、グラフィックスボード(グラボ)について下調べをしました。以前は、どちらかというと低電圧CPUで省エネタイプの自作PCを組んでいたので、消費電力の大きいグラボは、ゲームもしなかったのでスルーしていました。
 GTX750TiとRX460は補助電源がないタイプのグラボで、それまでのスペックがミドル以上のものですとPCI-Eスロットとは別に6pinなどの電源ケーブルをグラボにつなぐ必要があったのですが、これらのグラボはその必要がないグラボになります。省電力なので、500W電源ユニットであれば、問題ないのではと思いますが、400Wですと電源ユニットの状態やもともとの仕様(品質)によっては使えないこともなくはないと思います。300Wともなると要注意だと言えますが、ほとんど賭けに近いような安定性を度外視した使い方だと思います。
玄人志向 グラフィックボード NVIDIA GeForce GTX750Ti
PCI-Ex16 LowProfile 2GB 補助電源なし GF-GTX750TI-LE2GHD
さて、AmazonでGTX750Tiの価格が1万円ちょっとなっていたので取り上げました。(このグラボはロープロファイル対応です)GTX750Tiは、2014年に発売された製品で、2016年に同じく補助電源なしのGTX1050が発売されているので、値下がりが期待できる製品となっています。筆者が思っていた以上に早く1万円前後の価格になりました。性能的には、さすがにミドルレンジのグラボとして見るのは厳しいかなというところのようです。筆者から見てもスペックからみると価格優先の選択肢となり、ゲームにしても用途にあったスペックなのかどうかの見きわめが必要になってきます。
PowerColor ビデオカード AMD RADEON RX460搭載
AXRX 460 2GBD5-DH/OC
一方のRadeon RX460は、RX470の下位モデルで、2016年に発売された製品です。スペックでは、GTX750Tiよりも上の位置づけになりますが、数千円ぐらいの価格差もあります。価格性能比でみていくと、RX460よりRX470、さらに上位のRX480と、この価格差があることで目移りしてしまいますので、RX460を選びにくいところだと思います。
 筆者の場合、海外サイトでプレイしたいゲームの推奨スペックをみるとGTX750Tiでも、全然いけわけですが、スペックを考えるとGTX1050Tiは欲しいかなと思います。なので、GTX750Tiの場合は、値下がり待ちだったのですが、とりあえず推奨スペックをクリアしている旧製品Radeon HD7770(2012年の製品でGTX750Tiよりスペックが低いもの)を中古で導入してみました。ちなみに、NVIDIA GeForce GTXとRadeon RXで、それぞれゲームによって得手不得手もあり、割と入念に調べておかないと使い方次第で、不満がでやすいところだと思います。