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SAPPHIRE HD7770 GHZ EDITION 1G GDDR5 PCI-E |
HD7770については、HD6670の中古を探していた時に、たまたま安くなっているものみつけたので、スペックも知らずに導入しました。海外サイトで確認したところでは、プレイしたいオンラインゲームには対応できるみたいで、推奨スペックをクリアしていました。HD7750のスペックでは、ギリギリです。HD6670では対応できないようです。最低ラインでさえも、HD6670のスペックは届きませんでした。
もともと筆者は、NVIDIAのGTX750 Tiぐらいの性能が欲しかったのですが、GTX1050Tiの存在が大きく手が出ない状況です。HD7770で様子をみながら、消費電力は大きくなりますが2枚挿しのCrossFireXもあわせて検討したいと思っています。消費電力からみると、HD7750のCrossFireXでないと電源の問題がでてきます。CrossFireXの2枚挿しは、ハイエンドのグラボで、さらに上の性能を狙うとかに使われるもので、ミドルレンジでも低いグラボでCrossFireXをするというのは、多くはないケースではないかと思われます。
3Dゲーム以外では、マルチディスプレイ構築にエントリークラスのグラボを使うなどの用途があると思いますが、AMPのAPUをみてもiGPU(内蔵GPU)の性能があがってきているので、エントリークラスのグラボ(ビデオボード)は必要がないのではという意見をよくみかけます。グラボそのもののスペックもあがってきているので、旧製品のグラボを選ぶにしても下調べをよくしていないと必要な性能が得られなかったということが起きる可能性がありますし、中古ですと製品寿命のことも考えておかないといけないと思います。また、トレンドの4Kは、メモリ容量が関係しているようなので、どれぐらいあればいいのかも事前に知っておく必要があります。
旧製品の中古をみていると、当時人気のあったものがどれかというのもわかってきますが、3Dゲーム用にグラボを導入しているユーザーにとって、手持ちのグラボ性能を基準にして、新製品への乗換えをしていくので、そこそこスペックが良くても人気のでなかったグラボとか、これはメーカーサイドのことですが、リネーム製品とか候補から外したくなるものが割りとあるかと思います。今回は、たまたま安くなっていたHD7770を2枚導入しましたが、こちらの製品はワットパフォーマンスに優れている省電力化に振ったモデルのようで、スペックはミドルレンジとしては、3D系のベンチマークのスコアをみても、いまでは低いものになっています。しかし、筆者の必要としている性能はクリアしていますので、ひとまずこれで様子をみていくといったことになります。
2014年発売のGTX750Tiは、消費電力については省電力化されているものの、GTX1050Tiとの比較ですと性能に開きがあって、GTX750Tiでの厳しい場面も、GTX1050Tiでは、なんとかいけるという場面が結構ありそうです。より上のGTX1060やコストパフォーマンスが良いと言われるGTX1070、さらに上位のGTX1080の性能と価格を判断基準に入れておかないと旧製品をベストチョイスすることは筆者はできそうにないと思っています。
GTX550Tiについても少し話がしたかったのですが、消費電力が大きい割には性能はいまいちみたいな話なので割愛したいと思います。また、Radeonの第4世代についてはほんと知らないがために話ができなかったことをことわっておきます。
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