2014年12月12日金曜日

来年発売「Polaroid pigu」(3G端末) VS covia「FLEAZ F4s」(3G端末)SIMフリースマホ対決

 年末から来年にかけて、中国製格安スマホ(3G端末)が登場します。どれも、デュアルSIMといって、SIMの2枚挿しができるものですが、これは海外向けの仕様で、GSM(日本ではない)と3Gの現地の通信SIMを入れて使い分けるといったものです。
 LTE対応機種「ZTE(中国製) Blade Vec 4G」が、NTTコムストアで「OCNモバイルONE」の初期費用をあわせて、22,500円でネット販売されていて、同機種は店頭販売で、実売価格が2万円を切る場合があります。いま中国(韓国を含め)の日本に対する政治的態度の不快感から中国(韓国を含む)製品に人気がでることはまずありませんから、価格性能比で割り切るというユーザがほとんどだと思います。もう、中国製の2万円台3G端末は、売れないでしょう。そこで、デュアルSIMの海外仕様のさら安価な1万円前後のエントリーモデルを国内投入することになったと思われます。
 しかし、これもデータ通信が安い格安SIMには不向きの音声通話をメインで使う為のスマホなので、売れるかといったらそんなには販売台数はいかないのではないかと思います。唯一、「Polaroid pigu」(RAM 1GB、ROM 8GB仕様)の9,980円がスペック的には期待できますが、バッテリー容量が、1,400mAhと少なめなので、ビデオ再生約3時間と外出時は待ち受けメインの使い方しかできません。しかも、3.5インチですから操作するのがやっとで、ビュワーとしては画面が小さすぎますね。最低、4インチぐらいないと、かなりストレスが発生します。アジアの発展国で売れても、いざ日本ではどうなのかということがあります。(政治的な影響もあって)せめて、デザインだけでも中国製とは思えないものに仕上げていただかないと、人目につくものですから場合によっては白い目で見られる場面があるかと思います。
 covia「FLEAZ F4s」(3G端末 Amazon価格 9,669円 1.2GHzクアッドコア、RAM 512MB、ROM 4GB、バッテリー容量1,350mAh) ですが、4インチIPS液晶を搭載しています。カスタマーレビューでは、カメラが固定焦点式でAFでないということで、想像通りトイカメラ並みのようです。300万画素とか500万画素未満は実用レベルにないと考えていいと思います。せめて記念写真でも800万画素以上ないと美しい画像は望めません。(イメージセンサー性能の話として)「FLEAZ F4s」は、UQ Mobile(au回線)で、京セラ「KC-01」が今月18日に発売されるので、カメラ性能が目も当てられないレベルでしたのでキャンセルしました。とにかく、コストをおさえたい人向きですね。筆者は、カメラ性能が実用レベルでないと、まずいので資金を3万円前後のスマホに集中させることにしました。