2014年12月8日月曜日

格安SIM用のデータ端末があってもいいかもしれない

 前のブログで、3G端末で本体価格1万円前後のものをいろいろ見てきたが、LTE対応のものが欲しい筆者にとってはハードルが高い製品でもあった。高速データ通信でなくても済む用途なら、手始めに使ってみてもいいかもしれないが、サポートが良くないと言われる中国製品だとビギナーには不向きなスマホだといえる。
 さて、本題に入る。LTEデータ通信が利用できる格安SIMを活用するのには、データ端末として必要なスペックというものがあると思えるし、またユーザはそれを求めているわけで、以前「ファブレット」(5~7インチ)がアジアで人気があるという記事があったが、国内での格安SIMの特長を生かすには、データ通信端末として優れたスペックを持つデバイスが求められているわけで、ZenFone5は、5インチディスプレイとRAM 2GBで、その条件に近いものだと思える。RAM 2GBというのは、1GBとは全然別物と思えるぐらい使用感も違ってくる。まぁそれはいいとして。
  7インチタブレットは、画面が広いだけ使いやすくはなるが、それほどのところがあって、むしろ持ち運びのしやすさというところでは及第点にはない。せいぜい6インチまでといったところだろうか。データ端末しても許せる範囲だと思う。格安SIMユーザ向けに、どの機能をコストカットの対象にするかというところだと思う。防水機能は別にして、ワンセグはオプションで、おサイフケータイはカット、しかしNFCは搭載するなど、それぞれによく検討してユーザに利便性を提供できる内容にしなくてはならない。
 音声通話にしても、大きい端末を耳にあてるというのはNGだと思えるので、Bluetoothのイヤホンマイクに任せてしまい本体には搭載しないとか、カメラは人気がでたら、後継機にハイスペックのものを搭載するとか。いろいろあると思う。いまのところ、これに近いのはAmazon Fire HD6なのだが、IP電話アプリがないので筆者はスルーした。Fire HD6の販売台数にもよるところなのだけど、050plusには対応してもらいたい。LTE対応で国内メーカーのものなら、2万円台後半でもいけそうな気がするのだけど楽観的だろうか。これに近い製品がでたら、検討したいと思っている。