2014年12月8日月曜日

1万円前後の中国製3G端末が続々と登場するその裏側は?

 国内では、データ通信はLTEが当たり前になってきています。そもそも中国製の3G端末は、海外向けの仕様で、デュアルSIMといってSIMを2枚装着できます。切り替えは手動だったり、中には自動のものもあるようです。LTE未対応モデルなので、魅力は本体価格です。しかし、バッテリー容量も、1,400mAhぐらいですし中国製なので多分すぐ性能劣化する恐れがあります。ものによっては、古いパーツの使いまわしもあるということなので。言うまでもなく品質管理の問題で、当たり外れがある様ですし、ほとんどの製品で国内メーカー同様な満足のいくサポートは受けられないと思っていいかと思います。
 いまになって、デュアルSIMの3G端末が国内に投入されるのか、よくわかりませんね。中国製の3Gスマホはイオンスマホで流通系の店頭販売では、詳しくない人が購入するでしょうが、ネット検索をよく利用する事情通のユーザは、3G端末で2万円前後するものはスルーされていることでしょう。防水機能もワンセグも、おサイフケータイもないRAM 1GB以下の3G端末として割高感がありますし、LTE対応スマホで、2万円前後の機種がありますから。1万円台の3G端末が売れないので、さらに低価格のモデルを投入するということなんでしょうけど、LTE対応にしてないというだけで、そんなに販売台数がいくとは思えない。海外での使用を目的にしたデュアルSIMの3G端末というと、国内で売れるとは思えないんですけどね。中国には政治的なところで抵抗感が強くなっている昨今、スペック的にもこれを喜んで使う人は、まずいないと思えますね。デュアルSIMということで、中上級者向けの3G端末だと思います。初心者には使いこなせないのではないでしょうか。