2014年12月3日水曜日

格安SIM用国産SIMフリースマホ待望論

 このところ格安SIMを使う為の安めのスマホをいろいろみている。発展国では、安い中国製スマホがシェアを伸ばしているという。そこで、3G端末でもいいし、1万円前後の中国製スマホを検討してみた。
 中国製ともなると、その品質に期待するということは、日本市場ではまずないことだと思う。マスコミなどの記事でも、どうせ書き手はiPhoneや品質の高いハイスペックなスマホを使っていることだろうし、実用に関しての情報というものが、通販サイトの商品レビューぐらいしかない。商品レビューもプロが書いているわけではなく使い方が間違っていたり、商品知識がなかったりするものがあって鵜呑みにすることはできない。
 さて、中国製スマホで気になるのは、ずばり耐久性だ。ぶつけたり、落としたりした時に、ダメージが大きく使えなくなるようなものでは、利用特性上大変困るわけなんだが、落下対策というものが施してあるのか不明だ。そもそも、中国製品の品質というものが、品質管理でさえどうなってるのかと思わされるような場面があるようだ。
 次にバッテリーが気になる。過流電防止回路とか、バッテリーには外観からはわからないが、さまざまな技術が投入されている。また、破裂などの事故防止対策も必要なところで、実際に中国製のバッテリーが爆発したという情報はネット検索すればでてくるとことでもある。お国柄もあって、日本企業のような几帳面さというものはないと思っておいたほうが良さそうだ。
 そして、スマホの中核機能である通信性能は、実用レベルなのかどうか。音声通話をする際の音質がどれぐらいクオリティーを確保しているのかなどが気になるところ。逆に、気になるなら良いものを検討したらという話になるのだが、SIMロックがかかっていないSIMフリーの国産スマホというのは、選べるほど多くの機種はでていないというのが現状なのだ。