2016年7月31日日曜日

ZenFone Goにレッドとピンクの新色が登場

 NTTコムストアでは、5.5インチSIMフリーZenFone Goの新色にレッドとピンクが加わりました。いままでのブラック、ホワイト、ブルーとあわせて5色になります。

 先月、値下げした5インチSIMフリーZenFone2 Laserは、カメラが強化された性能バランスの良い端末なので、いまはLaserに人気が移っている様子です。筆者は、ZenFone2 Laserユーザーなのですが、なぜかありまり使っていません。むしろ、電子書籍向きな5.5インチディスプレイを搭載しているZenFone Goが大変気になっています。


2016年7月30日土曜日

悪質な中国アプリCM Securityについて

Googleサイトに似せた謎のサイトへ誘導される
中国アプリに振り回されて時間を無駄にしました。ことのはじまりは、「Clean Master」をインストールして不要ファイルを削除しようとしたのが間違いのはじまりで、しばらくすると上のようなものがディスプレイに出現して、Playストアで「CM Security」というアプリをウィルスに感染しバッテリーが破損しているからインストールするように脅迫されます。これでスキャンした後に、別のアンチウィルスソフトで検索したところ、問題のあるアプリを検出したので削除しました。
Dr.WEBで検出されたウィルスの脅威
 「Clean Master」は中華アプリなので、これをインストールした時に変なものも一緒に入ったのではないかと思っています。いまのところ、2度このGoogleを装ったページが出現しました。URLはフェイクみたいで、コピーすることができない仕掛けになっています。たぶん、中国人の発想なんだけど、ここまで来ると「さすがに悪魔の所業」としか言いようがないですね。もともと、法を守ることもでない国ですから、なんでもありでモラルの欠片もない人たちが多いのだろうと思います。つまりは未分化で未成熟な人たちです。よく、中国2千年とか5千年とかホラを吹く中国人がいますが、13世紀の南宋滅亡と同時に中国文化は、1度死滅していて、2千年とかの歴史はないことは歴史に明るい人なら誰でも知っています。ほんとうに困った人たちです。
Avira と AVGのアンチウィルスソフトをインストールしました
そんことより、この恐喝ページが出現しないようにしたいといけないのですが、最終手段の初期化まではしたくないところですね。まず、中華アプリの「Clean Master」と「CM Security」をアンインストールして、アンチウィルスアプリ「Avira」と「AVG」をインストールして、しばらく様子見をすることにしました。先にあげたシステムの警告では、あわててCM Securityをインストールしない方が賢明かと思います。ボタンをタップすることで、何かをされる場合があるので拒否していいかと思われます。
こちらは、RAMとかキャッシュをクリーンにするアプリ
一応、内容的にはかわらないと思えますが、AVG Cleanerを使うことにしました。しかし、中国アプリのやり方はアクドイというか、考え方が浅はかと言うか。騙すより騙される方が悪いみたいなことを息をするように言える人たちなので厄介です。




ZenFone2 Laser (ZE500KL)にポケモンGOをインストールできましたがプレイはうまくできませんでした

 ポケモンGOの動作確認では×であるZenFone2 Laser (ZE500KL)にポケモンGOをインストールしてみました。Laserはジャイロセンサーを搭載していませんので、AR(拡張現実)をオンにできません。
 インストールは無事にできたのですが、プレイは捕獲する為のカプセル(名称は知りません)がタッチパネルが無反応で投げられませんでした。タッチパネルには問題はなかったので、アプリとLaserの相性問題だと思います。その後、しばらく様子をみていたらブラックアウトしてしまいそのままの状態です。
 ネットでは、ポケモンGOに対応していないというのは本当の様です。動作していた内容をみてみますと、回転させると多少カクつきがありましたが、ストレスなくプレイできるものだとは思いますが、ブラックアウトしてしまうとは。一応、再起動させるとプレイ画面には戻ります。




2016年7月28日木曜日

夏休み限定で、ポケモンGOをやってみます。

ポケモンGOをAS01Mに再インストールしました

 RAM 3GB搭載のSIMフリースマホ arp AS01M(ジャイロセンサーなし)で、ポケットGOをプレイしたという投稿に反響があったので、夏休み期間中だけポケモンGOをすることにしました。
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 ポケモンGOのAR(拡張現実)は、スマホにジャイロセンサーを搭載していないと、ONにできませんし、格安スマホだけではなく機種によってもインストールできたりできなかったりするようです。
 前回の「AS01MでポケモンGOをやってみた」では、RAM 3GB搭載のAS01Mの性能をはかるための記事で、一度起動してしまえば問題なくプレイできるという結果でした。ARはオンに出来ませんが。筆者は、格安スマホでは、 ZenFone2 Laser ZE500KLユーザーでもあるのですが、Laserは、RAM 2GBということで、よく「サクサク」動作するという記事もありますが、そもそも「サクサク」って何だよということで、ストレスなく使えるぐらいのもので、ZenUIもそんなに軽快ではありません。そういうこともあって、RAM 3GBのAS01MにポケモンGOをインストールしたわけです。率直な意見としては、なにもジャイロセンサーを搭載していない格安スマホでポケモンGOをしなくてもいいんじゃないかなと思います。
 ポケモンGOの動作環境を考えると、ジャイロセンサーを搭載した屋外で液晶表示が見やすい機種を選ぶ必要がありそうです。細かいことはPLayストアでご確認ください。ちなみに、Android OSバージョンは、4.4以上で、AS01MのOSは、5.1です。通信環境は、OCNモバイルONEで、ターボオフの状態(最大200Kbps)でプレイしています。
 また、ポケモンGOによる交通事故もすでに発生していて、鉄道各社ではキャラが出現しないように要請書を提出しています。最近になって、総務省と消費者庁からは、ポケモンGOをプレイしながらの「ながらスマホ」をやめるように注意喚起を発表しました。夏休み入ったこともあって、事故には気をつけたいところですね。


2016年7月24日日曜日

AS01MでポケモンGOをやってみた


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 arp AS01MにポケモンGOをインストールしました。AS01Mは、SoCがMediaTekのMT6735Pというローエンドのものですが、RAM 3GB搭載なので一度起動してしまえば、問題ないようです。OCNモバイルONEの低速200Kbpsでも、特にこれといった問題を感じませんでした。
 散歩コースにポケストップがあったので、AS01Mを持ち出して散歩しましたが、スマホを取り出して確認していると散歩本来の目的である気分転換ができていないような気になります。結局、散歩コースにあるポケストップは空っぽでした。AS01Mには、ジャイロセンサーがないのでARはオンにできません。AR(拡張現実)をオフでプレイしていると、あまり面白くないかもしれないですね。

 AS01Mは、GPS信号をつかむのに割りと時間をとられることがあります。ポケモンGOは、このまま入れておくとはまりそうなので、アンインストールしておきました。すでにポケモンGOを禁止にしているエリアもあるなど、このゲームは流行っているだけに賛否両論ありそうです。
 今回は、ジャイロセンサーのない格安スマホでも遊べますが、ARをオンにできないので面白いのかどうかはわからないということで、ポケモンGO体験を終えたいと思います。
≪追記 2016.7.29≫
 「AS01MでポケモンGOをやってみた」の投稿に反響がありましたので、夏休み期間限定で引き続きポケモンGOをAS01Mでプレイすることにしました。
7.29時点でレベル2です。散歩コースでは早くも限界かも。


マルチキャリア対応SIMフリー富士通 arrows M03とM02の新旧機種の比較

 8月下旬ごろに発売されるされるだろう富士通 arrows M03と現行モデルのarrows M02を比較してみたいと思います。比較するのは、SoCが同じMSM8916 クアッドコア 1.2GHzをどちらもも採用しているからです。単純にみると、機能面ではM02にワンセグを加えて、カメラを1310万画素に強化したマイナーチェンジ版に見えますが、デザインはまったく違うものになっています。
富士通 arrows M02

 M02とM03は、デザインがまったく違います。新製品のM03は、アルミフレーム枠を採用した老若男女問わず使える明るい雰囲気のものになっています。基本スペックでは、ほぼ同じなのですが、ワンセグを搭載し、カメラを強化、Android OSバージョンも6.0となっています。細かいところでは対応周波数帯(Band)も少し増えています。Wi-Fiでは新製品のM03は従来の2.4GHzに加えて、5GHzにも対応しています。
 SoCが同じことから、M02を考えるユーザーも多いかと思いますが、M02ではディスプレイの有機ELが割れるという故障が報告されるようで、特に落下などの衝撃によるものではなく、普通に使っていて割れるということです。内部で割れてしまい表示が見えなくなるので、ディスプレイの表面ガラスが割れるのとは症状が異なるものですね。いまのところ情報をキャッチしただけなので、筆者にとっては噂レベルなんですが、M02を使うのなら予備知識として知っておきたいところです。
 この富士通のSIMフリーarrowsシリーズは、格安SIMでメインとして運用できる数少ない国内メーカー製の端末です。ほかにハイスペック寄りの性能を持つシャープのAQUOS mini SH-M03が発売されています。arrowsシリーズに話を戻しますと、コストをおさえた端末なので、用途に合っているかを確認しておく必要がありますね。

リンク先≫富士通サイト arrows M03のページ



2016年7月23日土曜日

ポケモンGOは、ジャイロセンサー非搭載の格安スマホだと、AR(拡張現実)が使えず憂き目にあう

 ポケモンGOをPlayストアから手持ちの格安スマホAS01Mにインストールしてみた。ARがスマホにジャイロセンサーがないとONにできないということなので試してみることにしたのだ。


 AS01Mには、ジャイロセンサーが搭載されていないことをこれで確認できた。格安スマホの大半がジャイロセンサー非搭載なので、ポケモンGOのARをONにできない。
 ARをオフにして少しプレイしてみたところ、一応は遊べるみたいだが、ポケストップまで移動する必要があって、この暑さの中近所をブラつくのもツライので即終了とあいなった。近くにあるポケストップをみてみると住宅街だと、児童公園とか住宅内にあるショップとか、とにかくしょぼくて行く気にはならいない。このゲームで遊ぶつもりではないが、子どもには微妙な感じですね。
 ジャイロセンサーというと日ごろ意識していないのだが、こういうところでキャリアスマホと格安スマホの格差がでてくるとなると、ちょっと考えないといけないような気がします。

2016年7月22日金曜日

SIMフリーZenFone Goを考えると筆者ならこうなった

 1万円台から2万円前後のSIMフリースマホ(格安スマホ)は激戦区になっているが、ZenFone2 Laserも20,800円(税抜)に値下がりして、この価格帯に参入した。筆者は、ZenFone2 Laserユーザーなので(あまり使っていないが)、5.5インチHD液晶ディスプレイ搭載のZenFone Goをよく考えるようになった。これは、電子書籍に使うことを主な目的としている。



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 NTTコムストアで開催中の「格安スマホまつり」では、値下げしたばかりのZenFone2 LaserとZenFone Goが同じ16,800円(税抜)になっているので、どちらにしようか迷っているユーザーも多いと思われるので、まずはここから話をしようと思う。
 筆者は、ZenFone2 Laserを使っているが、それでもZenFone Goを検討しているのは、5.5インチHD液晶ディスプレイを搭載しているということが大きい。これは5インチHD液晶だと、電子書籍にはやや狭く、特にマンガとなるとフキダシの文字が小さくて読みにくいので、ストレスを感じるからだ。それと、バッテリー容量がGoの方が3,010mAhとやや大きいことがあげられる。逆にアウトカメラはレーザーでピントをあわせる1300万画素のLaserの方が800万画素のGoよりも良い。細かいところをみていくと、ディスプレイの表面は、Laserではゴリラガラス4を採用しているが、Goは通常のもののようだ。また、Amazonのカスタマーレビューをみていくと、Goは、SIMスロットが認識しないという外れ端末が存在することがわかる。これは数件あったので、すでにメーカーでも把握しているところだと思える。いつごろ製造したものに不良が多いのかはわからないので運任せといったところか。
 また、Laserを使っていて液晶表示は正直に言って目にチカチカするもので、ブルーライトカットは入れておきたいところ。たぶん、Goでも同じなのか、もしくは価格からみるとLaserよりも落ちる液晶表示ということも考えられる。音質については、Laserのスピーカーでいうと、落ち着きのないシャリシャリ感があって、聞き取りにくいところがある。Goがいままでの改良版であれば、発売日にひらきがあるので、マシになっている可能性はないとは言い切れないが、ここは実機で確かめるしかない。Android OSバージョンは、手持ちのLaserが、5.0.2で、いまだに6.0へのアップデートはなし、Goは、Android 5.1.1で、現状ではGoの方が新しいのだが、Goは6.0へのアップデート予定を確かな情報としてはキャッチしていません。Laserの方も国内版がいつアップデートなのか「?」です。
 SoCは、どちらもクアッドコアだが、Goに採用されているQualcomm Snapdoragon 400は、LaserのSnapdoragon 410よりもひと世代前のもので、3Dなどが弱い。とはいっても、410も決して3Dに強いSoCとは言えずゲームには向いていないSoCだと言える。クロック周波数は、1.4GHzのGoが上だが、同世代のSoCではないので、クロック周波数だけはわからないところがあるし、LTE対応した通信機能が400と410で違いがあるのかどうかの方に関心が向くところだ。
 ざっくり言ってしまえば、総合的にはZenFone2 LaserがGoよりも上なのだが、部分的にはGoが優っているところもあって、あとは本体サイズや用途を考えてどちらにするかを詰めていけばいいぐらいの話に思える。ちなみに、Goのディスプレイはやや粗めではないかという情報もあったが、ここら辺はもともと高精細ではないし期待する価格帯のものではないので、動画を美しく観たいユーザーには向かないと言っておきたい。高精細のものと比べると差は歴然としているが気にならないと思うユーザーも多くいるだろうと思う。5インチぐらいのHD液晶ディスプレイで、画像ファイルなどを細かくチェックするとかはFHD以上の高精細タイプでないとできないと筆者は思っている。価格から言っても、それ相応として考えておいた方がいいと思える。
 また、「格安スマホ」なのでボディーの仕上がりとかは、キャリアのスマホとは比べものにならないのだが、細かいことを気にしないタイプのユーザーなら問題にならないとは思う。コストダウンしている分だけ、ボディーの細かい仕上げにはコストをかけられない事情があるとして目をつぶるしかない。ASUSは、スマホ以前にも安価なタブレットを数多く販売しているので、仕上がりが良くなくても心配する必要はないかと思う。実際にASUSタブレットを使っていたが、独自のノウハウはあるようだ。
 さて、ZenFone2 LaserとZenFone Goの比較でみてきたが、この2機種はQualcomm社製のSoCを採用していることが大きな魅力となっている。というか、他にMediaTek社製のものとかだと、ベンチマークテストではいいのかもしれないが、MediaTekのプリインアプリがかなりあって、しかも通信ログなどを読み込む権限を持っているので、どんな使われ方をしているのか確認がとれるまで筆者は、MediaTek社のSoCとは距離をおくことにした。したがって、この価格帯でMediaTekのSoCを採用している端末はスルーすることになる。また某メーカーでは、子会社が製造しているSoCを採用しているが、所詮パクリものという噂もあって、かの国のものでもあるし何が仕込まれていて個人情報もブッコ抜かれているかと思うと、セキュリティに無関心なユーザーはリスクに身を晒しながらSIMフリースマホを使っているわけで、筆者にはストレスが大きすぎて、これもスルーしかないと思えるのだ。ここは個々のユーザーが判断すればいいところで、余計なことでストレスを背負いたくない筆者の護身術として、そうしていると考えていただきたい。
 ZenFone Goについては、mineoが8月下旬に端末セットに富士通 arrows M03やHUAWEI P9 liteと追加するので、mineo(ドコモプラン)ユーザーである筆者は、キャンペーン割引に淡い期待をしている。



ZenFone2 Laser ZE500KL用の激安クリアケースは買いなのか?

 Amazonマーケットプレス販売のZenFone2 Laser ZE500KL用のクリアケースが199円の激安だったので、オーダーしてみたが、本日それが届いた。ポスト投函されていたものを開封するとパッケージに入ったクリアケースが入っていた。(当然なのだが)
下には見えないが MADE IN CHAINAとある
クリアケースそのものは、TPU素材の柔らかめのものだった。背面部分には、細かい突起が無数にあって放熱効果があるとしているものだ。側面部分は型をあわせた時に出来る線状の突起したラインが本体を一回りしているが、素材が硬くないので持っていて痛くはない。しかし、長時間だったらどうだろうかとは思う。
クリアケースを装着したところ 上部の電源ボタンもカバーするが押しにくくなる
今回のモノは、199円という激安だったので期待はしていなかったが、値段が値段だけに文句は言えないところ。柔らかいTPU素材ということなのだが、よく見るとクリアではなく、わずかに茶色っぽい。本体がブラックなので、目立たないがホワイトでは使えないと思う。ここら辺が中国製といえば、そういうとことになるだろう。国内のアクセサリメーカーでは、キャリアスマホのものしか販売しないので、こういうものを中国製格安スマホでは使うことになる。そもそも販売台数が桁違いなので、仕方がないところだ。
 率直なところ一般的には、あまり使いたくはない仕上がりだと言っておこう。中国製は仕上がりが悪くくすんだ感じて新品らしさがないのが特徴だと思える。ここは期待できないところである。



【格安SIM】mineoが8月下旬に新端末富士通 arrows M03などをラインアップに追加

 ㈱ケイ・オプティコムは、2016年プレスリリースで、8月下旬に富士通 arrows M03、HUAWEI P9 lite、ZenFone Go の3機種の提供することを発表しました。価格については7下旬に発表する予定ではあるが、いまところmineoサイトでは確認出来ていません。
 いままでmineoは、富士通 arrows M02を提供していたので新製品のarrows M03は予想できたが、「格安スマホ」といわれているHUAWEI P9 liteとASUS ZenFone Goを追加するのは予想外だった。mineoでは、新端末セットとともにキャンペーンをするのではないかという筆者の期待があって、できれば前機種になるarrows M02を大幅に割引してくれないかと思っている。現在の価格は、28,800円(一括)なので、個人的には2万円台半ばぐらいになるのなら検討してもいいかもしれないと思っている。しかし、M02にはワンセグ機能がないので、その分消極的にならざるおえない。
 いままで取り扱いがなかったと思う中国製の格安スマホを用意することで、この手の端末を利用しているユーザーも取り込もうという戦略は、選択肢の拡大ということで歓迎できるものだ。子どもに与えるスマホだったり、とにかく端末にはコストをかけたくないネットをあまり使わないユーザーもいるわけで、音声通話ぐらいにしか使わないのに端末に3万円以上はかけたくないと思っているユーザーは割りと多いのではないかと思う。また、mineoでは、音声通話のパックも用意しているので、そうしたユーザーを取り込む為にも、端末の機種が多い方が都合がいいと考えることができる。今回の富士通 arrows M03は万人受けするデザインでもあるので、かなり人気がでるのではないかと思われますね。




2016年7月21日木曜日

iPhoneと格安スマホの隔たりを考える

 「格安スマホ」というコトバがメディアに跋扈するようになり、ユーザー側に充分な理解のないまま安さに任せて売り抜こうという気風さえ感じられるようになってきている。これは、「格安スマホ」というのが特にこれといった定義のないまま使われていることで、かなりの弊害が発生しているのではないかという懸念につながる。これは、スマホの代名詞とも言えるiPhoneがどんな端末なのかということを考えていかないとまず理解しておかないといけないのではと思うのだが、どうだろうか。
 
 スマホをリードしているのは他ならぬAppleのiPhoneであって、これは業界の暗黙の了解になっている。iPhoneに誰でもが次世代を感じさせる先進的な機能を求めていると言ってもいい。これは、ハードも含めてiPhoneの開発をAppleが一括して行っているからこそできることなので、さまざまなしがらみのある他社では、なかなかできないという状況がある。しかし、Appleでも通信事業者(キャリア)との絡みもあって、ユーザーに直接アピールするという形ではなくなってきている。これは、ドコモでiPhoneを販売するまでに、かなりの時間がかかったことをみても明らかなことだと言える。
 では、iPhoneはそうした状況下で、どのようなものになったかというと全てにおいてユーザーが満足できうる端末を作らざるおえなくなったと考えていいのでないかと思う。これはiPhone人気があってこその話なのだが、結局価格以外では、他社がiPhoneに勝てなかったということの裏返しでもある。追いかけてるライバルを蹴落とすためには、圧倒的な性能が価格に関係なくiPhoneに求められた。
 こうしたマッチョな性能で高額になったiPhoneに嫌気がさしたユーザーは、比較的求めやすい価格のスマホを選んだ。それが、ミドルレンジクラスと呼ばれるソコソコの性能を持つ、いわゆる「格安スマホ」である。こういった動向は、成長市場を中心に起こったものだ。安価な中国製の端末が成長市場で攻勢にでて成功を収めたのだ。これは、iPhoneが成長市場では、高額すぎるということが背景にあって、端末の性能以前の問題がそこにはある。
 こうした価格を武器にした「格安スマホ」は、成長市場を含めて一見成功したかのように見えるが、性能そのものに目を向けてみると成熟市場では、悪い冗談にしか写らないものが横行するというスマホの将来に陰をさす要因となるものになったと言えなくもない。特にカラゲーが普及している国内市場では、出来の悪い「格安スマホ」によるスマホ離れを誘発しかねない状況だと言える。
 いままでスマホの品質は、キャリアのコントロール下にあって、ユーザーの信頼を失わないようなハイスペックをメインにしたもので、元はと言えば、iPhoneを意識した高性能なものを割引いてユーザーに売り込むという戦略から生まれたものだが、家計に占める通信費が高すぎると政府から物言いがつき見直しを迫られている。これは、キャリアが3社しかなく、メーカーとキャリアのWinWinの関係しか考えて来なかった弊害ではないかと考えている。つまり、競争しなくてもやっていけるという甘い考え方がキャリアにあって、儲かればいいと言う公共インフラという意識が薄らいだ戦略になっているのではないかと思えてならないわけだ。
 「格安スマホ」もしかりで、スタートラインでは、品質や性能は実用性がなくてもスマホとして売れば売れると踏んで乗り出したものだ。一様、カメラもついているし通信もできるというところからスタートしているので、それなりの性能のものになっている。しかし、2016年現在では、中国製「格安スマホ」も品質をあげてきていて、カメラは使えないが、音声通話やブラウジングやSNSぐらいなら難なくこなせるレベルにはなってきている。その反面、倫理観に乏しい国民性からかセキュリティについての格差は、歴然として存在しているので気をつけたいところだ。




ZenFone2 Laser ZE500KL用の199円激安クリアケース

 ZenFone2 Laserユーザーになって、半年以上クリアケースを使っていましたがクラックが入ったので、手帳型ケースにしようといろいろ試してみたものの、結局かさばらないしクリアケースにすることにしました。

 クリアケースは、TPU素材を使ったものがほとんどで、最近では柔らかめのものがでてきているようです。価格は千円前後からありますが、TPU素材ですと簡単に小キズがつくものが多いですし、前回のものは、あっさり割れが入ったこともあって、できるだけコストをかけたくないところです。考えてみるに割れやすいから柔らかくしたTPU素材に切り替えたということでしょう。
 クリアケースだと、ディスプレイの保護ができませんが、筆者は強化ガラス保護フィルムを貼ったので、カバンやポケットから出し入れしやすいクリアケースにすることにしました。
自宅で使っているView Flip Cover(非純正もの)

 Amazonにあった、非純正のVei Flip Coverを自宅で使っていますが、やはりカバーをつけるとかさばります。本体とのフィット感がないので、紙か布で本体を来るんだ感じがしてしまい使っていて違和感がありますね。
 激安クリアケースは、amazonマーケットプレイスでの販売です。届けられるのに数日かかるので、しばらくしたら、アップしたいと思います。




2016年7月19日火曜日

期間限定セールで、15,984円になったMoto G 3rd Genが品切れ

 NTTコムストアで販売していたMOTOROLA Moto G 3rd Genが期間限定なら15,984円になって、この時点(2016.7.19.6:00 am)で、Yahoo!ショッピング内のNTTコムストアでは品切れ状態になっている。下記のNTTコムストア(NTTレゾナント直営サイト)で、ホワイトのみ在庫がある状態。
★7/15 10時~夏の格安スマホまつり★数量限定!売り切れ次第終了! SIMフリースマホ Moto G (第3世代) (ホワイト/ブラック) + OCNモバイルONE音声対応SIMセット 【送料無料】

 このMoto G 3rd Genは、MOTOROLAブランドで発売されたものだが、今後は親会社の中国PCメーカーLenovoのネームが入ってくる予定らしい。発売当初はメディアが盛り上げようとしたが、肝心の対応周波数帯(Band)は、国内のものにローカライズされておらず、それほど盛り上がらなかったような印象を受けていたが、この価格になると売れるわけだ。
 MOTOROLAといっても携帯電話事業部をLenovoが買収したわけで、目的は成長市場向け製品をだすことであって、国内にはあまり関係のない動きだと言える。それにしても、本体の評判は比較的良かったので、国内の周波数帯にローカライズしてくれさえすれば、筆者もこれを導入したところだと思える。
 いまのことろ最大の魅力として、OTAアップデートでAndroid 6.0 Marshmallowにアップデートできることであって、SoCがSnapdragon 410 クアッドコア 1.4GHzということもあって自宅Wi-Fiでの利用がほとんどではないかとも思える。また、Wi-Fiも2.4GHzのみなので導入に気が進まないユーザーもけっこういたのではと思えるところ。
 Lenoveでは、新機種が発表されているので今回のセールは、ある程度の在庫処分とMOTOROLA端末のプロモーション的な要素も含まれてのものだろうと勝手に思っているが、格安スマホでは、めずらしい防水仕様(IPX7)だっただけに、少しさびしい気もする。
追記
記事を投稿している最中に、ホワイトは品切れになりました。


SIMフリースマホ NTTコムストア販売のarp AS01M(12,744円)は買いなのか?

 LTE対応のRAM 3GB搭載のarp AS01MをNTTコムストアが12,744円(税込)で販売しているので、筆者は5月下旬に導入して、データ通信用としメインで使っている。このAS01MのSoCには、MediaTek MT6735Pが採用されていて、MediaTekのSoCを採用している端末を調べてみると、FREETELの低価格Android端末にも採用されているので、外観などを比較すると、FREETEL SANURAI MIYABIにソックリであることがわかった。
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 まず、AS01Mのスペックについてみてみると、5インチHD液晶搭載で、ROM 16GB、バッテリー容量が、2,150mAhと、RAM 3GB以外では、特に際立つところがない。敢えてあげるなら、本体の厚さが、7.65mmで、重さが約130gなので携帯性に優れているところと、アルミフレームを採用しているので、かなり持ちやすいというか、しっかり手でホールドできるというところが評価できるところではないだろうか。
 一方のFREETEL SAMURAI MIYABIは、去年の10月ごろに発売されたもので、SoCは、MT6735 クアッドコア 1.3GHzで、RAM 2GB、ROM 32GBになっている。バッテリー容量は、2,200mAh。こちらも、アルミフレームを採用してあるが、厚さは、8.2mmになる。
 AS01MとMIYABIのインカメラや近接センサーの位置は、同じで、アルミフレームの加工や構造もほぼ一緒である。FREETELの端末は中国メーカーのODM(OEM)製造なので、同じところで製造されているもののように思われる。だとするとAS01Mは、MIYABIをベースにスリム化したものではないだろうかという憶測も成り立つ。
 FREETELのpriori3S LTEなども含めて低価格端末に対抗して、NTTコムストアが業界最安値としてAS01Mを提供したとも考えられる。しかし、MIYABIのタッチパネルとか追従性が遅いとか、アウトカメラのホワイトバランスがうまくないとか割と評判は良くない。AS01Mにしても、3Gや4Gの電波をつかむのに時間がかかり、それはMIYABIでも同じようだ。
 いずれにしても、格安スマホにありがちな問題をこれらの端末はかかえているように見える。価格からみれば、1万円台でLTE対応のSIMフリー端末はなかったわけだが、いまはHUAWEI Y6(SoC:Qualcomm MSM8909)などもあり、特に希少な存在ではなくなっている。
 AS01Mについては実際に使っているので、格安スマホにありがちな問題についていうと、音質については、特に耳障りな音ではなかった。高音質ではないが、長時間聴いていても聴き疲れもなく気持ち悪くもならないところは評価できると言える。また、背面カバーはペラペラなのだが、アルミフレームを使ったボディーは、しっかりしていて衝撃には弱さそうだが耐久性はありそうな印象で、格安スマホもここまでできるんだというところを感じることができる。
 では、AS01Mは買いなのかどうかといわれると、ディスプレイにブルーライトカットを入れたり、使っているAPN設定以外は削除したりという使いこなし術が苦でなければ、データ通信端末としては使えると言える。電話機能は、バッテリー持ちが数日持つようなものではないので、使い方によってはモバイルバッテリーが必要になってくる。毎日、充電することができるのなら問題はなさそうで、やはりサブ機として使うのが無難なようである。カメラは、QRコードを読み込むには問題はないので、そういった使い方であれば不満もでてこないところだろう。正直、メモとしても画質が良くないので質感とかが表現できず、何が写っているか不明なところがでてくる。
 RAM 3GBについては、アプリを数多くインストールしてしまうと、アプリ切り換えに時間がかかるようになってしまう。ここは、SoCが非力なので負荷がかるようなことをすると如実に非力さが伺えるので、基本動作についてはストレスなく使えると言える。しかし、RAM 1GBやRAM 2GBよりもマシ程度に考えておいていいかもしれない。
 3Gの音声通話については、山間部の小さいエリアをカバーしているFOMAプラスエリアには対応していないので、どこでも音声通話できるような端末が欲しいユーザーには、おススメできない仕様になっている。
 では、AS01Mは買いなのかどうかというと、素のAndroid OSに近いので、かなりユーザーを選ぶ端末であると言える。液晶ディスプレイの色味には、やや違和感があるがテキストはくっきり見えるので、それだけで充分というユーザー向きの端末で、データ通信用のやや遊び感覚で使うもののように思える。それでも、数世代前のASUS タブレットよりかは品質が良さそうでもあるので、内部はわからないが一応は安心して使える程度にはなっていると思っている。



2016年7月16日土曜日

ほぼ同じ価格になったSIMフリースマホ ZenFone Go VS ZenFone2 Laser

 先日、ASUSは、ZenFone2 Laserを20,800円(税抜)に値下げしました。NTTコムストアの期間限定セールでは、ZenFone2 LaserとZenFone Goが同額の16,800円(税抜)なっていましたので、この2機種を比較しながらみていきたいと思います。実際に比較検討されたユーザーは多いと思います。

 
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 今年4月に19,800円で発売され人気になった5.5インチスマホZenFone Goは、独自のZenUIでスマホ初心者でも使いやすく、「格安スマホ」としてはそつのない機種だと言えます。SoCには、クアルコム社製のSnapdragon 400を搭載しているので、格安スマホの中では安心材料になるかと思います。3GのFOMAプラスエリア対応しているので、山間部エリアでもつながりますから音声通話にも安心して使える端末だと言えます。これは、ZenFone2 Laserも同じです。

7/15 10時~夏の格安スマホまつり ASUS ZenFone 2 Laser(ZE500KL) 16GB+ OCNモバイルONEセット 【送料無料】Yahoo!ショッピング内のNTTコムストア

 ZenFone2 Laserは、去年8月ごろに発売されたもので、前機種 ZenFone5のカメラをレーザーでピントをあわせる1300万画素に強化したマイナーチャンジ版として登場したとも言えるものでした。こちらは5インチHD液晶ディスプレイ搭載です。
 GoとLaserの違いは、5.5インチと5インチの液晶ディスプレイの大きさにあります。個人差もありますが、電子書籍(マンガなど)ですと、Laserの5インチはやや表示が小さく感じると思います。(筆者はZenFone2 Laserのユーザーです)5.5インチのGoは表示が見やすいというメリットがあります。ちなみに、Goの液晶は目が粗いのではないかという情報もありました。もともと、19,800円(税抜)ですからコストダウンの影響が気になる機種でもありますので、そういったところなんだと思います。
 一方のZenFone2 Laserは値下げしたもので、機能面では、Goより上というところがあります。タッチパネルにしても割れにくいゴリラガラス4を採用していますね。しかし、Goは、SoCの性能がわずかに良かったり、バッテリーも3010mAhと2400mAhのLaserよりも容量があります。
 カメラについては、格安スマホなのでここに期待するユーザーはまずいません。1300万画素のカメラを搭載しているLaserも価格の割りには頑張っているといった印象です。Goの800万画素のカメラもQRコードなどをしっかり読み込めれば問題なしといったところでしょうか。
 この2機種を比べると5.5インチと5インチでの本体サイズの違いがまずあります。これを軸として考えていく必要があるでしょう。ざっくり言ってしまうと、Goはデータ通信専用端末寄りの使い方に向いていて、Laserは音声通話やカメラを含めたオールマイティな使い方に向いていると言えなくもないです。


FREETELのSIMフリースマホ(MIYABI、priori3S LTE)について


 FREETELは、ベンチャー企業のプライスワン・マーケティング(株)のブランドです。2015年10月に発売された19,800円(税抜)のFREETEL SAMURAI MIYABIをはじめWindows PhoneのKATANAシリーズをも発売しました。端末そのものは中国メーカーのODM(OEM)製品です。ぶっちゃけ「格安スマホ」と言われているものと同等の品質のものだと思います。
 FREETELがここに来てスマホの機種を拡大してきたのは、家電量販店のヨドバシカメラに専用コーナーを2015年あたりから設置したことと関係があると思います。それまでのラインアップは、数機種のみといった感じで、パッとしないところがありました。
いまなぜFREETELなのかというと、筆者もarp AS01MというNTTコムストア販売の格安スマホを導入したのですが、このAS01Mの造りとFREETEL SAMURAI MIYABIがソックリだったので、FREETELの端末をチェックしはじめたということです。AS01MとMIYABIは、カメラやセンサーの配置が同じで、SoCもMediaTek社製のものです。スペックは異なりますが、内容からいってMIYABIをベースにブラッシュアップしたのがAS01Mではないかと思えます。たぶん、同じ中国メーカーが製造していのではないかと思われます。OEM製品だとよくあることだと思います。

 
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 MIYABIは、発売当初はコストパフォーマンスに優れていたので注目度が高かったのですが、2016年4月にASUSから発売された5.5インチスマホ ZenFone Go(19,800円)がごぼう抜き状態で売れたので、さほど注目されなくなっている状況だと思います。筆者も使っている格安スマホのSoCがMediaTekのMT6735Pの情報を追っていて、MediaTekのSoCを搭載してものにMIYABAIにたどり着いたということになります。
 さて、このMIYABIは価格が安いのですが、宣伝にあるように品質が特にイイわけではないので格安スマホにありがちな問題を持っているようです。しかし、製品よりもサポートの対応がよくないとかAmazonサイトでは、注文したものと違うものを発送してくるなどイタイ情報が多いです。
 とはいえ、FREETELのMIYABIやpriori3s LTEなどは、価格性能比からみると魅力を感じるユーザーも数多くいらっしゃると思うので、スペックなどをみてきたいと思います。
 SAMURAIシリーズのMIYABIは、そのネーミングのセンスはおいておいて、MediaTekのSoC MT6735 クアッドコア 1.3GHzを採用したRAM 2GBに加えROM 32GBになっています。急速充電に対応したバッテリーは、2,200mAhという容量で、ここはこまめに充電してくださいということだと思います。アウトカメラは、1300万画素ですがホワイトバランスとかうまく動作しない場合があるようです。ここは期待するとイタイ目にあいそうです。タッチパネルはあまり良くないらしい情報があります。
 priori3S LTEは、SoCがMT6725P クアッドコア 1.0GHzでMIYABIよりもスペックダウンしていますが、バッテリーは、4,000mAhで、Wi-Fiも2.4GHzに加えて5GHzにも対応しています。 ちなみにアウトカメラは800万画素です。
 MIYABIもpriori3S LTEにしても5インチHD液晶ディスプレイを搭載したものですが、液晶表示の色味などは価格相応だと思っておいた方がいいかと思います。
priori3S LTE
 また、priori3S LTEには下位モデルのpriori3 LTE(4.5インチFWVGA)があります。これらの端末には、MediaTekのSoCが採用されているのですが、みたところMediaTekのいくつかのアプリが通信ログデータを読み取ったり、SMSで勝手に通信できる仕様のようなのでセキュリティ面でどうなのかを考えた場合、個人的には気持ち悪いのでこれらの端末をスルーすることにしました。いま使っているAS01Mの様子をみながら考えていく必要があるだろうと判断しました。
 また、FREETELの端末は前機種からタッチパネルの仕様が変だったり、反応が鈍いという指摘があって、いまだにタッチパネルへの指摘が多いです。製造が中国メーカーですから、自社開発がなかなかできない環境にあって、こうした対応ができない場合が往々にしてありますね。





2016年7月15日金曜日

SIMフリースマホ 1万円台の格安スマホからZenFone Goを選ぶのが当然!?

 今年の4月に発売されたSIMフリースマホ ZenFone Go ZB551KLが大人気です。なぜ、人気なのかということを以前に取り上げましたが、1万円台では他社の競合するSIMフリースマホと比較してもZenFone Goが選ばれるのではないかという理由を考えていきます。ちなみに、筆者はZenFone2 Laser ZE500KLのユーザーです。

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 ZenFone Goについては、製品そのものについて前に解説していましたが、同じ価格レンジ(1万円台)のSIMフリースマホをいろいろみていたところZenFone Goを選ぶ大きな理由のひとつが、これではないかというところがあったので、そこらへんについて少し触れたいと思います。
 先に結論から言ってしまうと、SoCにQualcomm(クアルコム)社のSnapdragonを採用しているということが大きいと言えます。では、他の1万円台のSIMフリースマホは、どこのSoCを採用しているかというとMediaTekです。筆者は先月から、このMediaTek MT6735PというSoCを採用された格安スマホ(arp AS01M)を使っているのですが、発熱や接続に時間がかかりやすいなどといったこともありますが、MediaTekのアプリと思われるMTKLoggerが通信ログを利用していて、「機密ログデータの読み込み」ができるようになっているのが気になりました。
MTKLoggerのアプリ情報
 このほかにもMTKと付くアプリがいくつかあって、それらは通信の権限を持っています。どんなことに使われているかわかりませんが、海外動画ではMTKLoggerのremoveする方法を解説しているものもあります。要は勝手に通信ができるというところにも問題を感じます。説明があればいいのですが。SoCのMT6735Pそのものも発熱が大きく、接続に時間がかかりすぎるという問題をかかえているようです。率直に言って使いたいSoCとは言えません。

動画再生を続けていると高温になります
 この高温時に画像ファイルを編集していたらファイルが破損してしまいました。データ消失です。ほかにもありますが、同じMediaTekのMT6735を採用しているFREETEL SAMURAI MIYABIも接続が遅いようなので、発熱も大差ないだろうと考えています。つまり、このMediaTekのSoCを採用したFREETELのpriori3s LTEにもMTKLoggerアプリが入っていることが考えられますし、発熱も大きく接続も遅いということがあるかもしれません。この接続の件ですが、プリセットされているAPN設定の自動検出に時間がかかっているようです。arp AS01Mの場合では、別のAPN設定になったまま接続不能になってしまいました。個体に不具合があるのかもしれないので、すべての端末でそうだとは言えませんが。
 ほか個々の機種のスペックを比較した上で、SoCのことをも考えあわせると、Qualcomm製のものを採用しているZenFone GoやZenFone2 Laserを選ぶのが必然的だと思えます。消去法でのことなので、おススメということではないのですが、MediaTekのSoCを搭載したAS01Mを実際に使ってみると難ありかなと個人的には思っています。価格にひかれてMIYABIとかも考えてみたのですが下調べの結果では、筆者には無理そうだと思えました。
 こうした競合製品との比較からも、ZenFone Goに人気がでたのだろうと思います。また、数日前にZenFone2 Laserが値下げをしたので、こちらもZenFone Goと競合するSIMフリースマホになりましたね。

 端末選びは、デザインやスペック(性能)からみていくことになりますが、使ってみてわかることもありますし、セキュリティや品質について一般ユーザーではわからないことが多いので、噂レベルのことであってもリスク情報というのは、かなり影響力があるかと思えますね。そうしたことも影響して、ZenFone Goが最終的に選ばれるという状況なのかもしれません。



2016年7月14日木曜日

多様な用途が想定できる格安スマホ向きのユーザー気質とは?

 数年前から国内メーカーのSIMフリースマホが販売され情報通のユーザーにとって、格安スマホのポジションと言うものが、かなりはっきりしてきている。6,800円の格安スマホを販売しているNTTコムストアのランキングをみても、安定して6,800円の格安スマホ(3G回線のみ)がベスト5に入ってる状況だ。

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 格安SIMでは、端末セットで格安スマホを用意しているが、とにかく格安SIM会社の数が多いので、すべてをチェックするのは不可能に近く、新製品情報やキャンペーンなどを素早くキャッチすることすら至難の業ではないかと思われる。また、OME(ODM)製品では同じようなものが別々のメーカーから販売されていたりして、情報の混乱も一部みられるようだ。
 こうした状況下で、正確な情報を得て必要にして充分な性能のSIMフリースマホをタイムリーに導入するというのは難しく、こうした低価格の端末を熱心に解説するメディアの記事も数少なく、ユーザー泣かせの製品群ではないかと思っている。
 筆者は、どちらかというと呑気に構えている方で、判断が遅れているうちに次の新製品が発表されるという悪循環の中にいる。つまり、乗り遅れるタイプなのである。スマホと言うのは据え置きで使うものと異なり操作感覚などのフィーリングで決まるところがあるので、手で使う道具とすれば相性がマッチしないだけでも最大限に活用できないというデメリットが発生してしまうリスクがあって、Androidスマホを手にするようになって、その繰り返しが続いているのが筆者の現状だとも言えなくもない。
 格安SIMを利用するのには端末が必要で、しかもSIMフリーというキャリアとはまったく関係のないものをメーカーや格安SIM会社から導入するのは、いままでにない不安材料が多くあるので、こういうことに労力をかけたくないユーザーは、スルーすることになる。少なくとも国内メーカーがSIMフリースマホを販売するようになったとしても、指先に乗るような小さいSIMカードをスマホの背面カバーを外して、SIMスロットに入れるだけでも、げんなりしてしまうユーザーは存在するわけで、スマホの下調べに使う延べ時間をあわせれば、時間効率があまりいいとは言えないものなのかもしれない。当然、時間を大切にするユーザーは時間効率の良い選択肢を選んでいくので、決して整備されているとは言えない格安SIMは、めんどくさいものとして片付けられることになってしまう。
 価格をみてみると、数年前は3GのみのSIMフリースマホでも3万円台だったので、筆者は格安SIMを利用するためにスマホを見切って、中古のUSBデータ通信カードに格安SIMを入れて使っていた。中国製のSIMフリースマホもLTE対応になり、それでも3万円台のままの価格推移だったが、国内メーカーがSIMフリースマホ市場に参入する前後から、低価格路線のLTE対応SIMフリースマホが登場しはじめた。こうした動きの背景には、格安SIMが音声通話対応になりマスコミが大々的に取り上げたというところに負うところが大きい。この時点では、ユーザー動向が高価なものなのか低価格のものに向かうのかの判断もできずにいたが、特にその品質からユーザーの多くは低価格路線に流れたようだ。筆者が導入したarp AS01Mも1万円台前半の低価格なもので、さすがに格安スマホの特に中国製のものに3万円も出す気にはならない。これは、コストダウンがどうしてもボディー素材に影響してきて、性能の割にはチープな仕上がりになりがちだからだ。中国系メーカーはそこらへん無頓着でイミテーションしてあればいいみたいなザックリな感覚なので、国内ユーザーの価値観の大半は、わかっているけど使いたくはないというところだと言える。個人的には、1万円台でもだしている方で、3万円台の国内メーカーのSIMフリースマホやiPhoneを最後にもってきて格安スマホについては終わりにしたいと思っている。
 いままでのことを踏まえると、格安スマホは全体からみれば少数派にあたり、多少マニアックなところがあって、情報通でないと格安スマホの世界を渡っていけないのではと思っている。特に、格安スマホのスペックについてコストパフォーマンスの高さを求めるコアなユーザーが割りと多くいて、新機種がでると頃合をみて次々と端末を乗りかえていくバイタリティーのある者が使い続けていくものなのかとも思えるところがある。筆者の場合だと、そうそう使いたいSIMフリー端末もないので、使わなくなったものを一斉に処分してから次を考えるという最善とは言いがたい状況になりつつある。