2014年11月7日金曜日

社内スマホについて

 イオンスマホ第4弾になる国産の富士通製ARROWS「M01」のベースになっていそうな法人向けスマホ ARROWS M305/KA4をみていたら、社内の連絡ツールとして活用がもっとも有効なのではないかと思えてきた。ARROWS M305/KA4の機能をみると、まず指紋認証による端末管理でセキュリティを高めることができるし、最新OS Android 5.0 (Lollipop)には顔認証がある。また、端末からの情報漏えいをこれらの機能で防ぐことができる。
 社内LANでのメール連絡は大切だが、連絡内容によっては別の方法をとるとかで効率かも図れると思われるが、それにはスマホ端末が有効なような気がする。社内で、共有する情報をどうやって確実に周知させるかというところも、割合にスムーズに行うことができそうな気がする。ただし、連絡の内容によっては二重取りしておかないと、いざというときにトラブルが発生するリスクもありそうだ。
 スマホの多機能性を利用しての「バーコードタッチリーダ」での在庫管理などは、いままでのタブレット大の端末よりも作業をスピーディにしてくるかもしれない。いづれにしてもクラウドなどの独自のシステム構築が必要だと言える。ただ、システムダウンしたときに機会損失を招くような部署に導入するのは気が引ける向きもあるかと思う。
 逆にスマホはカメラを搭載しており、企業情報の集積であると考えると、端末管理者の責任というものを明確化しておかなくてはならず、システム全体の責任者による管理・監察で安全性を確保していかなければならない。この部分は教育・指導で、どこまで磐石なものにできるかということが重要だと思っている。複雑で使えない高額なシステムだけでは、投資の無駄と社内に混乱と士気の低下を招くかもしれないことは承知しておかなくてはならない。