2014年11月16日日曜日

好調LTE対応SIMフリースマホ ZenFone5の死角をみてみる

 好調な出だしの注目のLTE対応SIMフリーZenFone5。格安SIM向けとして、決定版的な存在感があります。しかし、ハイコストパフォーマンスではあるものの防水機能がなかったり、おサイフケータイやワンセグなどの国内向けサービスはありません。ここら辺は、どうなんだろうと考えた場合、音声通話というより、ディスプレイも5インチですから、データ端末としての利用がメインなのではないかと思われます。
 12月に登場するイオンスマホ第4弾富士通製のスマホは、たぶんRAM 1GBになると思いますが、防水機能はあると思われるので、購買力のある中高年を中心に売れると思われます。音声通話のみだったら、こちらが良いのかもしれません。
 ZenFone5のデザインをみてみると、本体下部のマイク部分は、スピン仕上げになっていて、国内の感覚からみると逆に安っぽい印象です。このスピン仕上げっていうのは、もう何十年前の流行ものなんで、ちょっと感覚がズレってみえますね。これは筆者の世代からみてということです。若い世代は、生まれていないわけで気にしないところかもしれません。
 ZenFone5は、国内販売前にマスコミがかなり煽ってましたから、その勢いで売れているとみていいでしょう。これから数ヵ月後からが本番みたいなか感じではありますが、いまのところ競合する製品がないので、このままだと1人勝ち状態が続くのではと思います。