2023年12月11日月曜日

お知らせ

 また、今週中に投稿をはじめる予定でいます。

2023年9月9日土曜日

moto g53y 5Gに、SB回線の格安SIMを入れて使ってみました。

 moto g53y 5G(Y!mobile)にSB回線の格安SIM(MVNO)を入れて使ってみることにしました。

 本体の左側面上に、SIMトレイとSIMピンを挿し込む小さい穴があります。海外メーカー製スマホの多くは、SIMピンを使って取りだします。力任せになって、SIMトレイを破損しないように気をつけます。このSIMトレイは、SIMカードをホールドしないタイプで、のっける感じのものでした。落とさないよう気をつかいました。

 SIMカードを挿入したら、設定からモバイルネットワークにあるAPN設定を確認します。

 moto g53y 5Gは、格安SIMなどのAPN設定がプリセットされていますので、SIMカードを入れると自動で選択するようです。格安SIMのmineo S(ソフトバンク)プランを入れたので、自動でAPN設定が選ばれました。右上に、3G表示がでました。


 使いたい格安SIMのAPN設定がない場合には、手動で設定を入力し保存することになります。


 はじめは、3G表示でしたが、しばらくして5G表示になりました。なかなか切り替わらない場合は、機内モードのオンオフで様子をみたりします。電波状況にもよりますので4G表示のままということもあります。

  moto g53y 5Gは、まだ格安SIMの動作確認済み端末情報にはのってないみたいですので、動作事例としてみていただきたいと思います。

 











2023年9月4日月曜日

moto g53y 5Gレビユー(moto g50 5Gとの比較)です。

  先日、届いたmoto g53y 5G(Y!mobile)のレビューをするのに使っていたSIMフリー版のmoto g50 5G(2021年10月発売)と比較してみていくのが良いかなと思いまして、それでやっていきます。

 moto g53y 5Gは、SIMフリー版moto g53j 5GのRAM 8GBを4GBにスペックダウンしたもので、他は共通となっています。Y!mobile版なので、関連アプリは、プリインストールしてありますが他社と比べると比較的少ない感じですか?

 ファーストインプレッションとして、初期設定やらブラウジングや動画再生をしてみたところ、タッチパネルの操作性は、なかなか良い感じでした。このクラスのスマホは、たいていタッチパネル操作がレスポンスや操作感に不安定さを感じる機種がほとんどですが、かなり改善されたタッチパネルを採用したといった印象。いくら価格対性能比がよくてもタッチパネルの操作感が良くなければ、コスパも台無しなのですが、その点に触れている記事は、ほとんどないです。

 さて、moto g50 5Gとの比較でみていきますが、このg50 G50は、FeliCa無しの一昔前のSIMフリースマホにありがちな仕様となっていますが、それに対してmoto g53y 5Gは、FeliCaあり、IPX2IP5Xですが防水防塵機能も備わっています。

 

moto g53y 5G背面 色:アークティックシルバー
 

 moto g53y 5Gの背面です。モトローラロゴが印象的。カメラ右横に小さくおサイフケータイのマークがプリントされています。素材は樹脂?製で、金属製ではありません。

moto g50 5G(左)とmoto g53y 5G(右)
 

 どちらもディスプレイは、6.5インチですが比較してみると厚みも含めて、右側のmoto g53y 5Gがひと回りコンパクトになっています。また、インカメラも水滴型ノッチから、パンチホールになっているのが大きな違いになっています。

moto g53y 5G(上)とmoto g50 5G(下)

 

 次に右側面ににあるボタン配列です。g53y 5Gは、Googleアシスタントを起動するボタンがなくなりました。指紋センサー付電源ボタンは、その分?上部に位置する感じですが、これはなれるので、特段不安視する必要はないと思います。

 数日使ってみての感想は、やはりタッチパネル操作と日本語入力時の安定感は、段違いにいいものでした。若干、過剰反応してしまうものより鈍いのかなとは思いましたが、ストレスなく入力できるという点は、大きいです。

 SoCは、moto g50 5GのDimensity700とほぼ同等のSnapdragon 480+なので、大きな違いはないと思われますが、タッチパネル操作の安定感からストレスは軽減されています。Snapdragon 480のクロックアップ版だという記事もありましたが、ベンチマークスコアが少し高い程度なので、過度の期待はできません。ゲーム性能は、少しSDM480+が上。データ通信速度では少しDimensity700が上という理論(スペック)値らしいです。

 ほか指紋センサーについても、遅く感じることはなく、普段使いには問題ないレベルの速さかなと思います。カメラについては、このクラスのスマホでは、当たり前ですが暗所に弱い程度で、明るさが充分なところで、大雑把に記録・メモするのには、問題ないと思われます。

 2023年6月に発売されたmoto g53y 5Gは、まだ格安SIMの動作確認済み端末情報には、のっていませんので、現時点ではY!mobileで使いたいところですが、筆者はd回線mineoSIMカードで、5G回線をつかむことを確認しました。最大300Kbpsのものだったので、ブラウジングの中程度の画像の読み込みは遅いし、某動画サイトでは低画質再生しかできませんでしたが、Snapdragon480(他メーカー製)よりかは、良さげな印象でした。

 総合的な性能については、コストとのトレードオフで幾分の不満はあるものの、タッチパネル操作感の改善で、今までにありがちなエントリーモデルによくあるある的な不安定感は払拭されているので、初めてのスマホとしてもいけるんじゃないかと思います。

 ゲームについては、筆者がやってる軽めのタイトルでもアップデートしたあとでは、Snapdragon690端末で、少しきつくなってきていたので、快適さを求めるならワンラク上のSoCですね。RAM 4GBも基本的には容量不足だと思いますので、シンプルな普段使い向けだと思います。やり込むと不満が出やすいスペックではありますね。ここはコスト優先とのトレードオフになります。

 音質については、Dolby Atmos採用なので、素のスマホよりかは、滑らかさや艶に近い演出がされていて、デジタル音質にありがちなドンシャリとは一線があります。割と自然な感じがあるので、動画再生なんかにも向いているかと思います。音楽再生は、イヤホン勝負のところがありますから、チープなものしかない筆者には評価できないところがあります。あとステレオスピーカーですが、モノラルより音の広がりがある自然な感じだと評価できます。

 









2023年9月2日土曜日

moto g53y 5Gの初期設定を済ませました。

  2023年6月29日にY!mobileから発売されたmoto g53y 5Gが届いたので、初期設定をしました。moto g53y 5Gは、SIMフリー版moto g53j 5GのRAM 8GB→4GBとダウングレードされた機種とのことです。

 moto g53y 5Gは、クリアケースとSIMピンが付属します。充電器やケーブルは付属していないので、別途用意する必要があります。

 開封すると、すでにクリアケースが装着された本体が現れます。
 moto g53y 5gは、eSIMに対応しているので、初期設定画面で[SIMをダウンロードしますか?]があります。この機種は、Y!mobile専用端末なので、Y!mobileのeSIM 契約ページに移動すると思われます。今回は手持ちのSIMカードを使うので、ここはスキップ。
 初期設定で、Wi-Fiを登録してホーム画面まで来ました。続いてシステムアップデートをチェックします。

 現時点では、アップデートはなく最新の状態のようです。

 端末情報をみると、SIMカードは入れていませんが、特に問題ないようです。

 一部アプリの更新を済ませた状態でのストレージです。
 次に[電源ボタン長押し]から再起動をしようとしたら、Googleアシスタントが立ち上がりました。ここは設定で変更する必要がありました。立ち上がったGoogleアシスタントで、「再起動」と音声入力して対処法を呼び出しています。

 設定アプリからアシスタント呼び出しをOFF にします。

 次に某格安SIMのd回線SIMカードを入れて、APNをみるとプリセットされたものがありました。

 某格安SIMのAPNもありましたので、それを選択して接続まで問題なくクリア。

 d回線の5Gをつかみました。自宅の電波状況は、5Gから4Gになりやすい不安定さがありますので、この機種も後で4G+表示になりました。次に着信テストをしたところ、着信音がMotoになっていて、例の「ハロー!モト」と着信時に鳴るので、設定から変更しました。

 
 本日は、ここまでにして後日レビュー などアップしていきます。






2023年8月30日水曜日

8/26にRedmi Note 10 JEのアップデートを行いました。

  8/26に、Redmi Note 10 JE(au)のアップデートを行いました。

 Androidセキュリティアップデート2023-08-01になっています。
 アップデートの詳細については、該当サイトにて、ご確認ください。




2023年7月27日木曜日

Redmi Note 10 JEのアップデートをしました

 7月11日に以前あったAPN設定が消えてしまいネットにつながらいという現象が起きたので、端末を見てみるとRedmi Note 10 JEにアップデートが来ていたので、更新しました。

 MIUI Global 14.0.15|安定版 14.0.15.0(TKRJPKD)です。消えていたAPN設定をして無事につかながりました。その後、ネットにつながらなくなる現象は起きていませんが、様子見ですかね。

RAM 8GBになったmoto g52j 5G Ⅱについて

  2023月7月7日に発売されたmoto g52j 5G Ⅱは、6月に発売されたmoto g52j 5GのRAMメモリを6GB→8GBにしたマイナー版の様です。カタログスペックの違いは、ここだけですが細かい仕様については、前機種でトラブルになっていた指紋センサーの不具合も解消されているとか。価格はあがりますが、ユーザー側からすると、ここは大きいポイントになります。

 SoCのSDM695は、型番こそミッドレンジですが、新しいものではないので、やや微妙なところはあります。スマホを壊してしまい機種変をしなくてはならないなどの理由からも選ばれやすい機種だと言えますか。4Kが使えないという弱点はあります。

 RAM6GB→8GBで、処理のキャパが少し大きくなったことになりますが、恩恵を感じるのは、RAM 6GBでギリギリ限界まで使っていたユーザーのみと考えられます。具体的には、ゲームのカクツキが減ったなどになりますか。

 前機種の指紋センサーの不具合で、やや不安な滑り出しだったわけですが、イメージ改善には、一役かったと思われます。価格があがったことでの競合他社のスマホとの比較では、RAM 8GBをどう評価するのかにかかってくるかと思います。

2022年7月2日から61時間25分におよんだKDDI大規模通信障害の影響とは?

  半導体不足から京セラの個人向けスマホ撤退やFCNT経営破綻と物価上昇で、スマホが売れない時代に突入。某ジャーナリストは、KDDIはスマホ販売台数は、約400万台落ち込んだと言っていました。2022年7月2日にKDDIでは、61時間25分にもなる大規模通信障害を起こしていて、単純に考えてみると客離れが起きたとみるところだと思います。総務省の報告からですが、延べ3091万人以上の利用者に影響がでたとされています。筆者もau回線の格安SIMを利用していますが、 d回線でリスク回避できました。しかし、最近ではd回線の4Gは調子がよくないという話が散見されていていますので、安心できるという通信環境では、ないようです。

 この通信障害が契機となって、契約者数と新規契約者も減ったことでの影響が京セラとFCNTにも少なからずあったとするなら、サブブランドや格安SIMなどMNPも手軽にできるようになっているので、利用者の流動性が高まり通信障害で影響がでれば、回線をさっさと切り換えてしまうという流れができるのではと思われます。

2023年7月24日月曜日

Dimensity700の moto g50 5Gを使ってみた雑感

  Dimensity700を搭載したmoto g50 5Gの体感インプレッションを少しレポートします。基本スペックは、6.5インチHD+、バッテリー容量5000mAh、重量206g、RAM 4GB ROM 128GBです。Dimensity700を採用している新しめの機種に、AQUOS wish3があります。

 筆者は、デュアルSIM運用をするためにmoto g50 5Gを導入しました。格安スマホにありがちなFeliCa非対応です。ベンチマークスコアは、詳しいサイトで、ご確認していただくとして、処理能力としては、もっさり感はあるものの軽めのものでしたら、個人的には許容範囲だと思いますが、ブラウジングで少し重くなると待たされる場面が多くなります。動画再生は、1度再生が始まれば問題ないという、よくある評価になります。

 そもそも、音声通話とテザリングに使う予定でしたので、それほど気になりませんがメイン機としてサクサクしたものがいいとなると少しストレスになるかも。ROM 128GBですが、これで処理が速くなるということは、ありませんし、SNSでも高速スクロールには読み込みが追いつきませんので、かなり余裕をもった使い方になるかと思います。文字入力も効率もあって、パソコンからした方がよさそうです。

 Dimensity700は、新しいSoCではありませんので、やはりエントリークラスぐらいに考えていると良いかもしれません。Snapdragon690 5G端末との比較でも機種は異なりますが、快適さに少し差がある様には思えます。体感上で個人差がありますが、これでいろいろなことをやるという感じではないかと思います。

 最近のデュアルSIMの機種は、eSIMと物理SIM1つの構成がほとんどなので、物理SIM2枚構成のmoto g50 5Gで良かったのかなと本来の目的からも、そう思うことがあります。ディスプレイは、HD+で解像度は高くはないので、気になるなら他機種を検討されても良いかと思います。筆者は、Dimensity700の機種もまだまだありますし、サブ機や予備機としても導入するかもしれないので、HD+ディスプレイに目がなれたので後学のために少し使ってみた感じです。ちなみにゲームは本来の目的にはなかったのでインストールしませんでした。

2023年6月30日金曜日

AQUOS wish2 vs AQUOS wish3 SoCが変わっただけ?

 7月6日発売のAQUOS wish3をうけまして前機種になるAQUOS wish2とスペックの比較していきたいと思います。カタログスペックでの違いは次の通りです。

AQUOS wish2 > SoC:Snapdragon 695 5G、Bluetooth 5.1 

AQUOS wish3 > SoC:MediaTek Dimensity700、Bluetooth 5.3 

 筆者は、wish2を待受け用で運用しています。バッテリー持ちに特に不満はありませんが、まだ運用期間が1年未満です。左側面には、ボリュームキー、Googleアシスタントボタン、電源ボタン、指紋センサーとあって、日ごろ使わないGoogleアシスタントボタンが誤操作要因になっていまして、操作性がすこぶるよくないです。wish3の商品画像ですと、右側面のキーとボタンの2つを確認できますので、Google アシスタントボタンの廃止と、指紋センサーと電源ボタン兼用になったのかも。だとしたら、wish2よりも操作性が向上したといえます。

  ディスプレイは、5.7インチHD+です。画面の大きさから画質の粗さは、それほど気にならない程度ですか。ちょい使いには問題なさそうです。

  筐体デザインは、家電デザインにありがちなもので、特にニーズがあるわけではないですが、こうすればヒット商品になるだろう的な陳腐さがあって、逆に人を選ぶデザインになっています。

  一般的には、エントリーモデルと言われるものなので、端末価格によって評価が変わるところがあります。

  SoCについては、ワンランク上のSD695 5Gから通信面でも劣るDimensity700になったので、スペックダウンになりますが、使い方によっては問題にならないかも。ただし、Android 13からAndroid 14とシステムアップデートの際に、RAM 4GB+ROM 64GBという最低限のものになっていますので、不安はありますね。 

 この機種は販路によって対応バンドが異なる様なので、SIMフリーですが事前に対応バンドを調べておく必要があります。

2023年6月27日火曜日

ドコモ不調?機種変の話が進まない、回線の話

  OCNモバイルONE新規受付終了ということで、格安SIMの見直しをしている筆者です。6月にSNSでドコモのつながりが良くないとか散見していまして、筆者は某格安SIMの4Gデータ通信のパケット放題PlusをXperia XZ2に入れて運用していますが、速度が出なかったり不安定になっているのを感じていたので、元のd回線が不調なのかと。XZ2は、古い機種なので寿命かなと思いっていました。

 格安SIMですが、3大キャリア回線は休眠しているものも含めてありますので、普段使いできる性能の端末を用意すれば、いろいろ活用できる通信環境にはなってますが、キャリア回線そのものが不調ですと対処しようがありませんからね。メディア専門記事にもドコモ回線の不調について言及していたので、間違いないみたいです。仕事での運用ですと通信障害で、機会損失などシビアになってきますので、早期の改善が求められます。

 どのキャリア回線をメインとして運用するのか?というところから始まって格安SIM選びまでやると、かなりの労力を消費しますので、安定しているキャリア回線を選ぶというよりかは、マルチキャリア回線で、リスクを軽減するというのがユーザーにとっては不安を持たないでいられる対応になるかと思います。一般的にはサブブランドもこなれてきた感じではありますので、サブブランドから選ぶのが大半になってきたのかなといった印象ですが。

 自宅近くにauアンテナ基地局があるので、メインで運用する予定でしたが、現在そうはなっていないし大規模通信障害が発生しないとも限らないので、どの回線でも、そこそこに使える端末は用意しておかないとならない状況かなとは思っています。

 

某OCNモバイルONEの既存ユーザーは、どうなるのか?

  NTTグループ再編で、新規受付を終了したOCNモバイルONEですが、既存ユーザーにとっては、今後どうなるのか?が気になります。内容的にはNTTドコモに吸収合併?したということになっていそうで、実質サブブランドとしてのirumoだったりしますが、そこは曖昧にしておきたい様です。

 公式サイトでも新規受付を終了しましたとしか案内がなくて、今後については知らんがなみたいな印象ですかね。実質的には、NTTドコモに再編されたということで、昇格なのかもしれません。ahamoの成功に気をよくしたので、全部なんとかmoにしてみましみたいなものを感じますが、携帯キャリアにしても許認可制の公共インフラということで、かなり酷い体質なので、こんなことは当たり前で、これで今まできたので、まともになる日は来ませんね。ONEモバイルONEの新規受付停止をネタに格安SIMの紹介をしていた元携帯販売系配信者が叩かれていましたが、そんな感じなんですよね。残念ながら。

 筆者も既存ユーザーなので、今後の動向を追うことになりますが、現時点で案内があるわけではなく、情報が全くない状況です。しかし、NTTグループ再編から始まった話なので、はじめはゴタツキがあっても、特に気をもむ展開ではないですが、既存ユーザーに配慮が足りないのは事実です。ユーザー数も数百万単位だと思いますので、かなり異常ではありますね。

2023年6月26日月曜日

Snapdragon 695 5G搭載のミドルレンジ端末は実質的な値上げなのか?

 2023年6月に発売されたOPPO Reno9 AもSnapdragon 695 5Gを採用したもので、ネットでは期待から失望の声に変わったわけですが、それ以前に格安スマホでは、かなり低スペックのエントリークラス数機種が国内市場に投入され、格安スマホ特有の価格設定を優先させた実質的な値上げなのではと囁かれています。筆者からみてもスペックの割には少し高めの価格設定かなと、少し違和感を持っています。

 はじめは、Snapdragon 695 5G搭載機種 のスペック比較をしようと思いましたが、製品の性格上、ミドルレンジ以上になるとユーザーのこだわりが優先される傾向にあると思うので、Xperia10 Ⅴを考えている人が、同じSnapdragon 695 5G搭載端末だからと、安いだけで知らないメーカーのものを導入するということは、一般的には考えにくいわけで、これを実質的な値上げと考えられるのかどうか?

 新しい世代のSoCを採用したミドルレンジ端末は、いつ発売されるのか?その価格は?に注目が集まります。

2023年6月25日日曜日

スマホのnanoSIM+eSIM仕様の端末では、nanoSIMスロットが1つしかない。

  SIMカード2枚を入れられるデュアルSIM仕様の2回線を同時に待受ができる最新の端末だと、nanoSIM+eSIMと片方に内蔵型eSIM方式を採用しているものが、ほとんどになった。これだと、無理SIMのスロットが1枚だけなので、eSIMを使わないのなら実質的にはシングルSIM仕様の端末と機能が同じということになります。

 eSIMとは、スマホ端末にSIMが内蔵されていて契約した通信事業者から発行されたデータをダウンロードして開通するというもので、開通までに時間がかからないという売り口上なのだけど、開通の時だけであって、元はプリペイドの様な利用期間限定とかの使い捨てSIM向きなんじゃないかと思いますけど、それに物理SIMをすでに複数回線持っているユーザーにとって、nanoSIM+eSIM仕様に置き換わるとなると、デュアルSIM端末として使えないですからね。eSIM推奨の総務省のせいなのかな。スマホ端末の製品寿命は、2、3年でeSIMの場合、再発行手数料がかかりますので、機種変の度に手続きをして手数料支払い続ける必要があるわけで、eSIMでの開通に時間がかからないは最初だけで、特に大きなメリットはないどころか物理SIMよりランニングコストがかかります。これをeSIMは便利だと吹聴しているので、酷い話ではありますね。

 とにかくnanoSIM+eSIMの仕様一辺倒では、消費者無視というか、かなり厳しい内容なので対応を検討しなくてはならなくなりました。

Xperia Ace II vs Xperia Ace III

 Xperia Ace IIとAce IIIを比較する上で気をつけたいことがありますので、それをメインにみていきます。気をつけたいところは、SoCの性能特性が全く異なるということです。

 Ace II :MediaTek Helio P35(5G非対応)

Ace III :Snapdragon480(5G対応)

 よくみるベンチマークスコアのCPU性能だけみても約3倍近く違いがあり、通信速度もSD480の方が優っています。TDPは0.8W低いです。他社のP35端末を使っていましたが、Android12にアップデートしたところ、まともに使えなくなりました。RAM 3GBなのも大きく影響したと思っていますが、現時点では、P35は限界性能といっても問題ないと思います。SD480もP35との比較では、CPU性能に大きな差がある様にみえますが、ブラウジングやSNSでは、ストレスを感じるぐらいのもっさり感はありますので、処理能力が特段に高いわけではありません。他社のSD480端末も運用してますが、アプリの起動には時間がかかるけど、立ち上がればそれなりに動作してくれるという、よくある解説で問題ないと思いますが、毎日の様に長時間使うとかになると筆者には無理かなと思います。5Gについては、 P35搭載のAce IIは非対応となっています。

 P35のクロック周波数だけみると、2.3GHzとSD480の2.0GHzより高いですが、SD480より数世代前のコアなので性能は低いものになっています。SD480端末も、音声通話以外で、たまにちょい使う分にはストレスもそれほどないですが、少し負荷のかかる処理にはエントリークラスなので向きません。 

 その他のスペックは、カメラ性能以外は、ほぼ共通かなと思いますので、似た外観からSoC性能も近いと勘違いしない様に気をつけたいところです。 

 次期Xperia ACE Ⅳは、Snapdragon695 5G超えのSnapdragon 4 Gen 1を採用するのではないかというリーク情報も出てきていますが、公式アナウンスは確認していませんので、個人的には特にないですかね。

Xperia10やXperia Ace III を通信機能からみたら

  来月(7月)中旬以降に発売予定のXperia10 Ⅴをうけて、今までのXperia10シリーズやXperia Ace III を調べています。気になったところがあって、d回線の場合、Xperia10 IIIのSIMフリー版ですと、バンド5Gのn79には非対応で、キャリア版は対応していました。エントリークラスのキャリア版Xperia Ace IIIも、n79に対応しているので、d回線の格安SIMで5G対応のコース(オプション)を利用している場合、eSIM採用で物理SIMスロットが1基のSIMフリー版は、ユーザーによってはシングルSIM端末と変わらないですから、SIMフリー端末でマルチキャリア対応にメリットを感じていた筆者には残念な仕様となってました。

 通信機能を優先させ、なおかつ価格優先で、音声通話以外あまり使わないというのであれば、5Gのn79対応のキャリア版のXperia Ace III でいいのかもという流れになってきています。

 通信機能以外で気になるカメラ性能をみてみますとのカメラを趣味や仕事で日常的に使うなど特別な理由がない限り、ミドルレンジのカメラに高性能を求めてる人は、ほとんどいないと想定できますし、購入前の機種選びで競合製品との比較をして判断材料とする為の評価であって、ここに不満がでて同クラスのものと機種変をするということは、実際にはほとんどないかと思えます。

 総合的にみてもミドルクラスのXperia10は、価格やデザインを含めて万人向け端末としては、良く出来てる感がありますが、ハイエンドユーザーからみるとサブや予備として、かなり微妙な端末なのかなとも思いつつ、その微妙さをSIMフリー版で払拭しようと思っていたら、5Gのn79対応では、キャリア版に差をつけられるというとこで、Xperia10かAce IIIの導入は先送りになってます。

2023年6月24日土曜日

moto g52j 5Gの指紋センサー不具合について

 moto g53j 5Gとg52j 5Gの検索していたら、g52jで指紋センサーの不具合があった様ですね。某掲示版で、SIMフリーの格安スマホなら、そのぐらいの不具合は当たり前的な発言が寄せられてて、そうなのか?かなり企業よりの認識で、少し面白かったです。情報通というより検索コピペでの対話をしているみたいで変なことになってましたが。

 公式サイトでは、「モトローラ g52j スマートフォン 指紋センサー無償修理のご案内」という特設ページを設けて対応している様です。

公式サイトから

≪対象製品≫
製品名  : moto g52j 5G
製品コード:PATM0000JP、PATM0001JP
※問題なくお使いいただいているもの、保証期間を過ぎたものは除きます。

 moto g52j 5Gは、最近RAM 8GBのmoto g52j 5G Ⅱが発売されましたが、これが影響したのかもしれませんね。某キャリア機種で、SoCがSnapdragon 695 5Gのものを検討する際に、コスパからみると、g52jは外せない機種ですからね。6.8インチディスプレイなので、情報量も多いですし、moto g50 5Gを運用している筆者にとって割と垣根の低い機種でもあるかなと思ってます。

Redmi Note 10JEをアップデートしました

  Redmi Note 10JEを6/24にアップデートデートしました。前回のアップデート前後にAPN設定が消えてしまい気がつかないうちに接続が切れてしまうということが多発したことがありましたので、そこが改善されているといいのですが、元々がキャリア版なので、SIMロック解除がしてあるにしても、格安SIMの利用は想定外の使い方なので難しいところではありますね。

  
  最新アップデートチェックは、[設定]から[デバイス情報] →MIUIバージョン(大きな数)をタップすれば、最新アップデートチェックが行われます。
 APN設定の件は、しばらく様子見ですかね。どちらにしても、a回線用の端末はXperia XZ2に戻すか、普段使い想定の機種にする予定です。

 

 

 

 


 

 

3大キャリア回線の格安SIMを運用してみて

  2022年に、無事に5G利用ができるようになりまして、今は格安スマホで運用しています。最近のミドルレンジのスマホが諸事情で、軒並みSnapdragon 695 5Gを採用するという足踏み状態で、周回遅れをしていた筆者もトレンドの尻尾が見えてきたかなと思います。この3大キャリア回線から電波状況の良いものを選んで、普段使い環境に移行することを考えています。

 普段使いとなると機種選びの条件が変わります。今までは、どちらかというと趣味枠として運用していましたが、京セラやFCNTのスマホ撤退、OCNモバイルONEがirumoになるという大きい動きがあり、うかうかしてられない状況なのかもという懸念が先にたったので、実用面を重視した内容に変えていこうと思っています。

 去年の夏は、休眠回線用に用意したAQUOS sense3 Basic(2台)が発熱で?シャットダウンしてしまう現象が多発し、急遽格安スマホを導入しました。

RAM 8GBになったmoto g52j 5G IIのスペックをみると

 moto g52j 5G IIは、RAM 6GBからRAM 8GBに増設したmoto g52j 5Gのアップグレード版で、価格差は1000円とされています。Android OSのアッブデートには、プラス要因にはなりますね。SoCは、ミッドレンジのSnapdragon 695 5Gなだけに、RAMを増設して8GBになったことで、用途が広がり、より実用的なスペックになったと言えます。FeliCaや防水防じん機能付きなので、6.8インチ大画面ディスプレイですし、なにかと使える仕様となっています。日本仕様からみれば、後はMIL規格だけと思ってしまいますが、どうなんでしょうか?eSIMを採用したデュアルSIM仕様なので、eSIMは使う予定がないということであれば、実質シングルSIMになりますね。スロットは、2基ないと思います。

 motorolaについては、その長い歴史から解説しているものを見かけますが、筆者は、直近のmoto g50 5G運用からの評価になります。中国Lenovo傘下であるとかは度外視しています。これは第三者評議会で専門家が論じる話題であって、素人の個人で判断できる範疇では精度がないからです。むしろODMが盛んな中国では、Lenovo傘下のmotoというのは、プラスに働く可能性があるのではと考えますが、どうなんでしょうか。スペック的には、moto g50 5Gを含めた中国3社の受話口に使われているパーツがすべて同じということを確認して、ODM疑惑が個人的には浮上していますが、しっかりチューニングしてあればいいのですが。使う使わないは個人の判断でお願いします。筆者は担当行政官ではありませんので、そこまでの責任はありません。

2023年6月23日金曜日

新発売のAQUOS wish3のSoCは何?

  日頃、巡回している某中古スマホサイトで、某aキャリア版のAQUOS wish2の在庫がなくなったので、気になったので検索してみると7月にwish3が発売予定だった。wish2のSoCは、Snapdragon695 5Gだったが、wish3は、Dimensity700を採用しているのでスペックダウンしている。対応バンドは調べてないので、そっちかもしれないが、在庫数は二桁で大したことないのだけど、特殊な事情でSD 695が必要だったにしても、wish2ではなけれぱならない理由ってあるのかなが気になっています。因みにAQUOS wish2は待受メイン運用で使っていますが、SD690と比べて基本動作でも少しはやいのかなというぐらいです。スペックに余裕がある分、用途は広がるかと思いますが、RAM 4GBのエントリークラスですので期待は禁物だと言えます。

 wish3 は、SoC以外ではwish2とほとんどスペックが同じようで、B/TがVer.5.1→5.3にあがったぐらいですかね。

 

新発売のXperia10 VからXperia10シリーズを追ってみたところ

  7月にXperia10 Vが発売されますのでXperia10シリーズを過去の製品まで追ってみました。筆者は、XperiaですとXZ2を今でも休眠回線SIM用に使っていますが、Wi-Fiテザリングは不得手なので端末をかえたいと思っています。

 さて、ミドルレンジのXperia10ですが、この機種のメリットは、d回線なら5Gのn79に対応と背面デザインですかね。Xperia10 Vからフロントステレオスピーカーらしいですが、恩恵を感じる人はそう多くはないというか、購入決定因子としてのスペックや機能盛りは販売さんの為にやってるのかよくわかりませんが。

 SIMフリー版も、片方がeSIMなので、物理SIMを利用しているユーザーには実質的にシングルSIMみたいなものですかね。eSIM新規契約ができる機種といったところで、特に助かるとかはないですね。

 総合的にみて、実機で確認してませんが、家電デザインにふったXperia Ace Ⅲとは一線のあるビジネスシーンでもありなデザインに価値を感じますかね。スペックの割には価格設定が高いとの批判的な意見もありますが、そういう人たちは海外メーカー製のコスパよさげな売りっぱなし端末をあげる為に懸命になっている国籍不明のあやしい人たちなので無視するしかないですが、やはり割高感があると中身は同じAndroidでしょ?理論で相手にされなくなりますからね。そこは無視できないところです。

Xperia10 III Lite XQ-BT44は、eSIMとのデュアルSIMで、スロットは一基しかない

  Xperia10 Ⅴの発売を7月にひかえ過去のXperia10シリーズについて調べています。その中で、SIMフリー版のXperia10 III Lite XQ-BT44が気になったのですが、この機種はeSIM内蔵のデュアルSIM仕様で物理SIMスロットは一基のみ。仕様としてはデュアルSIMなんだろうけど、実質的にはシングルかなと今後eSIMの普及が進めば話も違ってきますが、契約にはネット環境が必要など勘違いしている部分もあって様子見ですかね。

2023年6月22日木曜日

Xperia10のデザインを選ぶ理由としてみると

  2023年7月上旬以降に発売予定のXperia 10 Vから前機種のXperia 10 Ⅳ(2022/7/22発売)、さらに前のXperia10 III Lite 5G XQ-BT44(SIMフリー版)を検索していました。SoCについては、

 Xperia10 III:Snapdragon690 5G

 Xperia 10 Ⅳ、Xperia 10V:Snapdragon695 5G

となっていて、Xperia 10 IIは、SoCがSnapdragon665なのでスペック的にも5G非対応なので今回はスルーしました。

 Xperia Ace IIIの様な家電デザイン系で格安スマホの価格帯の端末は、ビジネスシーンには合わないだろうということで、背面にもゴリラガラスを採用したXperia10 III以降の機種をみていこうと思います。(訂正)Xperia 10 IV(XQ-CC44)の背面はガラスではなく樹脂製でした。

 筆者は、Xperia Z5、Xperia Z5 Compact、Xperia X Performance、Xperia XZ2までを使ったことがありますが、携帯からのデザイン性を引き継いでいたので実用面では使いにくい端末デザインになっていたのは否めないところだったと思います。ここは評価が分かれるところですが、画面に情報量を求めたりする場合には、携帯電話の様な余分な装飾性を持たせたものは邪魔になるという見方もあります。その点で、Xperiaシリーズも吹っ切れた印象のデザインになっています。価格対性能比を優先させた海外メーカーの端末デザインは、自宅で使っている分には気になりませんが、ビジネスシーンなどになると途端にそのデザイン性に違和感をおぼえるものになりますし、個人的にも格安スマホのチープさが好みといってもTPO的には限度がありますので、性能面では格安スマホとの比較で、やり玉によくあげられているXperia10シリーズから選んでみてもいいかもしれないと思って調べてみました。

 普段使いとして、Xperia 10 Ⅳ、Xperia 10Vでいいかと思いますが、それでも価格を優先させたいとなるとXperia10 IIIでもいいのかなといった感じです。筆者は、a回線用の端末が必要だったのですが、SIMフリー版のスペックをみると物理SIMは1枚のみのeSIMとのデュアルSIM仕様なので、かなり厳しいと思いました。eSIMは、その仕様からみてもミドルレンジ以下の機種に向かないと判断しているので、実質的にはシングルSIMと同等な感じですかね。マルチキャリア回線で通信端末を使っているユーザーよりも新規eSIM契約者を意識した仕様なので、好感は持てないです。

 こうしたマイナス面をあわせると、かなりの割高感が出てきます。 Xperia 10 Ⅳにしても、4万ちょっとはしますから、お蔵入りかもしれませんね。

6/22OPPO Reno9 A発売について考えてみると

  本日(6/22)発売の記事をみかけたので、少しふれておこうかなとブログを書きます。ミドルレンジクラス端末のSoCは、ほとんどSnapdragon 695 5Gとなってきているので、異様な光景にもみえますが、どちらかというとSoCには詳しくない万人向け製品なので、特に問題ないかなとは思っています。

 そんな中でのReno9 A発売ですが、RAM 8GBが差別化されたところとなりますが、特にアピールもされていないようで、スマホ通を狙った仕様としては訴求力はありますが、実際にどんな使い方をすれば、メリットになるのか?バリバリの合理的なユーザーには、RAM 6GBでは何がよくないのか?と問われて返答をにごすというパターンしか思い浮かびません。

 Reno9 Aの外観デザインは、どちらかというと家電デザイン寄りなので、前機種と同様に注目度があると考えられます。しかし、やはりSoCのSnapdragon 695 5Gは、処理能力とは別に、このSoCを採用した既存の機種をすでに使っているユーザーは少なくないので、機種変においては、RAM 8GBのメリットしかなく、このメリットを体感的に実感できる場面は、基本動作しかしないユーザーには、ほとんどないと思われますので、4万前後の価格で、RAM 8GBというところを評価できる層は比較的少ないと想定しますと、前機種Reno7 Aからの購買層には訴求力とはならないとは思います。

 どちらにしても前機種のReno7 Aから変更点はほとんどないというか、米FCCへの書類上ではReno7 Aと同じであると公言しているし、特段セールスポイントがないだけに価格面でも厳しいのかなと少し気になっています。本来なら売り方として、好評だったReno7 Aのマイナーチェンジ版として出しておくところなんですが、海外メーカーなので、国内事情には疎く致命的な失敗ではないにしても、なんか浮いたというか違和感を残す結果になったことさえも理解できてないのは、どうなのかなとは思いますけどね。


irumo とは?

 MVNO「OCNモバイルONE」は、新規受付を終了する。これはNTT レゾナントがドコモに吸収合併されることによるもので、グループ内再編といえる。OCN、gooサービスは継続して提供されるとしている。

Xperia 10 Ⅳを検索してXperia 10 III Lite XQ-BT44にたどり着く

  2023年7月上旬以降に発売予定のXperia 10VとXperia 10 Ⅳ(2022/7/22発売)の比較をしていたら、Xperia 5の整備再生品をみたりして、もう少しお得感のあるXperia 10はないのかなという素朴な動機で検索してみました。

 検索結果からいうとストレージ構成をROM 128GB→64GBにした廉価版のXperia 10 III Lite XQ-BT44がありました。2022年11月に格安SIM系販売価格が2万5千円に値下げされています。型番の「XQ-BT44」は、SIMフリー版です。5G対応だし、待ち受けメインで、あまりネットは使わないというのであれば、Android 12までですが、Xperia端末を安く使ってみたいということであれば筆者的には候補になりますね。一部キャリア版 Xperia 10 IIIは、Android 13へのアップデートがあることを確認しましたが、XQ-BT44は対象外のようです。

 Xperia 10 IIIのSoC は、Snapdragon690で、Snapdragon 695との比較ですとブラウジングにしてもやや非力な印象を受けますね。技術的なことですが、大きな違いとしてミリ波対応があります。ベンチマークスコアでは、Snapdragon 480+とほぼ同等になっています。バッテリー容量は、4500mAhと少し余裕があります。6.5インチ以上の大画面ディスプレイスマホですと5000mAh以上が主流になっていますが、XQ-BT44の画面は、有機ELの6インチです。

 2023年夏に於いてもミドルレンジ端末では、Snapdragon 695 を搭載した機種が主流なので性能面では足踏み状態が続き機種変を先送りにしている人が多いのではないかと思いますが、一般的には実質的な値上げ傾向が出てきているので、判断が難しいです。この状況下で、価格を優先させつつも通信機能に配慮した選択肢として、XQ-BT44は筆者には気になる機種になりますね。

2023年6月19日月曜日

Xperia 10 Ⅳ と Xperia 10 Ⅴ を比較してみました。

 2023年7月上旬以降に発売予定のXperia 10VとXperia 10 Ⅳ(2022/7/22発売)を比較してみました。契約してるMVNOで、Xperia 10 Ⅳの値下げがあったので、比較というか検討する機会がありましたので、SIMフリー版を前提に簡単にみていきたいと思います。ちなみに筆者は、Xperiaを数機種を普段使いにしていたことがあります。

 Xperia 10 ⅣからXperia 10Ⅴで、SoCは同じSnapdragon 695 5Gを搭載しています。また、ストレージとバッテリー容量(5000mAh)も同じです。生体認証は指紋のみとなっています。違いといえば、ディスプレイが6インチから6.1インチ、重さが161gから159gになっています。他に広角カメラとオーディオがモノラルスピーカーからフロントステレオスピーカーに強化されています。

 ミドルレンジの機種なので、カメラ性能やオーディオは、ユーザーが納得できるものであれば良いというものだと思います。Xperia 10 Ⅳは、値引きや値下げがされています。セキュリティアップデートサポートを考えると製品寿命は、Xperia 10 Ⅴより短いです。

 Xperia製品構成や市場での位置付けについては詳しくないので、価格設定についての解説はできませんが、スペックにはない付加価値を感じているユーザーも少なからずいらっしゃいますので、筆者もそう思っていますので、そこは考え方しだいだと思います。例えば、素材などの品質はカタログスペックにはありませんからね。

 Xperia 10 Ⅳ情報に精通した方々にとってみれば、気になるカメラ動作のラグ?の件や充電の遅さについて、どうなったのか?実機で確認しないことには、なんとも言えないところです。

  

 

 

 

Xperia Ace III VS AQUOS wish2を比較検討しました

  格安SIMでもeSIMの契約ができるということで、それ用のAndroid端末を比較検討してみました。この機種は外観が家電デザイン寄りなのか、画像だけですと似てるのかなと思えるものです。注意しないといけないところがあって、どちらの機種もドコモ版は、シングルSIM仕様で、eSIM非対応となっています。大きな違いとしてSoCをあげることができます。

Xperia Ace III:Snapdragon 480 5G (SD480)

AQUOS wish2:Snapdragon 695 5G (SD695)

 SD480は、エントリークラスのSoCで、SD695はミッドレンジです。Xperia Ace IIIは、5.5インチTFTディスプレイで、5.7インチTFTディスプレイのAQUOS wish2より、一回りサイズが小さくなりますが、厚さと重量(162g)は同じです。

 eSIMは端末にすでに内蔵されていて、契約・発行された後に、APNと構成プロファイルをQRコードなどからダウンロードしするものですが、ネット環境やもう1台スマホが必要になるなど、ややハードルが高いかもしれません。手続きについては、各通信事業者にご確認ください。なんかモバイル通信でやらなくてはいけないとかの情報もあったりと、どういうことなのか筆者もよくわかりません。

 eSIMは、機種変などで再発行するのに発行手数料がかかりますので、物理SIMのように手作業で入れ換えるだけというわけにはいかないところがデメリットで、システムアップデートで致命的な不具合が生じることを想定すると、スペックに余裕が、ある程度の必要なのかとも思います。アップデートやバッテリー劣化などでスマホの製品寿命を2、3年とすると、やはりそうなるかと思えます。

 先にSoCの違いをあげましたが、厄介なことにバッテリー容量は、逆に前者が4500mAhで、後者が3730mAhとなっています。ここは使い方で変わってくるところですが、筆者はバッテリー交換は想定していないので、個人の判断しだいといったところではありますね。


 


 

スマホ三種の神器は、FeliCa、防水防じん、急速充電?

  国内仕様スマホ三種の神器は、何かと考えて調べてみたら、2011年頃の日本仕様の携帯電話の三種の神器は、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信となっていた様です。現在は、かなり様変わりしました。生き残ったのは、おサイフケータイのFeliCaだけです。

 FeliCaについては、価格にこだわりミドルクラスよりもエントリークラスを導入している筆者でさえも、1つの目安にとしています。ゲームをプレイしない端末であれば、スペックを優先するよりもFeliCaを優先させたいと思っています。これは用途によります。

 防水防じん機能も、今ではハンドソープで洗えるスマホもあるぐらいで、格安スマホでも等級は低いですが防水防じん機能のあるものが増えました。

 急速充電も、USB-PDなど普及してきていて、18Wは当たり前になりつつあります。

 これは筆者が考えるスマホ三種の神器であって、人によって異なるとは思いますし、用途によっても異なります。

 スマホ端末を取り巻く環境として、京セラやFCNTの残念なニュースがありましたが、半導体不足や円安もあり、ゆっくり機種選びができかねる状況になりつつあるのかなと格安SIM利用者の筆者は、少し落ち着きのない感じにはなってます。それとスマホ三種の神器に「5G対応」がそろそろ入れ替わりそうだよなと思っています。

 

 

 

 

Dimensity700のmoto g50 5Gをいろいろ試しはじめました。

  5G対応のデュアルSIM端末moto g50 5Gで、いろいろ試すことにしました。6.5インチのHD+で、画質はやや粗いですが、数日使ってみたところなれました。以前使っていたmoto端末では、スクロールの際にフォントが滲むような残像があってストレスが大きかったことがあったことによります。それでなかなかMediaTek Dimensiy700の性能を試す機会を先延ばしにしていました。この機種は、FeliCa非対応です。

 Dimensity700は、ベンチマークスコアからすると、Snapdragon690よりは、SD680(5G非対応)に近いのかなといった感じですかね。別メーカーのSoCなので、得手不得手は異なり動作的にも多少違うのかなと思っています。そこは機種依存のところもありますが。 

 moto g50 5Gは、よくピュアAndroidだと言われますが、ここのところ中国メーカーのカスタマイズされたOSを使っていたので、元々ピュア派なので、moto端末の操作性は筆者には快適でしかないです。思っていた通り文字入力もストレスが少ないものでした。

 他のDimesity700搭載端末も視野に入れての、ならし運用ということになります。今でもDimensity 700搭載の機種がありますからね。


eSIMを検討した結果しばらく様子をみることにします。

  eSIM契約でAPNと構成プロファイルのダウンロードは、筆者の場合すぐにできますが、スマホの製品寿命やシステムアップロードで起動できなくなった場合、別途料金を支払いeSIMを再発行するにも、物理SIMと比べてデメリットが大きい様な気もしないわけでもないです。スマホの製品寿命からいっても、スペックに余裕を持たせてシステムアップデートに備えておかないと、かなり厄介なことになりそうです。eSIMは誰得なのか?疑問に思えてきました。

 au回線の端末が必要だったので、機種を調べてみても対応バンド縛りで、デュアルSIM端末として他のキャリア回線がつながりにくいとか快適さとは、程遠い始末。でも、最近の機種は、ほとんどnano-SIM+eSIMなのですが、こんな状況でeSIM促進とか狂気の沙汰としか言いようがありませんね。

 長くて製品寿命が3年のスマホ端末にeSIMを入れるのは、かなり不経済なのでは?と思ってしまいました。国民のことを第一に思っているだろう総務省のことですから、なにか妙案があるのかとは思いますが。

最機種のデュアルSIMは、nano-SIM+eSIMが主流になりつつある?

  6月に発売されたmoto g53j 5G、OPPO Reno9 Aと、それ以前の機種でもnano-SIM+eSIMと物理SIMは1基だけという仕様になってきています。総務省のガイドラインに沿ってのこととは思いますが、またもやな印象です。SIMフリー端末のデュアルSIMは、海外での利用というニーズがあるというデータがあるので、国内コンシューマー向けの端末をeSIMにするメリットが現時点であるのかは不明ですかね。有識者会議では、「スイッチング円滑化タスクフォース」とかで云々らしいですが、頭おかしいとしか言いようがありません。元々、eSIMにみられる仮想SIM、Appleが構想しているApple SIMの様に、最適な携帯キャリア回線を能動的に選択する機能を持たせ利権を得て携帯キャリアから利用代金を払わせることが主目的なわけであって、特にユーザーの利便性を優先させたものではないという個人的な認識で概ね間違ってはいないと思います。先手を打ったつもりが混乱しかうまない総務省らしい展開です。

 さて、そうは言っても御上に従えということで、eSIMは普及準備が着々と進んでいて、デュアルSIMの片方は、ほとんどeSIMになりそうです。機種変については何も考えていない頭おかしいぐあいが、なかなか総務省です。

 eSIM促進には関心がありませんが、端末の仕様がeSIMで契約しないとデュアルSIM端末を使えないということなので、eSIMを検討することにしました。早速、調べたところAPNと構成プロファイルのダウンロードにモバイル回線やネット環境が必要とか頭おかしいことになっていました。QRコードを読み込めるまでがハードルが高い。しかも、スマホなどの製品寿命は、だいたい2年ぐらいかと思えますので、普段使い1台のユーザーが紛失や故障した場合も、まったく手だてがなく、機種変時には別途料金がかかりそうなので、eSIMを促進したいのか?ユーザーを不幸にしたいのか?よくわからないことになっていますよね。

2023年6月18日日曜日

約896万台のAndroid端末がマルウェアに感染した状態で出荷される。

  ニュースでマルウェアに感染したスマホを900万台出荷というのがあったので取り上げました。主にアジア地域での話の様です。出荷前の時点で、マルウェアを仕込まれたということで、詳しい経緯はわかりませんが、アプリをプリインストールしてくれたら代金を支払うみたいな話にのったとか。セキュリティ面で品質管理がまるでダメな話なんですが、900万台は規模が大きすぎますね。

 このマルウェアでは、バックドアを利用して広告利用などで稼ぐみたいな話ですが、第三者の依頼主も想定されてますので、かなり組織的なものかと思います。 記事を読んでみてもメーカーや機種の特定が明記されてないので、情報としては弱いものですが、プリインストールされたマルウェアでバックドアから遠隔操作されるわけですから初期化しても消えることはないかと思います。

moto g13 VS Redmi 12C 格安スマホにみる近い将来の形

  何かとネットで話題になっていた格安スマホのエントリーモデル2機種を比較しながら、どんな使い方ができるのか?探っていこうという企画です。この2機種は、SoCが同じMediaTek Helio G85で、Snapdragon680よりもやや劣る処理能力ではあるもののAndroid 11までならそこそこ動くと思われるものです。格安スマホのエントリーモデルとして、スタンダードな仕様の1つになりうるということで、性能が低いため製品寿命は、そう長くはないですが、取り上げてみました。因みに同じHelio G85搭載では、有機ELディスプレイ(FHD+)のmoto g31があります。

 さて、この2機種は、ストレージに大きな違いがあります。

↓2機種のストレージ比較 ↓

moto g13 RAM 4GB+ROM 128GB

Redmi 12C RAM 3GB+ROM64GB(4GB+128GB版もある様です)

 特にRedmi 12CのRAM 3GBだと、Android 12では、RAM 3GBなのでメモリ不足を体感する動作になるかと思います。導入するにも事前に用途にあうのか?を実機で確認する必要がありますね。

 次にディスプレイですが、スマホのエントリーモデルによくあるHD+と解像度の低く、FHD+と比べるとチラツキが目立つものになっていて、情報量もその分減ることになります。やや大きめの表示になりますが、逆にそっちがいいと思うユーザーさんも少なからずいるかと思いますが、そもそも視認性がそうでもないので、なんとも言えないところです。

 バッテリー容量は、どちらも5000mAhですが、moto g13は6.5インチ、Redmi  12Cは、6.71インチと比較的大きめのディスプレイなので消費電力も大きく、SoCのHelio G85は、Snapdragon680よりも省電力ではないので、容量の割には早く充電が必要になるかと思われます。

  センサー類をみるとジャイロセンサーや地磁気(eコンパス)センサーはあるので、GPSの精度があれば、カーナビとしても使えますか? 

  Helio G85は、5G非対応なので用途も限定的になるかとは思いますが、処理性能からみても、製品寿命は、あと数年ぐらいかもとしか言いようがありません。

 その他の違いは、moto g13は、Dolby Atmost対応でステレオスピーカー搭載、指紋センサー兼電源ボタンは右側面にあります。IPX2、IP5Xの防水・防じん機能を備えています。Redmi 12Cは、モノラルスピーカーで、背面に指紋センサーがあり、充電端子は、懐かしいmicro USBです。付属品にACアダプターとmicro USBがありますので別途用意する必要はありませんが。防水・防じん等級はIPX2、IP5X。この差は価格に反映されていますので、用途にあわせて選ぶこともできます。どちらも2023年春の4月と3月の発売なので、アップデート保証があれば、それだけ製品寿命も長いと言えますが、アップデート状況がどうなのか詳しくはないので、なんとも言えません。カメラ性能の比較については割愛しました。どちらにしろメモとか記録用で使えるかどうかのレベルだと思います。実機で試すこともできませんので。

 スマホ選びで、この情報を土台に、必要条件にあわせてグレードアップさせて選べそうですし、用途を限定的にした場合に選択肢に5000mAhバッテリー容量からみて充分入りそうです。個人的な感想として、この2機種は同じ防水・防じん等級からODM製品なのかなとか思ったりしていています。

 筆者は、Helio G85搭載で有機ELディスプレイのmoto  g31を検討したことがありますが、5G非対応とFeliCaもないので、このクラスの有機ELディスプレイに過剰な期待は禁物ということで、スルーしました。

 話を戻すと、売り手情報から入ると、エントリークラスでは、まずこの2機種の情報に接することになるかと思います。他機種で、OPPO A77がありますが、SoCのMediaTek Helio G35は、Helio P35端末をAndroid 12では使うのを諦めた筆者としては、トラブル回避の為にも取り上げられないという結論になりました。 エントリーモデルのスダンダート化として、かなり有望な2機種だと思えるので、今後このような製品群が活性化すると、かなりわかりやすいカテゴリーになるかと思います。

2023年6月17日土曜日

マイナーなLibero 5Gについて実際に使ってみての雑感

  たまにネットで「銘機」として販促されているLibero 5Gのユーザーである筆者がレビューみたいなものをアップすることにしました。SoCがSnapdragon690で、某ゲームタイトルのガチャで落ちないので導入しただけであって、当時(2022年夏)SD690端末では最安だったかと思います。最近になってゲーム以外でも使うことにしたので、総合評価ができるかなと思っています。

 結論から言えば、スペックだけみれば価格対性能比では優秀にみえますが、使ってみるとタッチパネルも空タッチはあるし、ブラウジングでも謎のフリーズがあるなど、格安スマホにありがちないい加減さがあるので、「銘機」ではなく、そう言ってるのは使ったことがないか、もしくは、ただの嘘言癖持ちで問題ないと思います。 冗談はさておき、欠点をあげておきますと、イヤホンジャックがないことと、バッテリー容量が3900mAhで大画面なので、バッテリー持ちがそんなによくないです。筆者は当初はゲーム用でしたので、バッテリー持ちは無視できたわけですが、普段使いとなると候補から外すことになります。あとは格安スマホにありがちな挙動がおかしいところが随所で出現します。そして、中国メーカーのZTEは米国からイランに輸出していたという違反行為により輸出規制を受けて製造停止に追い込まれたという過去がありますので、そこはお察しということに。しかも、1円端末として販売されていましたので、それ以外の販路ですと約1万倍から9000倍近くの価格になるわけです。これだけあげても、かなりのユーザーから一線を引かれたと思いますが続けます。

 目的だった某ゲームタイトルも、初期画面でフリーズしたりはありましたが、タップすると落ちる現象があったので、そろそろ限界なのではと思っていましたが、最近ではなくなりました。どちらかというと辛うじてプレイできると表現しておくのが的確かと思います。

 カメラについては、スマホを撮影したりしましたが特に不満なところはなく無難な仕上がりでした。マニュアルで試行錯誤しながらの撮影なので、イージーに使いたいユーザーの参考にはならないと思いますが、標準的なものより、やや劣る感じですか。ここも、元々はエントリークラスなので文句の言えないところだったりします。

 音声通話品質は意外にも良好でした。今までにないクリアな聞こえ方でした。ZTEは、通信機器メーカーですから当然と言えばそうなんですが。ここは素直に評価しておきます。

 ディスプレイは、FHD+で目に優しい感じですかね。シャープな感じはありませんが、逆にギラギラしてない分、ストレスを感じないかと思います。格安スマホに良いディスプレイはないというくらいコストのかかる部分ではあるので、ディスプレイが良すぎると、逆に中身に問題があるのてはと思ってしまいます。

 総合評価をすると、価格の割にはSoCがワンランク上という点を評価できますが、特にカメラが優れているとかはないです。エントリーモデルですので、特に優れたところはないけれど価格が魅力というものです。筆者は、某ゲームタイトルができるという1点だけで導入したわけで、その他の機能には、数世代前の上位機種と比べるても「標準以下」だと思います。ただし、通話の音声品質は「○」でした。

 Libero 5Gの後継機は、SoCがDimensity700になったので、ランクが下がったと見ています。同じDimensity700の他機種があるので使ったことがありますが体感的にもSD690より少し遅い印象。SoCのメーカーも違うので特性が異なり得手不得手があって、使い方によっては大きな差が出たりするので、なんとも言えないところです。ストレージもRAM4GB+ROM64GBの最低必要なものなので、そんな感じですかね。

au回線用5G対応の最安な端末を探してみると

  

 au回線用のRedmi Note 10JEで、APN設定が消えるという現象が数回あって、Wi-Fiデザリングでも接続が長時間利用だと途切れてしまうし、APN設定が消えて接続が切れてしまうのは無理だろうということで、au回線が使える5G対応端末を物色中。待受に使うかは、まだ決めていませんけど。

 価格優先ですとSoCがSnapdragon480搭載のXperia Ace Ⅲだと思いますが、ネット検索では、えげつない不具合が散見されるので、Android 13アップデートも来ている様なので、なかなか見極めが難しい状況ですね。

 苦肉の策として、先頃、民事再生申請をしたFCNTのarrow weもセキュリティアップデートの件があるので、割り切りが求められる選択肢だと言えますね。なお、スマホ事業は終了しサポートも停止しています。京セラの個人向けスマホからの撤退もあって携帯キャリアにとっても大きな影響がでるかもしれません。

 au回線用のできればFeliCa搭載の機種がいいだろうし、接続を考えると国産機種からかなと個人的には思っていますので、価格優先ですと、この2機種ぐらいになりますか。 

発表されたOPPO Reno9 AのSoC据え置きにネットでは落胆の声

  2023年6月22日発売のOPPO Reno9 Aのスペックが発表されて、前機種と同じSnapdragon695 5G(以後SD695と略す)を搭載したものとなっていたことから落胆の声がネットに溢れてました。筆者は、SD695搭載のスマホAQUOS wish2を待受用として運用していますが、通話と充電ぐらいしかしてなので、機種も違うし、SD695でゲームをしたことはないです。

 Reno9 Aの前機種Reno7 AとSoCが同じというのは、他のメーカーでも、これ以前からあったわけですから、話題として落胆したという記事としてあげていることは理解していますが、あまり一般受けはよくないだろうし気になっていたところ、米国FCCでは、Reno7 Aと同じ機種という認証通過だったことが判明し、ボディ背面こそガラス製になったものの、中身の基盤は同じものであることが確認されました。

 こうした経緯から、逆に一般ユーザーにとって安心材料になるのかならないのか?Reno9 Aの取り扱いも楽天モバイルとymobileだけということもあって、安定供給面で不安があるのかもと勘ぐってしまいます。Reno7 Aも販売面で不安定な動向がありましたからね。

 国内参入を果たしたOPPOには、個人的には、その広告内容から好印象は持っていなかったことはありますが、Reno5 Aや、A54 5G、A55s 5Gの導入を検討したこともあって、 A55s 5Gには指紋認証がなかったりとメーカーの独善が過ぎる傾向が強いのかなと思っていたところでの、FCCの公式文書での同一機種であることが発覚して、お国柄なんだろうなという結論に至りました。

 Reno9 Aは、前機種Reno7 Aのマイナーチェンジ版ということがわかり、安心するユーザーも少なくないと思いますし、価格優先で、Reno7 Aの在庫がはけることも期待できますので、落胆するほどの展開ではないと思いますが、Reno9 Aの大きな変更点は、RAM 6GBからRAM8GBになった、ガラス製ボディぐらいでしょうか。SoCがミッドレンジのSD695なので、重いゲームには不向きな印象は否めず、メモリRAM 8GBの増設では、多少カクつく場面が減ったぐらいの恩恵しかないかと思っていますので、たまに軽いゲームをする普段使いの端末という印象ですか。普段使いだと、バッテリー劣化を避けるために重いゲームを長時間プレイすることは避ける傾向があるかと思えますので、中途半端というか販売面からは価格優先で、RAM6GBのままで、マイナーチェンジ版として販売するにも、まだスタンダード的なブランド化ができていないかと思いますので、マイナーチェンジとしては発売できないという判断だったのかが気になりますね。個人的には米FCCの認証では同一機種ということなので、そうなんだ的なもの以外には特にないですかね。

 

 

 

2023年6月15日木曜日

MediaTek Dimensity700搭載のデュアルSIM端末 moto g50 5Gを振り返る

 
 moto g50 5Gを導入した理由の1つに、某ゲームタイトルに用意したキャリア版のSoCがSnapdragon480端末では、アプリが落ちてしまうので、Dimensity700に関心があったことと、筆者の予備として保管していたスマホ数台が壊れてしまったので、デュアルSIM仕様のSIMフリー端末が必要になったというのことがありました。また、契約していた格安SIMで端末購入特典(割引)を利用して購入できたことが後押しになりました。
 現時点で、Android 12にアップデートして運用しています。システムアップデートについては、こんな感じです。
 
  同じドコモ回線の格安SIMを他社の休眠しているものとあわせた2枚で運用しています。1回線は、5Gに対応しています。
 
↑注)このスクショの時刻は黒塗りしています。

 数世代前の5G非対応でデュアルSIM端末のmoto g8 power liteを筆者は浸かっていましたが、Android 10にアップデートされる前後で、緊急通報ができないとか待受がなんだかんだという不具合があって、早く修正アップデートが来ないものかと気を揉んだことがありました。
 
 moto g50 5Gの購入日を確認したところ、まだ1年もたっていませんでした。


 この時期ですと、5G非対応のmoto g31がすでに発売されていたと思いますが、あまり記憶に残っていません。調べてみたところ、FeliCa機能を備えたSnapdragon695 G5搭載のmoto g52j 5Gも発売されていました。格安スマホで、FeliCa実装はあまりピンときませんが、今では当たり前になりつつありますね。FeliCaは、待受メインの普段使い端末にあればいいと割りきって価格を優先したのだと思います。数年前ですと、格安スマホにFeliCaや防じん・防水機能はなくて当たり前みたいな感じだったと思います。
 2023年6月発売のmoto g53j 5Gとmoto G53y 5GもFeliCa機能があって、進歩が早いなとは思いますが、moto g50 5Gもそうなのですが、6.5インチディスプレイという大画面でHD+なので、筆者的には画質がフォント表示にしても目にチカチカするタイプかなと気になってます。用を済ませる分には過不足ないかとは思ってますが、個人的には10分ぐらいで無理な感じになります。コスパを考えるとディスプレイにお金をかけるより機能性を確保できれば問題ないというのは合理的だとは思います。

 moto g50 5Gに、いまのところ格安SIM運用での不満はないですし、最近の機種では物理nanoSIM+eSIMになっていますので、契約している複数回線が物理SIMの場合、eSIMにするのに新規契約をしないとならないのか気になるところではありますね。
 


 

2023年6月13日火曜日

スマホの正しい充電方法について

  「急速充電」関連を検索していたら、正しい充電方法についての動画にたどり着きました。

 
  この中でも、やってはいけない充電に「ながら充電」があげられていて、筆者もたまにやってしまっているので気をつけたいと思います。
 さて、カタログスペックで、バッテリー容量がありますが、実質的に使っている容量は、70%ぐらいらしいので、バッテリー残量も割とアバウトな感じではないかと思います。そもそも残量表示そのものがバッテリー消費になります。また、急速充電そのものも、バッテリーには負荷になりますので、充電方法には、ひと工夫が必要なのかもと思えます。
 バッテリー劣化については、最低でも24時間は持たないと普段使い端末には向かないと思っていることもあって、待受をしている端末でネットを閲覧するとかには、ほとんど使いません。バッテリー劣化が進行しても構わないゲーム兼用端末ですと充電の仕方もかなりルーズになってくるかとは思います。

2023年6月12日月曜日

格安スマホ然とした仕様と国内仕様のスマホ

  携帯キャリアでも格安スマホ系と言えばいいのか中国メーカーのモノも携帯キャリアに採用されて、仕様そのものも様変わりし防水防じん機能、FeliCaも当たり前になりつつあります。基本的には、ハイエンドからスペックや機能を削ぎ落としたものが格安スマホで、ユーザーによっては求められるものが異なりますので、そこが難しいところですね。一昔前は、サブ機や予備として必要最低限の機能をおさえた格安スマホを用意していたユーザーも少なからずいたと思いましが、機能的にも普段使いに近づいています。

 一方で、携帯キャリアでは取り扱いのないノーブランドかと思えるスマホ端末を某通販サイトで気軽に注文できる環境になっていますが、以前の防水防じん機能もFeliCaもないし中身もどうだかわからない格安スマホ然としたスマホ製品群も数多く目にします。よく言われるスマホの二極化ということで、対応バンドも書いてあるが使えるかもわからないといった感じで、品質以前の問題でもある様に思えます。

 しかし、格安スマホでも売れない時代に突入しているという報道や実際にスマホから撤退するメーカーも出てきているので、今後ますます携帯キャリアのスマホしか手が出ない環境になりつつあるのかなと思えますし、待ち受け以外に、SNSやカメラを少し使うのであれば、契約している通信会社でスマホなどの端末を求めるのが一般的になることは誰でも予測できますね。

APN設定が不意に消えてしまうので、機種変を検討中です。

 au回線の某端末は、APN設定が消えてしまい回線がつながっているのかがわからなくなってしまう現象が数回発生しているので、au回線用の端末を物色中です。Wi-Fiテザリングが途切れることはあっても、回線がつながらなくなることは、初めてだったので驚いています。5Gと4Gの狭間で使っていた為なのか原因は不明ですが、不安材料を取り除くには機種変しかないかと思っています。筆者が運用しているau回線用の端末は、ほとんど5G非対応ですから、新規導入になると思います。

 SIMフリー版端末になるか、auかサブブランドのモノになるかは決めていませんが、適当なモノがみつからなければ、回線解約も視野に入れていまして、一旦、au回線用の格安SIM試験運用をやめるのもありかなと思ってます。

京セラとFCNT撤退で国内スマホ事情は何が変わるのか?を考える

  2023/06/16に発売されるmoto g53j 5Gは、京セラとFCNTの撤退もあって、ある意味で注目を集めているようにもみえますし、OPPO Reno9 Aのスペック発表も6/13にはあるようです。

 数年前の格安スマホといったら、FeliCaはないし、防水機能もなく耐久性も不確かだったので、落下しても大丈夫な様にカバーやケースを付けての過保護っぷりの割には役に立たないが予備として置いておきたいというイメージしかありませんでしたが、 ここ数年で調整が簡単ではないFeliCaもこなせるようになって、国内向けエントリーモデルとして、やっていけそうな印象も見受けられますね。

 しかし、一般ユーザーからしてみれば、スマホは携帯はしているものの待ち受けがメインで、使うにしてもチョい使いで、使用頻度が低いのに有機ELディスプレイとか意味ないし、バッテリー持ちさえ良ければいいという人ばかりです。それで困り果てることがない限り関心は示さないものではありますよね。

 確かに京セラとFCNTが撤退するにあたって、筆者のニーズからも外れた製品構成になっていて、いろいろ調べてみても、これといって欲しいと思える現行機種はありませんでした。これは携帯キャリアの要望が企業本位で、個人ユーザーのクレームにしか関心を示さないことで商品開発が如何に利益を生み出すかにしか焦点をあてていないので無理からぬニーズとのギャップがあって、そもそも公共インフラ系の携帯キャリアはスマホ単体をヒット商品として開発するというコンセプトを持っていないわけなので、これは致命的ですね。

 このギャップは構造的に発生しているもので、スマホメーカー側でなんとかできる代物ではありませんので、 最終的にはニーズとのギャップの結果に収束していくことになるかと思います。海外メーカーの海外向けのシンプルな格安スマホ然としたものは、大まかにみれば一般ユーザーには受け入れられなかったわけで、スマホのトレンドも6.5インチディスプレイと大型化することで、ユーザーの新規開拓をしているに過ぎません。ほとんどの人は、ポケットからスムーズに出せるサイズと機能を求めていることは解説をする必要がありません。つまり、求められているモノと企業では、かなりのギャップがあって、とにかく企業は、お客に金を出せという発想から倫理的にはおかしくなっているわけです。さすがに許認可事業の通信インフラで、携帯キャリアショップ(他社)の利益になるような商品構成をまず構築して、必要のないらくらくホンとか、かんたんスマホというニーズがまったくないものを商品知識のない中高年齢者に売りまくって出世しようという発想から問題があって、ニーズにあった優れたスマホなど、これらの企業風土では誕生することは、まず見込めません。

 このような状況から、携帯キャリアにとって、Android端末は主力商品ではなく、通信インフラそのものに価値があるわけで、通信端末そのものには、企業からしたら、あまり意味はないわけです。逆にユーザー側からしたら、利便性を適正料金か、より安く提供してもらえばいいだけの話なので、ここら辺でも大きな溝が存在しているわけです。この溝をどのように埋めていくのか?という話になってくるので、待ち受けができて、FeliCaが使えれば十分という層など、実際には、かなり細分化されており、それをどのように機能面でまとめていくのか?が分岐点になるとは思います。

 

 

moto g53j 5Gとmoto g53y 5Gが発売とその期待度

  国内の2大メーカーがスマホ事業から撤退したわけですが、この2社は携帯キャリア依存度が高く、らくらくホンやかんたんスマホなど携帯ショップ向けのニーズのない商品を造らされていたので、スマホが売れない時代に突入して、その影響も大きかったと思います。

 そんな暗いニュースの中、FeliCa対応のmoto g53j 5Gと、moto  g53y 5Gの発売が伝えられました。その前にOrbic国内参入の記事もありましたが。どちらの機種もSoCは、同じSnapdragon480+で違いは、RAM8GBと4GBだけで、対応バンドも同じです。eSIMを採用しているので、物理SIMは、1枚しか使えないというのは、個人的にはNGですかね。6.5インチの液晶ディスプレイは、HD+なので低解像度です。バッテリー容量は5000mAh、18W急速充電。

 京セラとFCNT製品端末のセキュリティアップデート体制への懸念から、機種変を逼られているユーザーはかなりの数いるのではないでしょうか? moto gシリーズは、ピュアAndroidと呼ばれるシンプルなOS構成なので、毎日の様に、うちの回線を使ってるんだから、このアプリに登録しろ!と迫って来る厚かましい某携帯キャリアのスマホとは雲泥の差があり、気が楽な選択肢ではありますね。冗談は、さておき、moto g53j 5Gとmoto  g53y Gには並々ならぬ報道熱を感じています。余談ですが、メーカーのロードマップでは、SD695 5G搭載のmoto g52j 5Gの下位モデルとして位置しているので、SD695 5G>SD480+ 5Gという性能比較からも妥当な位置付けになっていて、意外にもこういうところでコアなユーザーの心を鷲掴みにしていく戦略として、かなりいいと思えます。

 個人的には、端末背面の時代を感じるMotorolaらしいデザインがいつまで通用するのか?と思いながらも、ノスタルジックなオジン受けするmoto gシリーズは嫌いではないし、筆者も3台保有しています。moto g53j 5Gとmoto g53y 5Gは、FeliCa搭載し削れるところは削ってコストを抑えた国内向け普段使い端末として期待がかかるところかと思います。液晶ディスプレイはHD+ですが、そもそも重さ183gの大画面スマホを片手で何分間持てるのか?という話ですので、それほどネックにもならないところかと思います。

有機ELディスプレイ搭載スマホを選んでみて、わかったこと。

  以前にもAPN設定が勝手に消えてしまうau版中華格安スマホに嫌気がさして、au回線用の端末を探しているわけですが、その他にもディスプレイ表示性能のこともあって、どちらかというとキャリア版端末群を使うことが価格のこともあって多いのですが、耐久的に寿命なのか、ポツポツと不具合も出てきたので、少し焦ってます。

 さて、念願の?中華格安スマホをいくつか導入したわけですが、満足度は、あまり使ってない(使用頻度が低いので)微妙でしょうか?某ゲームタイトルを過不足なくプレイできるのかどうかという基準がありましたが、それ以外はほとんど不問でした。 そもそも、SoCの製品構成による端末グレードにどれほどの意味があるのか?というのは別にして、今回は「有機EL」にスポットをあててみたいと思います。

 個人的な機種選びの基準である某ゲームタイトルは、なにかと話題になっている様で、ゲームそのものも自爆的な展開で精通している層には評判も良くなくなっていて、筆者もただの基準として考えるぐらいになっています。スマホのGPU関連の記事は、某ゲームサイトのモノを読んでいて、GPUへの理解を深めるのにはゲームは必至ですかね。GPU性能をもっとあげろという要望で、製品構成がぐちゃくちゃになってきてますが、そこはご愛嬌です。要するにゲームからの要望はありますが、SoCはハイエンド基準で考えるもので、ミッドシップ、ローエンドになると、必要のない機能を削がれたモデルとみることができますので、その中で有機ELディスプレイを選ぶということは、それなりに意味があることになります。

 2022/01/28発売の有機ELディスプレイ搭載のmoto g31は、FeliCa非対応のそれまでにありがちな格安スマホ然とした、言ってしまえば海外向け仕様の端末を国内向けにして販売しているものなので、どことなく違和感というか、独特のチープ感と悲哀が漂います。有機ELディスプレイ表示性能も価格相応ですから、液晶よりかは、視野角が広く明るく野外でも見やすいなどが期待されますが、格安スマホに過度の期待は禁物ですね。moto g31のSoCは、MediaTek Helio G85なのでエントリーの中でも非力な処理性能な部類になっていて、しかも5G非対応ですので、限定的な使い方になりますね。

 2022/03/10発売の有機ELディスプレイのRedmi Note 11も、SoCは数世代前の5G非対応のSnapdragon680で、コストに振った機種です。個人的には、ROM64GBなのが、全てを物語っている様にみえます。こちらもFeliCa非対応で、海外格安スマホの流用なので、特に有り難みもない機種なんですが、そういうことを言うとメディア厨が社員でもないのにクレームをつけてくるので、やばい感じではありますね。ユーザーとしては未熟ということでしょうか。メディアは、スポンサー企業の提灯記事しか書けないので、そういう大人の事情が理解できていないわけです。

 さて、以上の2機種は、SIMフリー端末のデュアルSIM仕様なので、5G非対応というデメリットは大きいですが、限定的な使い方において、有機ELディスプレイの恩恵を受けることができることにメリットを感じるユーザーには気になる機種なのかもしれません。

 対応バンドの縛りがあって、SB回線以外がほぼ使えないymobileのLibero 5G Ⅲも有機ELディスプレイですが、こちらはFeliCa対応。バッテリー容量が4120mAhで、このLibero 5Gシリーズは、バッテリー容量が、昨今の5000mAhには届いていないので、ROM64GBですし使い方の想定は、待ち受けメインのライトユーザーなのがわかります。

 有機ELディスプレイを搭載したエントリークラスの端末をみてきましたが、有機ELディスプレイの恩恵として、どれぐらいのものがあるのかは個人的な使い方次第とはなりますが、安い液晶ディスプレイにありがちな、視野角がつくと白いモヤが薄らっとかかるとか、野外などでは、画面が暗すぎて全く見えないで困るなどの弱点を補えるだけのディスプレイ性能なのかは検証が必要ですが、コストや省電力優先で、解像度が低いHD+採用の機種が多くなってきていますので、FHD+以上のディスプレイ性能を搭載した機種が必要というユーザーには、エントリーモデルの機種とは、そもそも縁がないと思いますので、導入の際の最後のひと押しぐらいの納得できる材料としては、そこそこあるかもと思えるわけです。

 

2023年6月11日日曜日

格安スマホが実質値上げか?Redmi 12C VS moto g13 スペック比較から

  値上げラッシュに、円安もあって格安スマホも価格を据え置きながら、軒並みスペックダウンしている様です。今回は、5G非対応のMediaTek Helio G85を採用した2機種をスペックからみていきましよう。

2023/03/16発売 Redmi 12C

2023/04/21発売 moto g13

  2023年になってから、この2機種が発売されました。SoC性能は、ベンチマークスコアでみると、Snapdragon480>Helio G85となってます。さらにRedmi 12Cは、RAM 3GBと、moto g13の4GBよりも少ない容量となっています。バッテリー容量は、5000mAhなのですが、Helio G85の消費電力パフォーマンスは同等性能のSnapdragonより劣りますので、ややバッテリー持ちが良くないかと。これは比較しないとわからないところですし、使い方にもよります。因みに液晶は、6.71インチと6.5インチのHD+です。あと搭載しているセンサー類などはカタログスペックをご覧ください。

 筆者は、2022/01/28発売で同じHelio G85搭載のmoto g31が、6.4インチFHD+有機ELディスプレイなので、ブラウジングや電子書籍に使えるかなと検討していたわけですが、Android12アップデートでいろいろ出てくるみたいで、少し面倒だなと様子見をしていました。これはWi-Fi運用前提です。Wi-Fi運用前提ですと、対応バンドがSB回線縛りになりますが、有機ELディスプレー採用のLibero 5G Ⅲという選択肢もあります。筆者は、SD690のLibero 5Gがあるので、同じシリーズで、SoCはDimensity700ですと、SD690からスペックダウンとなります。消費電力パフォーマンスが劣るのが個人的には、かなりのネックになっています。導入時の納得材料探しといったところなんですが、これは難しいかと思います。有機ELにしてもミドルレンジ以上のものとは、異なりますからね。

 話を戻しますと、一般のユーザーは、MOTOROLAや聞いたこともない中国メーカーを耳にしても、わからないわけで、某通販サイトにあるno brandモノなのかもよくわからない、しかもスペック詐称も当たり前の世界線の格安スマホに近づいた印象がありますね。携帯キャリア取り扱いでも、個人的には納得できないモノは使いたくないわけで、導入してもナビとかGPS精度を確かめて作業完了とかニーズとしては、かなりニッチな価格優先の選択肢になっている印象ですが、今後もこの傾向が強くなると格安スマホも、かなり混乱してきて、最後には敬遠されることになるかと思います。筆者の思っていたのより早くその時が来たと思います。京セラの個人向けスマホ製品の撤退やFCNTの経営破綻も、かなり影響してくるかと思いますね。

2023年6月10日土曜日

MediaTek Helio G85 搭載スマホを追ってみたら

  価格据え置きで、量を減らす実質的な値上げが横行する様になりましたが、格安スマホも類にもれない様です。

 2020/04に発売されたMediaTek Helio G85を搭載した格安スマホmoto g13とRedmi 12Cが発売されたということで、少し追ってみました。比較されるSoCとして、同じ5G非対応のSnapdragon680がありますが、電源パフォーマンスに劣るのでバッテリー持ちが劣ります。その他では通信速度もやや弱いです。 

 moto g13とRedmi 12Cの比較では、メモリ構成が、4GB+128GBと3GB+64GBと大きく異なる点と、Redmi 12Cは、今どきは希少になったmicroUSB端子になっていますので、USB-C端子の充電器は使えません。アダプタをかますなどは基本的にトラブルの要因にもなりますので、おすすめできませんし。同じSoCでも、かなり異なる仕様となっています。

 MediaTek Helio G85端末では、2022/01に発売された有機EL搭載のmoto g31が気になっていて追ってみたのですが、RAM 3GBのRedmi 12Cでのブラウジングでは、カクカクな様です。Android 12では厳しいのかもしれません。有機ELならHelio G85でも我慢できるかなと思っていましたが、スペック的に先がない端末をいま導入してもつまらないことになるのは経験済なので、スルーすることになりそう。

6月に新発売の格安スマホmoto g53j 5Gは、半導体不足の影響をうけているのか?

  某格安SIMで、moto g53j 5Gが発売されるというニュースがあったので、カタログスペックをみると、SoCはSD480+ 5G、RAM 8GB+ROM128というのもので、半導体不足の影響なのかなと。

 moto g53j 5Gで、RAM 8GBの恩恵は、ギリギリの4GBとの比較ではあるわけだけど、体感的に速くなるとかはアプリの起動以外では、ほとんどないかと思います。廉価版のmoto g53y 5Gでは、RAM 4GBなので注意が必要です。他に気になったところでは、防水防塵機能がIPX2 IP5Xとやや弱いところ。

 SoCがSD480+ということで、機種変ニーズを掘り起こすのにはスペック不足は否めず、FeliCa搭載ではあるものの、ディスプレイはHD+なので、通話以外ではあまりスマホを使わないユーザー向き仕様となっている。6.5インチディスプレイなので、スマホショルダーで運用するのがいいのかなとも。

 OPPOも新機種を出すらしいので、情報がありしだいカタログスペックを見ていきたいが、未確認のものだと、SoCはSD695ではないかというもので、価格的には型落ちモデルに流れるよなと思ってしまうことになりそうです。

2023年6月8日木曜日

Android 12にしてから遅くなった?

  SDM690搭載のLibero 5Gは、某ゲームタイトル用で運用していましたが、ここのところ落ちるので、Android 12になったからかなと思うようになりました。



 MediaTek Helio P35搭載のAndroid One S6を使っていましたが、Android 12にアップデートしてからは、まともに動かなくなりました。ソフトキーボードもあがってこないとか、ざらです。すべてにおいて遅くなり、しっかり動作しかないという状態になったので諦めました。それを考えるとSDM690も、Android 12の求めるスペックとしては、ギリギリなのかもしれないと、動画再生中にアプリが落ちる、ゲームも落ちるようになったし、RAM 4GBという慢性的なメモリ不足を考えると、考えられることではありますね。だとすると、性能処理的に近いSDM835も含めたSDM690,SDM480は、なるべく選ばないという対策を取る必要があると言えます。実際は検証をしないとですが、今までの経験からみても、端末の挙動からSDM690でもギリギリな印象をうけますね。

5G非対応でも有機EL(AMOLED)ディスプレイならほしいというのなら

 エントリーモデルを中心に数年間みてきて、TFT液晶に対しての有機ELディスプレイ搭載機種の優位性はどうだろうか?格安SIMのセールで、1100円だった5G非対応Redmi Note 11が完売していたので在庫数は知りませんが気になりました。Redmi  Note 11は、SoC:SDM680搭載の5G非対応で、半導体不足の影響を受けての機種と思っていました。

 現状、5Gエリアはまだまだらしいですが、回線が空いているなら使った方がいいということで、個人的には、5G非対応というのは、マイナス要因としてカウントしています。しかも、FeliCaもないとなれば、有機ELディスプレイしか特徴がないわけで、その品質も価格からみて相応なものであって、上位機種の有機ELディスプレイと同等というわけではないと思えますし、5非対応ですとサブや予備機としても少しキツイと思います。ちなみに33W急速充電です。

 同じく有機EL(OLED)を採用した機種にmoto g31があります。こちらも5G非対応。SoCは、MediaTek Helio G85で、SDM680との比較では電源パフォーマンスが劣ります。処理性能もそんなにはないので、やや使いにくいのではと思います。性能的には、ギリギリですのでAndroidOSバージョンがあがると、かなりもっさりしてしまう可能性もないとは言い切れないので、そこのところは認識しておいた方が良いかもしれません。

 その他には、Y!mobileのLibero 5G IIIも有機ELディスプレーですね。SoCは、MediaTek Dimensity700で、バッテリー容量は、4120mAh。FeliCa搭載なので、かなり普段使いとしても使えるものかもしれません。6.67インチで、重さ207gですけど。 

BALMUDA Phoneについて

  BALMUDA Phoneの製造メーカー京セラが個人向けスマホ事業から撤退。BALMUDA Phoneそのものも終了するということで、少し取り上げようと思います。

 ちなみに筆者は、京セラ製スマホAndroid One S6を好んで使っていました。さて、バルミューダの商品戦略がここでは重要で、関連動画を観ていたら寺尾社長は、iPhone3GSを意識しているのではないか?Androidスマホを知らないのではないだろうか?という指摘があって、そのデザインからそうかもしれないと思えました。スマホ以外でのバルミューダ商品は、付加価値を付けて限定的なシェアを確保するというもので、今回は付加価値が外れたということだと思います。平面に置いて不安定な磨り減った石鹸みたいな筐体デザインを今になって採用する意味がわかりませんでした。

 バルミューダ商品戦略として、付加価値が必須なところが、BALMUDA Phoneの場合ただの「インパクト」として不発してしまったのではないのか?と見ています。手にとって不快になる要因として、画面を見るまでに手間がかかるというのはスマホのデザインとして、かなり不快になる部類なので、筐体側面は持ちやすい形状にすれば、まだマシだったはずです。

 価格対性能比は、個人が判断するところなので触れませんが、BALMUDA Phoneを個性と認識するかどうかが鍵になるかと思います。筆者が見ているエントリーモデルのスマホ群のトレンドは、6.5インチの大画面、バッテリー容量5000mAhとなっていて、それらに逆行したBALMUDA Phoneは、付加価値として認識するまでには届かなかった製品だったのかなと思えます。

 BALMUDA Phoneをざっくり見た場合、外観がとにかくチープというものがあり、チープさを逆に生かしたデザインというのもあったわけですが、磨り減った石鹸という持ちにくい形状とあいまって史上最悪のスマホという烙印を押されることになったのは、ユーザーのこれじゃない感が何よりも先行したことになるかと思いますが、コンセプトは別にしても現物のデザインがちょっとアレだったわけです。すでにスマホを数台使いこなしてきたユーザーにとって、魅力がなかった。逆にこうしたユーザー像やターゲット層の設定がガバガバだったというところは否めないところかと思います。

2023年6月3日土曜日

格安スマホのベストは?(ほぼ1年前の機種)

  スマホ選びについて、今週かなり時間を使いました。筆者は、3大携帯キャリア回線の格安SIMを試験運用しているので、各社サブブランドまでのスマホに目を通してますが、一般的にはサブ回線とあわせて2社ぐらいなので、SIMフリースマホを中心に取り上げていきたいと思います。SoCがHelio P35

のAndroid One S6は、すでに限界性能で、au Redmi Note 10JEは、Wi-Fiテザリングが途切れる、APN設定が消えるなどの通信障害があるので、こちらも我慢の限界をこえている状況です。それと、京セラとFCNTは、スマホ事業から撤退しましたのでセキュリティアップデートの点で除外しました。

 価格からRedmi Note 10Tをまずあげることができます。 nanoSIM+eSIM仕様です。防じん・防水対応、FeliCaありなので、サブ機や予備としても重宝しそうです。ただし、SoCはSDM480なので、それなりにもっさりしています。カメラ性能もエントリークラスなので、ミドルと比べると大抵は見劣りしますので、過剰な期待は禁物というところでしょうか。実際のところeSIMをからめてのデュアルSIMのようで、キャリア版のシングルSIMと変わらないところが人によってありますね。au回線は、Redmi Note 10 JE、SB回線はRedmi Note 10Tとなります。

 SoCとメモリーをアップグレードさせたものとして、SDM695搭載のmoto g52jがあります。こちらも、nanoSIM+eSIM仕様です。液晶ディスプレイは、6.8インチなので大きめとなります。重さも206gですが、ディスプレイが大きいことでのメリットが注目されていますので、電子書籍などのニーズもかなりあるかと思えます。

 次は、OPPO Reno7 Aをという言いたいところですが、去年前機種のReno5 Aを導入しそうにはなりましたが、OPPO A54やA55sなどの仕様などをみていても、どこか曖昧な感じで、Reno5 Aのディスプレイ表示は色がキツイなどの評価もあり、Reno7 AではLINEに不具合があるみたいなことなので、スルーすることにしました。 

2023年3月30日木曜日

中華格安スマをいくつか導入しての雑感

  中華格安スマホを導入したのは、予備機として保管していた古いスマホがバッテリーパックの膨張で背面パネルが浮いてしまったり、SDM630端末が夏場に発熱で電源が頻繁に落ちるなどのトラブルが発生し、ゲーム用途としてもSnapdragon690端末のLibero 5Gに関心があったので導入しました。事前の下調べをせず某ゲームのガチャで落ちてしまうau版 Redmi Note 10 JEも関心があっての導入だったので、某格安SIMで3大キャリア回線を試すことにしました。

 Libero 5GとRedmi Note 10 JEは、それぞれ独自の操作性を持つAndroidベースのOSとなっています。筆者は、ピュアAndroidを使ってきましたので、多少の慣れが必要でしたが、それほど苦なるものでもなかったかなと思います。どちらの機種もディスプレイが6.5インチなので、大きさを感じるものです。

 Libero 5Gは、ほとんど某ゲームとテザリングに、Redmi Note 10 JEはテザリングを使用していました。SoCは、前者がSDM690、後者がSDM480で、その性能差からか比較するとRedmi Note 10 JEは少し遅いかなという印象です。また、Redmi Note 10 JEは、長時間のテザリング使用でネットにつながらなく不具合が発生しました。アップデートのせいなのかデータ通信ができなくなる不具合が発生するようになり、設定をみるとAPN設定が消えてしまうというもので、その後のアップデートでAPN設定が消えることはなくなりましたが、それ以前の長時間のテザリング中にネットにつながらなくなる不具合も改善されたのかは、今の所は不明です。

 Libero 5Gでは、スクショを撮るのにボリュームキー[−]と電源ボタンの同時押しがかなりしにくいなど、キーやボタンのクリック感などには、ストークが微妙に異なっていたりで価格相応なチープ感があります。ここは、価格相応と言えば、それまでなんですが。

 格安SIMの試験運用ということもあって、普段遣いとしてはどうなのかというところでは、SoCの性能から、ややLibero 5Gに分があるかなと思います。これも比較をしたらということで気づくことですから、Redmi Note 10 JEも許容範囲といえば、そうなのかもしれません。ただ、どちらもキャリア版なので、デュアルSIM仕様ではないので、用途にもよりますがお買い得感はないかもしれないですね。

 筆者は、海外製スマホのエントリーモデルをよく使っていましたが、数年前の機種と比べるとSoCの性能がかなり向上しているし、発熱もそれほどではないので使用時のストレスもかなり軽減してきたかなと思います。ミドルレンジ以上の機種を使っていたユーザーにとっては、カメラ性能とあわせて少しきつく感じられる場面も多いのではと思います。

Android one S6をAndroid 12にアップデートした、その後

 以前、Android one S6をAndroid 12にアップデートしたら、操作も受けつかないほどの状態いなってしまい使えなくなったということをブログに書きましたが、その後のアップデートで、かなり改善しましたがソフトキーボードが、なかなか表示されないなどストレスを感じるものになっています。
 現在のビルド番号は、[5.270BE]です。SoCは、エントリークラスのMediaTek Helio P35なので、ピュアAndroidなのですが、それでも重いのかもしれません。この機種の後継機は、SDM480のS9、Dimensity700のS10と同じく京セラ製でありますので、機会があれば検討したいと思っています。
 Andorid one S6は、赤外線通信ができるので導入しましたが、ディスプレイ表示もフルHD+で動画再生にも画面は約5.84インチと今では小さめですがそこそこ使えました。

2023年3月28日火曜日

某ゲームタイトルをSDM690 Libero 5Gでプレイしていましたが、調子がよくなくなってきた様です。

 某ゲームタイトルをプレイするためにSDM480 端末を用意しましたが、事前の下調べをせずに導入してしまい、ゲームがなkんか起動できなかったり、ガチャ画面に移動できずに落ちてしまう仕様でしたので、急遽SDM690のLibero 5Gを導入して半年ぐらいプレイしていましたが、最近になってタッチパネルの不調とゲームアプリのアプデで起動ができなかったり、プレイ途中で頻繁に落ちるようになりました。

 タッチパネルの不調は、スワイプ途中でタップになってしまいプレイに支障がでるもので、画面をクロスで拭いても改善されませんでした。ゲームアプリのアプデで、頻繁に落ちるようになったのは、再起動で多少改善しましたが、プレイしていてもストレスになるので、新たにゲーム用端末を導入しようか検討中です。ゲームアプリが落ちるのは、スペック的にはギリギリかと思っていましたので、予期していましたが割と早くきたなという印象です。

 対応策として、以前の環境だったSDM835端末のAQUOS RとHTC U11、Xperi XZ2でプレイしています。どちらも公式サイトでは、推奨機種ではないので、スペック的にはギリギリかと思います。HTC U11のタッチパネルは、誤動作が発生しやすくてゲームには向かない印象ですが。

 Libero 5Gを数ヶ月使ってみての総括は、また別の機会にするつもりですが、通話音声などは、比較的良好なのかといった印象で来たが、細かいところでは、スクショを撮る操作がやりいくいなど中華格安スマホ然としたところはありますが、価格からはすると個人的には許容範囲ではなかと思います。