2016年6月19日日曜日

激変する格安スマホの人気機種

 格安スマホは、新製品が登場する度に、その値打ちというか価値が大きく変わってしまう傾向があると思えます。去年後半から現在にかけてみても、新製品が登場すると勢力図が塗りかえられてしまい、お目当ての機種が一夜にして、そうでもないものになってしまいます。きわめて短い期間でピークを終える格安スマホも結構多いと思います。2016年6月中旬現在では、1万円台の格安スマホが夏のボーナス商戦をにらんで、前倒しで値引きし始めました。競合する売り手の駆け引きがすでに始まっているようです。

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 NTTコムストアから、3GB搭載のエントリーモデルとして業界最安値といわれる12,744円(税込)が5月に登場。通常価格が2万円前後しますので、相当な意気込みだと思います。それに応えるように、低価格路線でも人気のFREETELがアウトレットセールを開催しました。
 FREETELの場合、もともと1万円台のスマホなのですが、限定数でアウトレット価格と最大1年間無料SIMキャンペーンとあわせての販売です。人気のMIYABIも含まれますが、こちら発売時にマルウェアらしきアプリがプリインストールされていたということで、かなり問題になっています。勝手に広告表示がされるなどの情報もありました。
 国内メーカーのSIMフリースマホ arrows M02は、3万円台でありますし、それよりも前の機種ですと、おサイフケータイはないですが2万円台になっています。耐衝撃仕様のものもありますし、耐久性や品質、アフターサービスを考えるとメインのスマホは、ここから検討するということになります。
 格安スマホの場合、コストパフォーマンスに優れた価格の割には高性能なスマホが欲しいということであれば視野に入ってくるものだと言えます。その他で、とにかくコストをおさえたいのだけど、使い勝手がいまいちなものは、ちょっというところで、1万円台の格安スマホが競合している状況だと言えます。これも、先にあげたように不具合などがあれば、すぐに下降線をたどるといった状況で、かなり詳しくないと失敗する可能性が大きくなると思います。
 いまのところ安定した人気があるのが、ASUSのZneFoneシリーズで、5.5インチのZenFone Goとか、バッテリーが強化されているZenFone Max(5,00mAh)などが新しい機種になりますね。しかし、依然として1万円以下の3Gのみ対応の1万円以下のスマホにも人気があるようです。
 キャリアの白ロムと言われている中古品も数年前の機種ですと、1万円前後からありますので、ネットワーク利用制限の永久保証を中古ショップさんで付けてくれるのなら、そちらのほうを選ぶユーザーも多いと聞きます。ここは、ユーザーの考え方しだいといったところですね。筆者もメインはキャリアの白ロム(永久保証付)を使っています。キャリアでの検証をパスしているので、電波のつかみとか通信性能は折り紙付ですからね。こうしたことも、格安スマホ人気に大きく影響するところだと思います。