2016年6月25日土曜日

SIMフリースマホ ZenFone2 Laserは正解だったのか

 新製品ZenFone3シリーズの発売を控え、去年9月にZenFone2 Laserを導入したことを振り返りことが多くなった筆者は、ZenFone Goなども含めてSIMフリースマホの今後を考えていきたいと思います。
 ASUSのZenFoneシリーズについては、そのスペックは別にしてティーン向けのデザインが個人的には、ひっかかっていました。ロゴの配置も、どことのなく顕示欲がでていて鼻につく感じです。しかし、SIMフリースマホで普段使いとしての選択肢は、去年の9月ごろといったら、このZenFone2 LaserとHUAWEI P8 liteしかなかったと思えます。HTC Desire 626の発売前のことです。その後に、富士通のSIMフリースマホ arrows M02が発売されて、3万円台の格安スマホは、ほぼ終了といった情勢になります。

開封後のZenFone2 Laser
 ZenFone2 Laserもその後、ソフトウェア更新で、au LTEのデータ通信に対応し、au回線の4Gデータ通信が可能になり、端末としての価値の底上げに成功したと言えます。筆者は、au回線のmineoをメインにしていますので、これによりLaserも手放せない端末となりました、
 その後、ASUSでは、5.5インチのZenFone GoでSIMフリースマホのシェアを拡大していくことになります。そして、最近ZenFone3を発表し、そのデザインから幅広い年齢層にアピールできるものに様変わりしたという印象を受けました。機能的にも指紋センサーを搭載することで、一般ユーザーへのアピール度を高めています。HUAWEIもZTEも指紋センサー搭載の端末をメインにした端末を今後とも前面にだしてくる様相なんですが、戦略としては正しいと思えますが成功するのかどうか、国内メーカーSIMフリースマホの第3世代に注目がいくところです。
 海外製のSIMフリースマホのほとんどが、普段使いではなくセカンド端末として、SNSやゲームに使われているだろうことを考えると、ASUSでさえ普段使いの端末としての道のりは険しいと思われます。ボディの仕上げにしても、国内メーカーに追いつくのには数年以上はかかるのではないかと思いますし、いままでの製品からすると多分追いつけないというか追いつこうとしていないようにも思えます。ここは売り上げが伴わなければ意味がないところなので判断が難しいところではありますね。