2016年6月27日月曜日

FREETEL アウトレットセールで 13,800円(税抜)になっているSAMURAI MIYABIは買いなのか?

 まず、FREETELは、ベンチャー企業のプライワン・マーケティング(株)のブランドです。「日本品質」と謳っていますが、中国製スマホのODMだと言うことです。2016年6月27日現在FREETELではアウトレットセールを実施しています。もともと低価格でコストパフォーマンスが高いと言われていたSAMURAIシリーズのMIYABIもアウトレット価格で提供中です。このMIYABIのスペックは、5インチHD液晶搭載のSoCにMediaTek MT6735 クアッドコア 1.3GHzというミドルレンジクラスとしては標準的なスペックなんですが、ROM 32GBとアウトカメラが1,300万画素というスペックで、19,800円という魅力的な端末です。プライスワン・マーケティングは、格安SIM(MVNO)もやっていて端末セットとして販売しているようです。
 さて、SIMフリーでもあるMIYABIなんですが普段使いのメインで使えるのかというと、まず通知ランプがありません。また、普段使いと言えば、バッテリー持ちが気になりますが、2,200mAhのバッテリー容量は頼もしいとも言えず、バッテリーの性能劣化を含めて考えると、普段使いとしてはやや弱いところ。しかも、1,300万画素のアウトカメラの性能は、あまり評判が良くないです。筆者が情報をみてまわったところ、ホワイトバランスに問題があるようです。暗めに写ったり、色合いが変だったりと使いこなが難しいものになっています。また、通信性能がどうなのか不透明なところがあります。
 アウトレットでは価格も価格だし、調べてみたところROM 32GBのメリットを考えていくしかない端末だと言えます。このMIYABIの初期ロットでは、問題視されているアプリがプリインストールされていたので、結局製品については中国メーカーに丸投げしているのではないかと思われてしまったところがありますね。いくらお手ごろ価格といえでも、もし問題のあるアプリなら、No thank youというしかないです。
FREETEL SAMURAI MIYABI
しかし、実際に使ってみないとわからないところもありますし、アウトレットセール価格というのも魅力的ではあります。しかし、考えてみれば数千円を足せば他機種も選べるほとに競合するSIMフリースマホが登場している昨今ですので、よく考える必要があるように思います。