2016年6月11日土曜日

格安スマホ事情 ZTE編 ZTE Blade Vec 4Gから

 なにかと情報不足で、最近になってZTE Blade Vec 4Gについてアップしているものを見かけたので、整理をかねてZTEの製品について、まとめられるところをまとめていきたいと思います。ZTEは、中国の中堅どころの通信機器メーカーだと言われています。
ZTE Blade Vec 4G 2014年8月ごろに発売したもの

 2014年8月ごろに発売されたZTE Blade Vec 4Gは、価格的に競合するLTEに対応した格安スマホがなかったという事情で、人気となります。人気の背景には、国内の電波に対応していたことで、スマホそのものの性能がズバ抜けて良かったというわけではありません。価格をみると、2万円前後していました。バッテリーは固定式ですで、ほぼ使い捨て感覚で、これを導入したといったところでレビューなんかをみると完成度は高くありません。また、中国製の格安スマホのカメラ性能は、2015年に入ってから底上げをしているので、それ以前のZTE Blade Vec 4Gも比較的ノイズが多く日常的に使える性能を持っていないと言えます。
 このBlade Vec 4Gの安く提供していたのがNTTコムストアで、2015年4月に発売されたgooスマホは、すべてZTE製のスマホでした。NTTグループと共同開発したということで、ZTE製のスマホの品質はスペックだけみるとアップしたと言えます。カメラ性能やサウンドも改善されたと思われます。もともと、ZTEは海外向けにスマホを発売していて国内投入していない機種などがいくつもありました。いまでは、FREETELの1万円台前半の低価格なスマホがでてきています。
 gooスマホは、発売から1年がたっていますが、まだモデルチェンジしていません。ZTE製スマホでは、gooスマホの中で上位機種にあたる指紋センサーを搭載したgoo05を去年後半に発売したと思います。またgooスマホ以外でも、ZTE単独でいくつかの機種を販売しているといった状況です。