2015年9月10日木曜日

「格安スマホ」って、SIMフリースマホのことだよね?

 「格安スマホ」といわれているスマホって、どんなスマホなんだろうと思うことが多くなってきたので、そのことについて。格安SIMは、データ通信が格安の月額900円からはじめれるので納得できるところですが、こと「格安スマホ」となると、キャリアのスマホとの比較で「格安」なのか、格安SIMとセット端末だから「格安」なのか考えることがあります。もともと、売り口上からでたものかなとは思いますが、「SIMフリースマホ」の方がユーザには耳あたりが良いかと思います。しかし、安さを強調したいところから「格安スマホ」のコトバを使う傾向にあるようです。
 筆者も「格安スマホ」のユーザになったので、いろいろ考える機会が多くなりました。自分も使っていることもあって「格安スマホ」というよりは「SIMフリー端末」と呼ぶと思います。ということは、「格安スマホ」を口にするのは、少なくても「SIMフリー端末」を普段使いにはしてないだろうなぁと自然に思ってしまうわけです。つまり、そういう配慮もないことから、もともと関心もないかもしれませんね。「格安スマホとは何?」みたいなタイトルがついた記事をいくつか読んでみたら、まともな解説しているものは皆無でした。「MVNO事情」も、取材対象としてと、ユーザの意識との隔たりはかなりのものだと思いました。
 「格安スマホ」に話を戻すと、やはり3万円ぐらいすると、仕様も知っているだけに「格安」とは思えません。中国製のものだと、現地通貨との為替レートの関係上安くはなりますが、途上国では売れても加工技術がまだまだなので、ボディーの質感とかをみると、高い買い物をした気分になります。また、国内仕様ともいえる、おサイフケータイやワンセグもなく機能は絞り込まれているので、ほとんどお得感は薄いかなっと思えてしまう今日この頃です。