2015年4月26日日曜日

docomo ARROWS X LTE F-05D(富士通) の使い道を考える

 docomo網の格安SIM(OCNモバイルONE)をdocomo スマホで使うことの実証をとるために、中古を求めました。2011年12月の発売された4.3インチ液晶ディスプレイ搭載のdocomoのスマホです。これにした理由に、CPUがTexas Instruments OMAP4430 デュアルコア 1.2GHzで、Android 2.3搭載というところです。Android 4.0にアップデート可能。気になるところは、バッテリー容量が、1,400mAhしかないこと。
docomo ARROWS X LTE (富士通)

 筆者が手にしたF-05Dは、やはりバッテリーがへたっていて半日ももたない状態でした。多少、使用感があるものですが、液晶ディスプレイにキズはなく、目立つ破損もないものです。実証用でしたので、状態についてはラッキーだったかなと思っています。
 バッテリーについては、安い互換バッテリーを入れました。それでも、少しでも使うと1日もつかどうかの状態で、持ち出して携帯するには頼りないものです。iPhoneのBluetooth接続をしてみたり、自宅Wi-Fiで使っています。
 格安SIMでのセットアップ実証のほかに、Android 2.3のF-05Dでしたら、テザリング機能でルーターの代わりにでもなればいいと思っていましたが、アプリの対応状況からAndroid 4.0を選びましたが、4.0ですとAPN系アプリだけでは、テザリング機能を有効にすることはできませんでした。バッテリーももちませんし、モバイルルーターとしての使用は諦めています。
 CPUなどのは、多少のもたつきはありますが、液晶表示の色合いもチープではありませんし、メインカメラは、1320万画素でブログなどに使う写真としては申し分ありません。少しピントは甘い気がします。動画については、2011年の製品なので、そんなに期待はしてませんでしたが、YouTubeは比較的鮮明かなと思いました。ビデオ性能は現行製品と比べれば性能は劣りますので、アプリによっては粗くなり視聴とかは無理な場合もあります。
 筆者は、同じdocomoのスマホ ARROWS me F-11D(富士通)を使っていました。F-11DのCPUはシングルコアの1GHzで、筆者には耐えられないので遅さなので、それに換わってのF-05Dという意味合いもありました。辞書アプリでも、かなり待たされますからね。しかし、バッテリーもちは、F-11Dの圧勝でした。日本語入力アプリは同じものなので、そこは助かっています。
 F-05Dについては、いろいろな不具合が情報としてありますが、たまたまなんかLTE接続での動画再生時に異様な発熱が発生するぐらいで、そのほかに問題らしいところはないようです。キャリアのスマホなので、RAM 1GBでのメモリ管理は相当苦労するところではありますね。調子からみて、家に来た個体は初期ロットのものではないようです。いまのところメインカメラなどが役に立っています。