2015年4月27日月曜日

SIMフリースマホ Huawei Ascend G620S VS LG電子 LG G2 Mini LG-D620J

 最近の中古市場で、この2機種がほぼ同額になっていたので、比較しながらスペックなどをみていこうと思います。
 去年後半に発売された5インチ液晶ディスプレイ搭載のHuawei Ascend G620Sは、新しい製品です。それ以前から多くの格安SIMでセット販売されていたのが4.7インチ液晶ディスプレイ搭載のLG電子 LG G2 Mini LG-D620Jになります。
 共通するスペックは、CPUがクアッドコア 1.2GHz、RAM 1GB、ROM 8GBです。ここは性能がほぼ同じとみていいかもしれません。ビデオ性能については、スルーしています。
 次にバッテリー容量ですが、G620Sは、2,000mAhで、G2 miniが2,370mAhです。電池のもちについては、G2 miniが4.7インチ液晶ですので、やや優れているようにみえますが、使い方で初期性能が長く続かなかったりするので、なんともいえないところです。バッテリーそのものの品質が問われるところです。
 OSは、G620Sは、Android 4.4.4で、G2 miniの4.4.2より新しいバージョンになります。ソフトウェア更新をメーカーがしっかりサポートするのかどうかを確認しておきたいところです。
 価格的には、LG G2 miniは、3万円台の製品なので、値崩れしている状況です。G620Sは、22,000円ぐらいの製品です。どちらもSIMフリーなので、予備機やサブとしてのニーズも高いスマホだと言えるかも知れません。
 NTTドコモの周波数帯への対応は、G620Sでは国内向けに調整しているものとは言えないところがあるような情報がネットで確認できます。たぶん、Huaweiのスマホは、モデムのファームウェアを電波事情に最適化することをしていないので対応できていないと思います。このメーカーの感心しないところですね。一方のLG G2 miniは問題なさそうです。


 ざっと、スペックをみてきましたが、そのほかで、LG G2 mini は狭額縁設計で、両側面にはスイッチがなく背面にあるスイッチで操作することになります。本体サイズでは、5インチ液晶のG602Sの方がひと回り大きくなりますね。カメラの起動時間や画質について比較すると、普段使いにできるスマホなのか判断がつくと思います。OSからみると、やや新しい4.4.4のG620Sが良いように思えます。
 これぐらいの機種からスマホをはじめようと考えていらっしゃる方も多いような気がしますが、LG G2 miniの方が初心者に向いている気がしますね。中古価格から引き出してきた2機種なので、性格的には大きい違いがあるのかもしれません。
 それぞれのスペック詳細については、Huawei Ascend G620Sは、こちら。LG電子 LG G2 Mini LG-D620Jについては、こちら