2015年4月11日土曜日

国内メーカーのSIMフリースマホが格安SIM市場に投入されて、海外勢格安スマホは、2万円以下でないと売れない世界になっているかもしれない

 3月にイオンスマホから国内メーカーのSIMフリースマホが登場した。本体価格は、3万円から5万円台まである。SONY Xperia J1 Compactが今回の台風の目のような存在になっている。ちなみに、VAIO Phoneは日本通信製で、台湾メーカーのOEM製品になる完全な肩透かしスマホで、VAIOのロゴが欲しい人向きのちょっと変わった趣向のスマホになっている。
 価格的には、本体価格29,800円で、耐衝撃対応機能の京セラ S301がインパクトとしては大きいかもしれない。タフネス仕様で、5インチ液晶ディスプレイを搭載している。CPUは、クアッドコア 1.2GHz。
 今回のイオンスマホの国内メーカーSIMフリースマホの登場で、一気に劣勢になったかのような海外勢SIMフリースマホ。もともと、発展国向け製品なので、国内市場での訴求力が「安さ」だけだっただけに、今後2万円以下ではないと売れない状況になってきていると判断している方も多いようだ。2万前後の海外製SIMフリースマホを使うより、1万円足して国内メーカーの防水・防塵対応のスマホを使う方が、はるかにメリットが大きいことは言うまでもない。