2015年4月18日土曜日

docomo LUMIX Phone P-02D(Android 2.3 3G端末)をまた考えてみた

LUMIX Phone P-02D

  docomo 2011年冬春モデルの「LUMIX Phone P-02D」です。P-02Dのスペックをみてみると、Android 2.3(4.0にシステムアップデート可能)で、4インチqHD液晶ディスプレイ搭載、CPUはデュアルコア(Texas Instruments OMAP4430) 1GHz、RAM 1GB、ROM 4GBです。バッテリー容量は、1,460mAhです。
 スペックからみると、ROM 4GBは相当なネックになります。よく、Android 4.0にシステムアップデートできたなっと思うぐらいで、Android OSや管理アプリを熟知していないと使いこなせないだろうことは簡単に思ってしまうところです。販促の為に、Android 4.0にアップデートしたんだなっと勘ぐってしまうほど厳しいスペックです。CPUはデュアルコアですが、1GHzなので現在では、アプリを快適に使うのにも少し厳しいスペック。そもそも、Android 2.3では使えないアプリもできてきているので、すっかり過去の製品となっていると言ってもいいかと思えます。
 「LUMIX」を冠していることから、カメラ性能がいいのではと思われますが、それもコンパクトデジタルカメラの技術をハード的にはスマホそのものに投入しただけのものではないかと思われます。しかし、海外では高性能なカメラ性能を備えたAndroid OS搭載の「LUNIX」を販売しているので、まだ、国内向けスマホへの再挑戦の脈はあるようです。
 P-02Dのカメラ部は、1320万画素ですから、2000万画素以上の現行製品と比べてしまうと、やはり過去のものといった感じです。筆者は、コンパクトデジカメの「LUMIX」を使っていましたので、「LUMIX」には愛着のようなものが少しあります。なぜ、「LUMIX Phone P-02D」なのかというと、所有しているスマホのほとんどが、ピントが甘いからです。シャープな写真を撮れるものは、光学メーカーではないメーカーのもので、所詮は素人調整の出来がいいものにしか目に映りません。少ない予算で、納得できるものを考えみた結果の「P-02D」です。ブログなどに使うのなら、1320万画素あれば充分ではありますからね。あとは写真を整理する優れたアプリがあればいいです。
 しかし、「LUMIX」といえば、少し柔らかい感じの風景写真に向いているという筆者のイメージがあって、どこまでシャープな感じものが撮れるのかが使うかどうかのカギになります。実際に使ってみないことには、わからないところであります。そんなに期待はしていません。ハード的には、コンパクトデジカメには及ばないからです。
 P-02Dを格安SIMで使うことは、考えてはいません。撮影したものを簡単に編集・整理して、Wi-Fiで、Dropboxにアップデートするぐらいしか想定していません。本心では、P-02Dで写真を楽しめたらいいなぐらいのものです。