キャリアのauとNTTドコモどちらがいいかといえば、通信速度については、KDDI auのLTEの方が今のことろ速いです。それは、MVNOである「格安SIM」にも同じことが言えまして、筆者が実際に使っている範囲では、ダウンロードの速さは、au網の格安SIM mineoがOCNより、速いです。これは、もともとの仕様とかではなくて、利用者状況などからの回線の混み具合でも、遅くなっている感じがしますね。深夜になると、OCNもそこそこ速くなります。
ただ、3G（FOMA）網も使えるOCNモバイルONEの方が人口カバー率100%のつながりやすさと安心感があり、ユーザにとってはMVNO選びの決めに手にもなります。あとは、健全な通信環境を意識して運営している会社選びをすればいいだけです。
ここ最近、話題になっている「格安スマホ」や「格安SIM」は、以前から投機の対象としても見られていました。スマホ人気に便乗して金儲けをしたいだけの企業がけっこうあります。だいたい、通信事業とは無関係だった新規参入組みでは、コンプライアンスもなにもありませんので、安さを前面にだしている新規参入組みには、よく見極めてからの利用が必要になります。筆者は、異業種からの新規参入組はスルーしています。通信サービスの速さとか気づかないところで大きな損失を受けている場合があると思います。また、小回りのきかない硬化している企業にも要注意です。
