2015年4月17日金曜日

au 4G LTE 網の格安SIM mineo の誤算と使い続けるかどうかを考える

mineo プリペイドパック

 au 4G LTE 網の格安SIM「mineo」をサービス提供開始とともに、キャンペーンを利用してmineoユーザになりました。申し込み時点では、au スマホなど使用できるデバイスは持っていませんでした。なぜ、このようような状況で、ユーザになったのかというと、KDDI のアンテナ基地局が数ヶ月前に筆者が住む集合住宅に設置されたことによります。
 近くにアンテナ基地局があれば、データ通信速度も確保されるだろうという素人考えでmineoユーザになったのですが、アンテナ基地局に近いというだけでは、データ通信速度の速さが確保できるわけではないようです。それと、mineoのデータ通信速度制限では、直近 3日間で500MB以上(高速時)使うと 24時間のデータ通信速度制限を受けることになります。筆者は、この制限を知らなかったので、速度制限を受けたことがあります。その時の、速度は確か160Kbpsぐらいだったと思いますが、使っていたスマホの通信性能もあって、データ通信はほとんど使えない状態になってしまいました。もともと、mineoは高速データ通信には定評がありますので、モバイルルーターにでも使おうと思っていのですが、制限内容などをよくみると、WI-Fiを併用して、ちょっとしたことに使うのに向いているようです。
mineoに利用している au スマホ

 筆者は、mineoに au 端末のスマホを使っているのですが、キャリア専用端末にありがちなメモリ(RAM)の消費が大きいもので、いろいろアプリをインストールして使うのには、メモリが足りないものでした。動作や表示も時々、遅くなったり正しく表示できない時もあります。これは、スマホの機種依存による問題なので、スマホ選びに問題があったということになりますが、キャリアのスマホでは、メモリが2GBぐらいはないと安心して使えないと思いました。
 また、現時点では、mineoで「iOS8.0以降では利用できません」という状況なので、au版のiPhoneも視野に入れて申し込んだこともあって、筆者にとって、mineoの誤算の数々は放っておくのには充分なものでした。しかし、mineoでは、5月からデータ通信容量の見直し(一部増量)が実施されます。6月には、mineoユーザ待望のアプリ「mineoスイッチ」の提供と、500MB/月(700円)の新コースができますので、このコースに変更して様子見をするつもりでいます。
 いろいろ筆者の都合で、mineoを使い続けるかとうかを考えることが多いのですが、データ通信速度そのものは、自宅では、他社よりも速く「快適」そのものです。アプリのインストールも、数秒ですむことが多いですね。こういうところをうまく利用して、mineoを活用するメリットは大きいと考えているので、これから端末も含めて、使いこなしを極めていけたらいいと思っています。