まず、OSのAndroidについてですが、OSバージョン 4.3以前のものは、Googleのサポート(セキュリティー面について)は終了しています。いまからスマホを購入する際に気をつかけたいところです。Android 4.4 KitKat以降のスマホを候補にしておく必要がありそうです。
次に充電についてです。クレイドル(クレードル)という携帯でも同じですが、セットするだけで充電ができるものがあるかないかです。スマホ本体には、microUSBの差込口がありますが充電するのにUSBケーブルを差し込むのは、いささか面倒です。クレイドルに置くようにしてセットすれば、充電ができますが、格安スマホといわれるものには、これがありません。国内メーカのものでも、3万円台のスマホにはクレイドルが使えない機種がほとんどです。microUSBは、小さい差込口になりますので、これを数日おきにつなげるのが面倒になると、使わなくなると思えます。
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クレイドル(白いもの)セットしたスマホ(黒いもの) |
あとは、スマホを何に使うかということになりますが、格安SIMでは月額料金がデータ通信のみですと、1,000円ぐらいから始められます。音声通話をキャリア契約しているフューチャーフォンでしている場合ですと、それを格安スマホにすぐに乗り換えるというのは、かなりストレスがかかります。フューチャーフォンはそのままにして、データ通信のみを格安スマホでするという手もありかなっと筆者は考えています。Android スマホを使いだけであれば、Wi-Fiルーターを導入して、Wi-Fiだけで運用するにするのも格安SIMが必要ないので、ランニングコストをおさえられます。音声通話対応の格安SIMにしますと、別途通話料がかかります。20円/30秒ぐらいですので安いわけではなく、月額利用料も、だいたい700円アップします。Wi-Fiだけで使っている分には、この月額料金は必要ありません。
月額950円の格安SIM(データ通信のみ) PLAY SIM (So-net) 4G/月プラン |
次にSIMフリーのスマホです。格安スマホといわれる海外(中国)製のものが、1万円前後からあります。LTEという高速データ通信に対応したものなら2万円前後からです。去年までの海外製格安スマホは、かなりふっかけた本体価格だったと思えるぐらい価格がさがっています。ただし、素材がプラスチック製のチープなものだったりします。
格安スマホの代表的だと思われるもの2機種あげておきます。左のものが3G通信のみの格安スマホで、右のものが高速データ通信のLTE対応(3G通信もできます)したものです。セールなどで一時的にお安くなる場合がありますが、なかなかタイミングがあわないので、これらを念頭においてみていくといいかもしれません。国内メーカーの格安スマホ(3万円台)については別の機会にまとめてみます。気をつけたいところは、防水・防じんには対応してないことと、おサイフケータイやワンセグといった機能はありません。カメラにおいても期待するところではないと思います。機能を絞り込んだコストダウン版だと思うといいかもしれません。Wi-Fi機能はありますので、格安SIMがなくてもWi-Fi環境さえあれば、一応は使えます。