2015年9月6日日曜日

【格安SIM】mineo VS OCNモバイルONE

 mineoは、去年6月にau 4G LTE 網の格安SIMを提供しはじめた唯一のMVNO事業者として注目を集めました。そのmineoが2015年9月にdocomo網の格安SIMも提供をスタートさせました。mineoは、柔軟性のある対応で、月額700円(税別)から格安SIMが使えます。(500MB/月)

 mineoでは、専用アプリ「mineoスイッチ」で、高速データ量量のON/OFFができます。
mineoスイッチで、高速データ容量ON/OFFが可能

 月額料金が、700円(500MB)、800年円(1GB)、900円(3GB)、1,580円(5GB)となっています。


 こちらは、OCNモバイルONEです。月額900円が110MB/日コースになっています。170MB/日コースが月額1,380円、3GB/月コースが月額1,100円、5GB/月コースが月額1,450円、500kbpsコース(15GB/月)が月額1,800円になります。

 OCNモバイルONEでも、専用アプリでターボ(高速データ通信)をON/OFFができます。特長として、使用したデータ量での速度規制がありません。高速データ容量がなくなった後は、低速(200kbps)でのデータ通信になります。
 OCNモバイルONEは、LTEデータ通信のみの格安SIMから、3G端末に対応させたりとユーザの要望にこたえる運営をみせています。ここ最近は、gooのスマホを発売したりとか、NTTグループで端末供給に力を入れているようです。
 筆者からみると、ユーザの要望にスピード感をもって対応してきたmineoとOCNモバイルONEは、どちらも注目したい格安SIMだと思っています。特にmineoは、ユーザマインドを理解しているところがあって、できるだけそれに応えようとする姿勢が垣間見れるので好感を持っています。
 また、OCNモバイルONEもユーザの利便性を追求したサービスを考えて提供しているとみえます。mineoは、docomo網の格安SIMに参入したばかりですが、同じ土俵でも競合する関係になり、相乗効果とかあるのではないかと思っています。
 最後に、mineoのau 4G LTE網の格安SIMを筆者は利用しているのですが、SMSオプションが無料だったり、速度が比較的でるauプラン(Aプラン)の方が、auのLTE対応スマホ(mineoが提供している端末か自分名義だった端末)かがあればテザリング機能も、docomoスマホのように独自仕様で格安SIMではできないなどの足枷もなく利用できますので、乗り換えにも問題が少なく楽にできます。テザリング機能を使わないユーザには関係のないところではありますね。