2015年12月10日木曜日

Xperia人気について

 まず、筆者がよく言うことなのですが、スマートフォンはヒット商品ではないということです。iPhoneがヒット商品であって、国内とは事情が異なる海外で電話などの通信機器として安いから売れているということが背景にあります。そういう中で、Xperiaをみていくといいと思います。
 Xperiaの強みの一つにグローバル展開しているということがあります。これはスマホに詳しいユーザーにとっては楽しめる端末として歓迎されるものです。つまり、Xperiaにはコアなユーザーがいて、話題にするのには大変気を使う機種であると考えています。筆者は、ただのユーザーのポジションに位置しますので、ことわっておく必要がありますね。
 これは、XperiaがAndroid2.0時代には、iPhoneとかぶらない個性的な端末をだしていて、Android 4.4になってから、もしかしたらいけるかもっということで、ソニーらしさを前面に出した端末を出すようになりました。こうした流れも知っておくことも、Xperiaについて語るのには必要なことだと思います。


Xperia Z3 Compact SO-02G docomo [White] 白ロム
 こうした流れの中で、Xperia Z3が世に出たわけです。問題は、5.2インチの液晶サイズだけだったように思いますが、導入してしまえばあまり気にならない点だと思います。スペックからみると基本動作に困ることはないですし、最近のハイスペ端末のSoCは、発熱の件があって相当敬遠されているような感じです。しかし、中古市場でZ3はここに来て品薄になってしまい価格が高騰してしまったので、諦める方が得策です。Android端末の製品サイクルは非常に短いので、キャリアの新スマホの内容で、ガラッと一変することもありえますので、慢性的に高くなったものは品薄が要因だと安くはなりませんからね。
 目先を変えるに、au Xperia ZL2 SOL25のAndroid5.0へのシステムアップデートを12月8日から開始と言うのは、かっこうのニュースとして目に映りました。かっと言って、Z2とZ3では、サウンド面でかなり違いがあるような気がしますが、筆者のようにXperiaブランドの端末を使ってみたいという漠然とした欲望を持っているユーザーも潜在的には多いと思います。ここは、iPhoneに魅力を感じているのかそうでないかが大きく影響するところなんですが、おわかりのように筆者はiPhoneはそんなに大した端末ではないと思っています。これは優れているところは数多くあるのですが、必要としているものではないということです。iPhoneに魅力を感じているユーザーには、Xperiaという機種はそんなではという感じだと思えます。
 筆者は、格安SIMユーザーで、テザリング機能を使いたい派ですから、docomo Xperiaは必然的に候補から消えます。au Xperiaに目が向けれれるわけですが、正直いって少しマイナー感を感じてしまうわけです。製品構成からいっても、二番手扱い的なものを感じますね。Xperiaのスマホを漠然とした使ってみたいというところで選ぶと、こういうことが非常に気になるわけです。