2015年12月17日木曜日

どの格安SIMがいいのか?お悩みの貴兄に。

 どの格安SIMがいいのか、わからないというユーザーさんは多いと思います。筆者もいくつか利用してみて、だいたいとのところがわかってきたといった感じです。
 ドコモ回線の格安SIMですと、ドコモよりもデータ通信品質が、やや劣ると大雑把に言えば、そういうことになります。人口カバー率については、同じなのですが回線を借り受けているので、規模が小さく利用者が多いとデータ通信速度が遅くなりがちというのが一般的な解説になると思います。
 料金的にも横並びの状態で、最安値といっても、10円ぐらい安いだけとかで価格競争も限界に近いところまで来ている感じです。それ以前に通信品質に配慮した健全な運営をしているかどうかが問題だと言えますね。
 NTTドコモの回線を使うということで、NTTグループのOCNモバイルONEやぷららモバイルLTEから検討するユーザーさんが多いと思います。それはそれで間違いではないと思います。また、プロバイダ(IPS)系の格安SIMでも、IIJmio、BIGLOBE、NifMo、mineoは、筆者からみても特に問題なさそうです。
 よく言われる速度規制なんですが、これはない方が使いやすいです。そもそも、自分がどのくらいデータ量を利用したかを確認するとか、あまり一般的ではないですし気にしなくていいものなら、そのほうがいいわけです。そうなってくると、速度規制の規定がないOCNモバイルONEかmineoぐらいしかないですね。速度規制のない無制限タイプのものもありますが、いまのことろ安定して高速データ通信が利用できるかと言えば、実際にぷららモバイルLTE定額無制限プラン(最大3Mbps)を使ってみると、そうでもないことがわかりました。これは、ユーザーが使うスマホやタブレットの通信機能などの性能が大きく影響しますので、まず機種依存の問題をクリアしないといけないと思います。
 最終的には、自分で使うものですから納得できるもにすればいいことなんですが、筆者なら料金面で、融通がきくmineoがいいと思います。ただし、音声通話については、IP電話のLaLa Callで電話をかけるということになると思いますので、3G回線で従来と同じ品質で電話がしたいということであれば、10円/30秒の通話サービスが利用できるIIJmioとBIGLOBEを検討されるといいと思いますね。