2015年12月22日火曜日

格安SIM mineoユーザーが急増加した結果どうなるのか?

 格安SIMのユーザーが増加中で、それ以上にトラフィック(使用率みたいなもの)が増加して、一人当たりのデータ使用量も増え、11月に続いて12月下旬にもネットワーク増強を実施する予定です。

 いまのところmineoユーザーから速度が以前よりも遅いなどの報告がありますが、ユーザーとして着目するところは、トラフィックについて報告していることとネットワーク増強をしていること、マイネ王サイトで、ユーザーから直のコメントを受け取っていることです。
 格安SIMというのは、携帯電話キャリアから回線を単位ごとに借り受けている通信サービスですから、回線利用者に対して余裕のある規模で回線を借り受けてないと、すぐに通信速度などに影響するわけです。しかし、それはある程度までの規模までの話ではなかということに気がつくユーザーさんもいることでしょう。
 つまり今のところトラフィックによる(利用が多いと)影響を受けやすい規模の回線なのではないかと思われます。2017年までに、800万回線近くまでいくのではないかと言われているものですから、この時点でシェア1位ぐらいないと逆に先がないとも言えます。
 筆者が考えるに、mineoではドコモプランもauプランもユーザーが増加傾向にあって、急速にシェアを伸ばすようでしたら先は明るいと言えます。つまり、ユーザーが増加してネットワーク増強を繰り返していくことで、mineoユーザーが利用できる回線規模が結果的に大きくなるわけですから、将来のある展開になってきたと言えるのかもしれません。ユーザーが少なくて、速度がでるという小規模な格安SIMは、利用内容や利用者数が決まっている法人向けだと思います。ユーザーや利用内容をコントロールして、通信品質を維持していくという計画性の上に成り立っていると考えることができます。そもそも、個人ユーザーが自由に使えるものでもありませんからね。


mineoエントリーパッケージau/ドコモ対応SIM(マイクロ、ナノ、標準、VoLTE)データ通信/音声通話 月額700円(税抜)~ 最低利用期間なし

 Amzonのエントリーパッケージが972円(Amazon価格は変動します)なので、初期費用(3,000円)が1/3分で済みます。月額料金もデータ通信のみですと、月額700円(500MB)からはじめられます。音声通話機能付でも、1,310円(auプランのデュアルタイプ)と1,400円(ドコモプランのデュアルタイプ)からはじめられます。このような料金体系に柔軟性があるのは、シェア上位の格安SIMでは、mineoだけです。BIGLOBEが1,600円より安くなっているぐらいですかね。


 確認したところ音声通話対応SIMが、1,400円(1GB/月)からでした。BIGLOBEがシェアを伸ばしたのは、イオンスマホでの店舗販売によるものと言われていますが、ここ最近ではセット端末のスマホやタブレットの人気に依存するところもありますから、単独で大きくなるのは少し難しいのではないかと思います。BIGLOBEのIPSサービスとあわせての割引などがありますね。詳しくは、BIGLOBEサイトで、ご確認ください。