2015年12月26日土曜日

8月にZenFone2 Laserを導入して、今(12月に)考える新発売のSIMフリースマホについて

 今年の夏に、スマホのRAM 2GB仕様のZenFone2 Laserを導入しましたが、筆者とは相性があまり良くなく、ほとんど使っていません。機能的に不満のないところですが、海外製のSIMフリースマホは、iPhoneや国内のキャリアとは販売台数が桁違いですから、ケースなどあまり良いものがなく、ポリカーボネイト製のクリアケースをつけて本体にダメージがないようにしているぐらいです。ここが誤算と言えば、そうだと言えます。
 さて、その後11月に富士通のマルチキャリア対応のタフネススマホ arrows M02が発売され、12月になってMOTOROLA Moto G 3rd Genがやっと予約発売されました。筆者的には、ZenFone2 Laserを見送って、arrows M02にすれば正解だった思えるのですが、実際には好のみの問題でZenFone2 Laserと同じ運命になるかもしれませんし何とも言えないところです。Moto G 3rd Genは、スペックがRAM 2GBでROM 16GBのものが国内投入されて、ひと安心です。おサイフケータイはありませんが、価格的なところでの魅力と、Android 6.0に1月OTAアップデートされるということで、ここは製品寿命に大きく影響するところですから、かなり魅力的なものになっていると言えます。ただし、スペックだけみると対応周波数帯で、800MHzに対応していなかったりと都心部向きのものになっています。山間部とかは弱いかもしれないですね。個人的には、アンテナ性能とかMOTOROLAだし、そう変なものを使うわけでもないだろうし、そこそこ安定していると予測しています。むしろ気にしていることは、サイズや重さ、ディスプレイのバックライトが目に優しいかどうか、タッチパネルのレスポンスがどんな感じか、屋外で液晶がはっきり見えるタイプなのかどうかということです。MOTOROLAはグローバル展開している企業で、すでにMoto G 3rd Genは海外で人気のあるものらしいですから、そういうところの問題は少ないだろうと思っています。

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 ただし、筆者は格安SIM mineoへの一本化を進めていて、音声通話用にauスマホを使う予定でいます。mineoでもドコモプランを利用していますが、データ通信のみの利用を想定していて、最低利用期間が残っているドコモ網の格安SIMに使う為に、SIMフリーを用意するというのは現実的ではない話だと思います。用途もテザリング機能を使うか、音声通話ぐらいですからね。どちらにしても、Moto G 3rd Genは利用している格安SIM IIJmioでの動作確認がアナウンスされてからの導入を検討すると言うことになりそうです。OCNモバイルONEで問題なければ、筆者的には十中八九大丈夫ではないかと思いますけどね。
 SIMフリースマホでは、3万円前後に人気機種がありましたが、3万円前後を軸にして、上はarrows M02、下はMoto G 3rd Genと12月になって製品構成がガラッと変わりました。格安SIMからスマホをはじめるユーザーにとっては、かなり環境が改善されたと思います。ほか競合するのはキャリアスマホの中古(白ロム)になりますが、ネットワーク利用制限のリスクを考慮するとSIMフリーの方が負担が少ないと言えますね。例えば、中古ショップでネットワーク利用制限の保証があったとしても、万が一そういうことがあったら時間はとられるし、スマホが使えなくなる空白期間が発生するだろうということを考えるだけでも負担にはなりますからね。
 しかし、この価格帯に続々とSIMフリースマホが国内投入されるようになり、本当に良かったと思います。数年前は、キャリアスマホを中古市場で調達して、格安SIMに流用する(完全対応はしていないので)というパターンになっていましたから、格安SIMからスマホをはじめられるようにやっとなったと思います。ほかの海外製SIMフリースマホもバリエーションとしてユーザーのニーズを満たしてくれそうですし、今後もさらなる充実を期待したいです。とはいうものの筆者にとって、ZenFone2 Laserの導入は、フライングでしたね。