2016年4月18日月曜日

災害とスマホ

 先の熊本地震のニュースをチェックする日々が続いています。これは、地震災害というのは日本列島のどこでも発生しうる災害であって、こうした災害に備えることが必要なのですが、個人でできることは限られていると言えます。
 電話回線は混雑してつながりにくくなったり、通信規制があって思うように連絡が取れないという事態になると、広範囲での情報を共有するのにインターネットが有効なのかどうかを考えて実際にスマホを使ってみたりしていますが、J-anpiなどの安否情報や災害伝言板ぐらいしかないということで、災害時に有効に機能するものというのが、筆者の見た限り見あたりませんでした。

 こういう時に、NHKのニュースは有効ではあるのですが、民放のニュースをみてもわかる通り、取材力がほとんどない状態で、詳しいことについてはわからないといった具合です。スタジオで、有識者が喧々諤々と実際に実行することもない机上論を展開している図をみるにつけ、絶望的だなっと思いますね。個人であったり、企業であったり、地方自治体、国と、しっかりとした対策が必要であることを実感させられます。
 ところで、今回の地震では、広いエリアで停電となり、スマホや携帯の充電をどうするのかという課題がでてくるところだと思います。交通網が寸断されて、外からの情報が入ってこないという状況から不安が強まるということもあるかと思います。自動車での充電も考えられますが、燃料不足の状況になると思いますので判断がむつかしいところです。