2016年4月27日水曜日

格安SIM用のXperiaを考える

Xperia J1 Compact D5788

 SIMフリーのXperiaといえば、Xperia J1 Compact D5788ですが、いまの中古市場だと、ほぼ5万円ぐらいです。J1 Compactは、ワンセグがないので、それ以外の機能でもOKというユーザーでもない限り、OSバージョンも4.4.4(アップデートできるか未確認)ですし、後継機を待った方がいいような気もします。バッテリー容量も、2,300mAhです。
 mineo auプランユーザーの筆者としては、au版Xperiaを考えていたのですが、中古市場でのZ3人気は在庫の品薄もあって、かなり高額になっています。そこで、Z4 SOV31を考えています。難点は、au VoLTE対応機種なので、mineo auプラン(au VoLTE対応)のSIMを使うのにはSIMロック解除が必要になります。auと契約後180日を経過した端末で、この解除が可能となります。これをクリアしないと、格安SIMが使えないという何とも不便な仕様になっています。それとZ4は発熱問題を抱えていて、熱くなるとカメラが使えなくなるという症状があるというネット情報がいくつもあります。中古価格は、未使用品で3万円半ば(2016.4現在)です。
 Xperiaは、ソニーコミュニケーションズという海外でも展開している会社なので海外版というものが存在していることで、スマホに詳しいユーザーには遊べるところがあって重宝がられている端末です。しかし、ソニーの子会社でもあって、Walkmanアプリは使えるけど、本社のものとは技術協力は受けているものの中身は別物です。そもそも、スペース的にWalkmanそのもの性能を入れられないという制限があります。いろいろ総合的にみてみると、他社とのアドバンテージというものが実感できるのかどうかという点では、筆者は実機を使ったことがないのでピンときていません。そういうことも含めて考えると、mineoもマルチキャリア対応だしdocomo網の格安SIMをSIMフリーの格安スマホで運用した方がコストをおさえることができるという現状があります。5.5インチのZenFone Goであれば本体価格2万円ちょっとで、バッテリー容量は3,010mAhです。
 au網の格安SIM、つまりau回線にこだわるのは、データ通信速度が速いからということで、docomo網の格安SIMを使っているとモヤモヤした気分になるからです。SIMフリー端末として考えると、海外の現地SIMにより対応しているのは、docomo系の端末になるのかな。auの通話用3G回線の仕様は海外でも特殊だということです。(これについては詳しく調べることがあったらアップします)こうした話を持ちだすのは、au網格安SIMが快適だと言っても使いたい端末がなければ、docomo網でもいいかなと考えるようになったからです。
 メインのスマホとなると、ある程度の条件をクリアしないと使う気になれないというところがでてきます。マニアぐらいのこだわりがあれば、個性的な端末でも苦にならないですが、筆者のような一般ユーザーですと、SIMフリーの海外製端末は、正直かなりキツイなっと思ってしまう場面がありますね。そういう点では、Xperiaというのは注目に値する端末だと思えます。