mineo(MVNO)のマイそくは3つ(4つ)の速度制限があるコースを選べるもので、ライト 最大300kbps、スタンダード 最大1.5Mbps、プレミアム 最大5Mbps、(スーパーライト 最大32kbps)とあり音声通話+SMS付きのものになります。また、平日のお昼の12時から13時まで最大32kbps(プレミアムのみ最大200kbps)に速度制限がかかるので実質ネットは使えないというユニークな仕様になっています。このマイそくでは、ドコモ回線のDタイプ、au回線のAタイプ、SB回線のSタイプあり、今回はこれらのスタンダード(最大1.5Mbps)で比較というか日頃の使用感や体感速度?をもとにしたものをまとめたいと思います。
個人の利用環境にもよりますが、自宅Wi-Fiなどは使えない環境を前提として話を進めます。
結論からいうとデータ通信に関しては、Sタイプ>Aタイプ>Dタイプの順に筆者の利用環境では速いと思います。特にSタイプとDタイプの体感速度の差はかなりあって、Dタイプは今のスタンダードからライト(300kbps) に戻し待受け用として運用する予定でいます。Dタイプ スダンダードは波はありますがネットの表示はやや遅くなり動画再生も480pならできるかできないかぐらいといったデータ通信速度です。Dタイプのマイそくでは速度制限解除での利用もしましたがAタイプと比べてもかなり遅く感じました。同じDタイプのデータ通信のみ(旧コース?)で、使い放題 Plus(最大1.5Mbps、4Gのみ)をあわせたもと比べても別回線になるのか遅さを体感できます。マイそくのドコモ回線は常にビジーなんでしょうかね。スダンダードでも動画再生にはデータ通信速度が足りない場合が多いかと思います。
また、Aタイプのマイそくについては速度制限解除をしてのau回線のpovo2.0の速度制限無しと比較したところ、やはりというかpovo2.0の快適さに及ばないところはありますね。大容量のデータ通信をする場合においてなのでアプリのDLなどでかなり差を体感でもわかるといった感じです。auアンテナ基地局が近くにあるので比較的精度のありそうな結果としてとらえています。
そもそもDタイプのマイそくは待ち受け運用想定だったので、データ通信速度もほしいとなると最大5Mbpsのプレミアム コースになるかもしれません。ここは用途しだいですけど。しかし、速度制限解除でも、他のAタイプやSタイプよりも明らかに遅いと思えますので実際プレミアムでは、どのくらいなのか気になります。他よりも速いSタイプのマイそく スタンダードでもデータ通信速度が速いわけではなく速度制限解除時と比べると、かなり遅いものになりますので、短時間のちょい使い向きだとは思います。最大1.5Mbpsのデータ通信速度そのものは決して速くはありません。
筆者の用途では、Sタイプ(SB回線)のマイそく スタンダードのデータ通信速度で充分だと思えるので、お昼だけ他のMVNOを利用したりpovo2.0を併用してやりくりしていけそうです。